最近ではアイドル関連のアルバムの紹介も多くなってきており、そろそろ"IDOL"というカテゴリでも作ろうかと考えております。今回紹介するのもそんなアイドル関連のアルバムです。南野 陽子が1987年にリリースした3枚目となるオリジナル・アルバム『BLOOM』を取り上げます。
正直言うと南野 陽子の曲は、今年に入るまで全くと言って良いほど聴いたことがありませんでした。彼女がレコード・デビューした1985年頃というのは私は26歳。明けても暮れてもCITY POP関連の音楽ばかり聴いていた頃で、アイドル系の音楽には興味を失っていた時期でもありました。
おそらく"MUSIC AVENUE"というブログを持っていなければ、一生縁の無かったかも知れません(笑)
いつも当ブログにコメントを頂戴して、南野 陽子のアルバムを紹介してくれた"まるいチーズ"さん、"hisa"さん、"kotaro"さん、"哲学者になりたい猫"さんにこの場を借りてお礼申し上げます。
話は変わりますが、菊池 桃子・松本 伊代・南野 陽子の3人に関して、皆さんはどんな印象を持たれていますか?おそらく彼女達のアルバムをきちんと聴いたことがない多くの人は、「歌の下手な人」という印象を持っていることでしょう。以前の私もそうでした(笑)
そんな人達は、ぜひ彼女達のアルバムを1度騙されたと思ってきちんと真剣に聴いてみて下さい。きっとイメージが変わると思いますよ。
確かに彼女達は、技巧的な面で言えばお世辞にも歌は上手くはありません。その点は彼女達自身やレコーディング・スタッフも承知していることなんですね。しかし、彼女達は個性的で魅力に溢れた声質を持っており、その声質を活かしながら、どうすれば聴いてくれる人達に良い作品を届けられるかをきちんと考えた上で、アルバム制作されているんです。
歌は上手い方が良いに決まってますが、ただ人の心に響く歌というものは、決して歌の上手い下手だけが重要なファクターでは無いことを彼女達の歌が教えてくれた気がします。歌にとって最も大切なモノ・・・、それはきちんと詞を理解して、自分の曲だという愛着を持って聴く者に伝えようとする気持ち(想い)なのかも知れません。今回紹介する『BLOOM』も、まさにそんな1枚でした。
作詞に関わった小倉 めぐみ、戸沢 鴨美、田口 俊の3人の作家陣が当時の南野 陽子と等身大の主人公を描き、木戸 泰弘、岸 正之、萩田 光雄、亀井 登志夫、柴矢 俊彦、広谷 順子等の作曲陣がポップでキャッチーなメロディーを書き、萩田 光雄のアレンジによって春から夏にかけての季節に似合うそうな煌びやかなサウンドで装飾したという感じのアルバムです。
『南野 陽子 / BLOOM』
01. リバイバル・シネマに気をつけて
02. 話しかけたかった
03. 日曜日のクラスメート
04. 兄貴が彼女を連れて来た
05. シンデレラ城への長い道のり
06. 花束を壊して
07. すみれになったメモリー
08. 私だけ見てて
09. 星降る夜のシンフォニー
10. オルゴール・セレナーデ
淡い初恋を歌った01。キャッチーで軽めなメロディーが、パステル・カラーのような初恋のイメージにぴったりです。リバイバル・シネマとは「E.T.」(1982年公開)のようですね。
切ない片想いを歌った02。岸 正之らしいソフトなメロディーが印象的です。いつも見ているだけの片想いなんですが、偶然どこかで会えるかも知れないという期待感を、萩田 光雄のアレンジが上手く表現しています。7枚目のシングル曲だったようです。
卒業してから二年ぶりにクラスメートに会った日のことを歌った03。年頃の女の子は2年で変わりますからね。皆少し大人になっていたんでしょう。サウンドもJAZZっぽいテイストを加えています。作曲・編曲は萩田 光雄。
軽快なPOPナンバー04。メロディー・メーカーの亀井 登志夫らしい曲です。兄貴の連れてきた彼女への応援歌とでも言いましょうか、ほんわかとした気分にさせてくれる曲ですね。
シンデレラ城とはもちろんTDLの事を歌った05。駅から1時間以上もかけて歩くという内容なんですが、これが時代を感じますね。当時は浦安駅からバスでした。今は舞浜駅から直結ですもんね。そんなことを懐かしんでしまいました。
都会的で夜のイメージの強いナンバー06。柴矢 俊彦の作曲です。メロディーやサウンドは私好みなんですが、歌詞が哀しいですね。なんと表現したらいいんでしょうねぇ、「優しさは罪」ということなんでしょうか・・・(笑)
