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BRUCE HIBBARD_NEVER TURNIN' BACK ◇ 2006年 01月 14日
BRUCE HIBBARD_NEVER TURNIN\' BACK_e0081370_15155128.jpg 

CCM(Contemporary Christian Music)の名盤として、AORファンの間でも名盤と評判の高いブルース・ヒバードの1980年にリリースされたアルバムです。確かな記憶ではないので間違っているかもしれませんが、当時国内盤のLPは発売されてなかったと思います。AOR好きの友人が輸入盤を持っていて、テープに録音してもらったのを聴いていた記憶があります。
2000年にCool SoundからCD化されました。ブルース・ヒバードに関する知識は、全くありませんが良い音楽を聴くのに経歴は必要無い訳で・・・(笑)
アルバムを通して気持ち良く聴けるサウンドで溢れた1枚です。これと言った目立つ曲が無いのも事実ですが、よくまとまっていてドライビング・ミュージックとしては最高の1枚ではないかと思います。

01. Never Turnin' Back
02. Calling
03. You'll Never Let Me Go
04. It's A Shame
05. You're So Good To Me
06. Forgiven
07. Straight And Narrow
08. All Of Me
09. Love Will Always Make A Way
10. We Are All His Children

メロウなサックスのイントロで始まる01は、AOR好きな私にはたまらない曲です。曲調にアレンジがよくマッチしています。個人的に名曲だと思う1曲。サビのメロディーとコーラスが印象的な02。
夕陽に似合いそうなミディアム・バラード曲の03は、ヒバードの声にピッタリはまった曲です。シンセを効果的に使った04は、夜のドライブに似合いそうな曲。どの曲もコーラスが良いですね。
ジェイ・グレイドンっぽいアレンジの05は、明るくポップなナンバーです。ギターのカッティング、ソロが小気味良い1曲。ウエスト・コーストの香り漂うミディアム・ナンバー06は、キャッチーなサビが素晴らしい曲です。
一転してロック調の07。美しいメロディーを持ったバラード曲の08。アーバン・メロウと言った感じの09は、ギターとベースが印象的なカッコ良いナンバーです。実は、ベースとギターをハドリー・ホッケンスミスという人が一人でこなしてます。しかも、プロデューサーでもあるという才人です(笑)
いかにもCCMのアーティストらしいタイトルの10で幕を閉じます。

俗に言う「捨て曲無し」というフレーズ、よく私も使います(笑) このアルバムは、まさにそのフレーズの見本のようなアルバムです。どの曲もレベルが高く、アルバム全体のまとまりもすばらしいです。
AOR好きな方は、聴いておいて絶対に損の無いアルバムです。お薦めです!
by kaz-shin | 2006-01-14 16:03 | 洋楽系 | Comments(10) | |
Commented by daisuke_Tokyocity at 2006-01-14 23:42
こんばんは。僕もこのアルバム大好きです、金澤さんのディスクガイド読んで知ったCDです、駄曲捨て曲一切なしの奇跡のAORアルバムですね。
横になって聴いていると気持ちよくなって寝てしまいますね、後半の曲は憶えていない状態が多いですね。AORファンは必修課目ですな!
Commented by kaz-shin at 2006-01-14 23:57
daisukeさん、いつもコメントありがとうございます。
あまりの心地良さに眠ってしまうアルバムってありますよね。
このアルバムもかなりの気持ち良さですから・・・
私の場合、一連の『Image』シリーズがまさに眠ってしまうアルバムです。
3曲目以降の印象が全く残っていません(笑)
Commented by 240_8 at 2007-01-02 00:20
こんばんは!
一発目、プリズムで来ましたか(笑)!
私はブルース・ヒバードです(渋いかな??)。
いや、まさかKaz-shinさんがアップされていたとは、びっくりしました。
玄人受けするようなAORアルバムなので。
でもたしかに「捨て曲なし」ですね。いいアルバムです。
Commented by kaz-shin at 2007-01-02 00:31
240_8さん、こんばんは。コメントとTBありがとうございます。
一発目がFUSIONというのは、正直自分でも予想してませんでした(笑)
今朝、ふと思い付いたもので・・・。
ブルース・ヒバードのこのアルバムは大好きなんですよ。
本当に全曲良い曲が揃っていて、AORを代表する1枚だと思います。
Commented by Musicman at 2007-07-20 22:26 x
先ほどはコメント&TBありがとうございました!
こちらからも早速TBさせて頂きました。
皆さんがおっしゃる通り捨て曲なしの金太郎飴アルバムですね。
まるでAORの基本マナーを紹介しているかのような。
たぶんこのアルバムも一生手放せないでしょうね!!
Commented by kaz-shin at 2007-07-20 23:49
Musicmanさん、こんばんは。コメントありがとうございました。
このアルバムに出会うまでは、CCMにはそれほど感心が無くてお堅い
音楽というイメージがありました。
ところがこのアルバムを聴いて、それが間違いだったと知りました(笑)
まさにAORの王道といった感じの作品ですね。私も手放せない1枚です。
Commented by ohiro at 2007-10-20 00:08 x
こんばんは!やっとこの名盤をマイブログでも取り上げました!TBがうまく行けばいいんですが・・・確かに心地いいアルバムですよね!寝ながら聴くのにサイコ-かも(笑)
Commented by kaz-shin at 2007-10-20 20:54
ohiroさん、こんばんは。コメントとTBありがとうございます。
実はohiroさんの記事をアップされてすぐに読んでいたんですが、コメントやTBもせず、
そのままになってしまいました。コメントしようと思いながらも自分の事ばかりに気を取られてしまってました。
本当にすみません。
正直購入した時は、これほど良いアルバムだとは想像してませんでした。

>寝ながら聴くのにサイコ-かも(笑)
そうですね。今夜あたり寝るときに聴いてみます。
Commented by 哲学者になりたい猫 at 2009-02-14 19:26 x
本当に抜群の完成度でAOR好きにはたまらない作品ですよね。あまりの完成度の高さゆえにこのCDって試験盤に使えるなぁって思ってます。つまりこのCD聴いて良いと思えたならAORの嗜好があり、なんかみんな同じ曲ばかりで退屈となったら少なくともAORのメロウ系は向いてないって事がわかるんじゃないかって。しかしCCMでこの完成度ってさすがキリスト教の国っていうか凄いですねぇ。久米(久保田)早紀さんとか著名な歌手が現在クリスチャン歌手やってらっしゃいますけどなかなかメジャーシーンの音楽に匹敵するサウンド構築なんて難しいですもんねぇ。ところでブルース・ヒバードと言えばもう一つの盤を想起せずにはいられません。 マイケル・ジェイムス・マーフィー『Surrender』でヒバードが半分の5曲を提供していて、現在の音楽シーンでは聴く事ができない爽やかな作風の佳作となっていると個人的には思っているのですがKazさんはお聴きになった事ありますか?もしあるんだったらレビュー読みたいなぁ~(笑)
Commented by kaz-shin at 2009-02-15 17:29
哲学者になりたい猫さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
それにしても哲学者になりたい猫さんも、本当に幅広く色々聴かれてますよね。感心します。
これだけ色々聴かれているし、しっかりした音楽観も持ってらっしゃるのですから、
ブログでも始められたら如何ですか?きっと面白いブログになると思うのですが・・・(笑)

さて、マイケル・ジェイムス・マーフィー『Surrender』は知りませんでした。ご存知のように洋楽はどちらかと言えば疎い方ですからね。
ヒバートが曲を提供しているというのは興味深いですね。ちょっと探してみます。
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