過去の恋人の思い出が良い形で残っているという内容の07。春らしさを感じるアレンジと美しいメロディーのバラード曲です。上手くは無いのですが、丁寧に歌っている南野 陽子のヴォーカルは実に魅力的です。
萩田 光雄のアレンジが秀逸な08。こういうアレンジが好きなんですよね。広谷 順子の書いた曲は結構難しいメロディーなんですが、頑張って歌っています。ジェラシーを歌ったものですが、もう少し切実な想いが歌で表現できたならもっと良くなっただろうと思います。
スケールの大きな美しいバラード曲09。岸 正之の書いたメロディーも良いのですが、萩田 光雄のアレンジ、特にストリングスの美しさが圧巻ですね。
私の大好きなナンバーのひとつ10。亀井 登志夫の書いたメロディーが耳に優しく溶け込んでいきます。そして萩田 光雄の見事なまでのアレンジ。ヨーロピアンな香りが漂っていて、何ともリラックスした気持ちにさせてくれる1曲です。
南野 陽子のアルバムを初めて聴いてから、まだ2か月程なんで偉そうな事は書けませんが、正直な感想を言うと「非常にバランスの良いアルバム」という印象です。バランスの良さというのはどういうことかと言いますと、声量が乏しく、音域も狭い彼女をどうすれば活かせるかというのを作家陣、アレンジャー、エンジニアそしてスタッフの間でしっかり練られて制作されているということなんですね。本来であれば当たり前のことかも知れませんが、そう感じさせてくれるアルバムはそう多くはありません。しかし、70年代や80年代の音楽(ジャンルを問わず)には、こんなアルバムが沢山ありました。だから私は今でもこの頃の音楽が好きなんだと思います。
現在活躍している女性アーティストは皆歌が上手くて本当に驚かされます。でも歌の上手さだけで、何も伝わってこないアーティストも多いという残念な思いもあります。
いつの日か「売れる音楽を作ろう」ではなくて「良い音楽を作ろう」という風潮に戻ってくることを願わずにいられません。きっと現場の制作スタッフ達は皆分かっているとは思うんですけどね(笑)
それでも、この時代のアイドルは美穂さんと明菜さん以外は興味ないというか、好きになれません。
理由は、歌が上手くないというか、歌に色気が感じられないからです。この時代のアイドルの青くささがかえって嫌ですね。
でも、サウンドメイキングに関しては、純粋に評価し、学ぶ点は多いと思います。例えば、生のブラスやストリングスの使い方とか。今の若いクリエイターさんは、打ち込みは得意でも、生の音を上手く裁ける方は意外と少ない気がしますね。
かなりの打ち込みですし、ボーカルも加工されていますので、おそらく師匠たちの皆さん方は苦手かと思いますが。
確かに萩田さんのアレンジが秀逸ですね。私にとって萩田さんと言うとどうしても
山口百恵さんのイメージが強かったんですが、こうやって南野さんのアルバムを
聴いてみると、的確に歌い手の個性を光らせる術に長けた素晴らしい才能に
改めて驚かされました。
今回『BLOOM』を紹介したんですが、実は同時に『VIRGINAL』も購入して密かに
聴いておりました(笑)
季節も考えて今回は『BLOOM』を選んだ次第です。
アイドルとは言え、音楽に真剣に取り組んでいた人が多いことに最近になって
気付きました。やはり音楽は自分の耳で聴かないと駄目ですね。
よくレコードやCDは良いけど生で歌うと駄目という話も聞きましたが、ある意味それは
当然だと思ってまして、自分が聴きたい時(季節・時間帯を含めて)に聴けるのは
レコーディングされたものなんですよね。ですからレコーディングされた音が
ベストであるならば、それで良いと思っているんです。
だからこそ今、このアルバムを聴いて面白いと思えるのでしょうね。
なかなか興味深い意見ですね。
>それでも、この時代のアイドルは美穂さんと明菜さん以外は興味ないというか、好きになれません。
>理由は、歌が上手くないというか、歌に色気が感じられないからです。この時代のアイドルの青くささがかえって嫌ですね。
これはもう嗜好の問題ですからね。それぞれ好き嫌いがあって当然ですね。
ただ、私の場合70年代の強烈な個性を持った様々なアイドル達をリアル・タイムで
観て聴いてきてます。そんなこともあって逆に青臭さが新鮮に映ったというのもあるとは思います。
逆に明菜さんは、明らかに山口百恵さんの路線を踏襲しようという、悪く言えば
あざとい感じもしましたよ。
もちろん、美穂さんも明菜さんもCD持ってますし、大好きですけどね。
>今話題のアイドルPerfumeに関して、どういった評価をされていらっしゃるのでしょうか?
50歳に近いおやじにPerfumeの事を聴きますか?(笑)
正直感想や思いを書けるほど彼女達のことは知りません。
何曲か聴いたことはあります。
その程度の知識の中での浅い意見として受け取って下さい。
歌詞もメロディーも悪いとは思いません。どちらかと言えばキャッチーで聴きやすいですね。
ただ、サウンドは今の時代だから楽しめるものですね。
おそらく5年後、10年後に聴き返したくなるサウンドだとは思えないですね。
これ、あくまでも私個人の意見ですよ!
ツレが車の中でかけてたくらいから、偶然です。
Kaz-shinさんと同レベルかどうか、偉いことは言えませんが
「これって、よく出来てる」もうちょっと聴きたい。そんな
欲求が始まりでした。
菊地桃子のOcean Sideもそう、児島未散のベストフレンドはまた
別の友人から。僕が白石まるみの「風のスクリーン」を買うと口コミで広がったり。
アイドルって何だったんだろうと思い返しますが、この頃が
ある意味、昇華された時期だったのだと思います。
いや色気もパフュ−ムも素人くさいです。
ただこの時代の男たちも洗練されてなくて、みんなKYで、
だからバランスが取れてたのだと思います。
僕は車の趣味も長いのですが、この時代の国産車なんてチープで
ちゃちで、外国の車のできに到達できてません。
でも、夢はいっぱい積んでいた。楽しかったから。ほかの事は
知らなかったから。幸福ってそんなものかもしれません。
家の娘に何を見せても「ダサ」のひとこと(笑)
それで苦笑するも、いまこうして楽しめていたら十分かなと思いました。
斉藤由貴さんと南野さんて、共通点が多いですよね。スケバン刑事で女優デビューし、その後歌手としてデビューしてますしね。
考えてみると斉藤由貴さんのアルバムも聴いたことが無いですね。
好きな曲はあるんですが・・・。今度聴いてみようと思います。
確かにアイドルっていうのは時代が生んだ代物だったんでしょうね。
今のように情報が乏しく、テレビが娯楽の代表のような時代の青少年・少女の夢とか憧れの象徴が
アイドルだったのかも知れませんね。
それでも音楽的には70年代から劇的にレベルが高くなって、聴く者の耳も肥えてきました。
アイドルであるとかないとか関係無しに、良い作品を作ろうという空気が音楽業界全てに流れ込んでいた気がします。
音楽って時代に密接に関係していますね。そして良い作品は時代をも超越出来る・・・、そんな気がします。
伊勢音頭さんは30代なんですね。これからまだ沢山音楽に接することができるので羨ましいです。
沢山音楽を聴いているのは、音楽鑑賞が趣味としてからの年数が単に長いだけのことです。
中学時代に本格的に音楽を聴くようになって35年位経過しているんですから、もしかしたら
伊勢音頭さんの年齢と同じ位の年数、音楽を聴いてきた訳です。
ただそれだけのことなんです。ただ同年代の人に比べたらかなり多く聴いているとは思いますが・・・(笑)
古い音楽ばかりですが、これからも頑張って続けていきますので、お付き合いのほどよろしくお願いします。
私のブログが少しでもお役に立てたのなら、こんなに嬉しいことはありません。
人にはそれぞれ趣味・趣向があるので、私の紹介しているアルバムやアーティストが皆気にいってもらえるとは
思っていませんが、そんな中で1枚でも2枚でも興味を持ってもらって、実際に聴いて気に入ってもらえれば
それだけ十分嬉しいんですよ。
体調如何ですか?季節の変わり目、ご自愛ください。
いや、遂に出ましたね(笑)、これは彼女のアルバムのベストでは?
kaz-shin さんの各曲のレヴューはさすがです、よくこのアルバムの魅力を伝えておられると思います。この時代、私たちおじさん世代の聴いていたものはアイドル、CITY POPなどを問わず季節感や情景感に溢れたものが多かったです。このアルバムなら爽やかな5月の風、陽射し感、土曜の午後、誰にでもあるちょっとした期待感・出来事、、歌詞の良さが一役かっています。この頃の萩田さんや松任谷さんのアレンジの素晴らしさは言うまでもありません。あと、おじさん組はメジャ-セブンスコ-ドに弱いことですか(笑)
私はナンノ>伊代さん>桃子さんの順で好きです(笑)
レスが遅くなってしまいました。すみません。
南野さんのアルバムは予想以上に楽しめました。本当に紹介して下さって、ありがとうございました。
今のところは2枚だけしか聴いていませんが、他のアルバムも聴いてみたいなと思い始めています。
やはり季節感というか情景を連想させるサウンドというのは、打ち込みではなかなか出せないですよね。
アレンジャーのセンスはもちろんですが、当時の(もちろん今でも)素晴らしいミュージシャン達の
素晴らしい演奏がアルバムを一層盛りたてていると思います。
きょうは岩崎良美のWardrobeを聴きながら書いています。
私も80年代女性歌謡曲でこんなに話が続くとは思いませんでした。
何度集めたLPやシングルを処分しようとしたことでしょう。
「何の価値もないもの」、時代の風評は残酷で、家族なんてものを持つと理解もなく、よけい邪魔になってくるものです。
僕にとってはここの存在は驚きですし、当時聴き込んでなかった管理人さんが新たな再評価してくれるので、とても楽しく思います。
もうすぐ連休ですので、このアルバムや「風のスクリーン」などは旬だと思います。
80年代も後半押してくるとおニャン子色で退屈になりますが、もし印影のある歌謡曲を聴いてみたいのならば、小川範子の意外な表現力と高岡早紀の早熟な色気をお勧めします。
つまらぬことばかり書いてすみません。
レスが遅くなってしまいました。すみません。
>ところで体調のほうは大分よくなりましたか。
ご心配頂いてありがとうございます。腰痛の方はだいぶ良くなりました。
しかし、年齢のせいでしょうか、他の部位にもガタがきておりまして、医者通いを余儀なくされております(笑)
「モノの価値」というのは人それぞれですよね。どんなに高価な骨董品でも興味の無い人にはただのガラクタですしね。
音楽にしたって古いとか歌謡曲だからと他人にすれば何の価値の無いものでも、大切な想い出の曲としていつまでも
大切にしている人もいる訳で・・・。
私は所有している大量のレコードやCDにそれぞれ想い出があって、大切な宝物になっているので
家族に何を言われようが絶対に処分はしません(笑)
ただ、私が死んだらオークションにでも出品しろと嫁さんには言ってあります。
お薦め頂いた小川範子さんも高岡早紀さんも聴いたことがありません。ぜひ聴いてみたいと思います。
いつも色々教えて頂いて感謝しております。
南野陽子の「bloom」の解説すばらしいです。
私は1990年にこのアルバムを購入しまして当時よく聞いていましが、さすがに最近は1年中というわけではなく、そろそろ春の曲でも聞こうかということで少し先取りして5月のさわやかな曲ということで「bloom」を聞くときに、「リバイバル・シネマに気をつけて」と「日曜日のクラスメート」を聞いて今回やけに楽曲の良さにひかれておりました。実は「bloom」はいつもこの「リバイバル・シネマに気をつけて」~「日曜日のクラスメート」の繰り返しでそれ以降はあまり聞いていないのです。それにしてもいきなり南野陽子の曲にたどりつかれたというのはすごいですね。個人的には南野陽子の曲はアレンジ含めて非常に良い曲が多いと思います。しかもシングル曲はどちらかというと哀愁に満ちたメロデイーが多いですね。とにかくこれからの季節は「bloom」がぴったりなのかもしれません。
こんなに拙い文章の記事に対して、お褒めの言葉を頂戴して恐縮です。
アイドル系の歌手に対しては、どうしてもTV番組で歌っている姿やシングル曲の印象が強くて
なかなかアルバムを聴いてみようという気が当時は起きませんでした。
しかし、ブログを始めてから沢山の音楽好きの方々から情報を頂き、遡って聴くようになりました。
もっと早くに聴いておけば良かったと後悔しました。
でも今だから中古店等で安く入手出来るのはありがたいのですが・・・(笑)
『bloom』は確かにこれからの季節にぴったりですよね。
近々、車用にMP3にしてSDカードに入れようかなと思ってました。
してます(笑)
今の時代、youtubeで確認できるし知識や趣味も共有できるのが
素晴らしいです。
URLは一端ですが、これからの季節、「春景色」も名曲ですよ。
これからの季節は確かに「bloom」がいいですが、kotaroさんの言われる通り「春景色」もいいですよ!(この曲も全くの後追いで先週初めて聞きました)さて南野さんをまた聞くきっかけがアルバムのNANNO SINGLESの中の「秋のIndication」であってさびの部分が「きっと・・・、きっと・・・」と歌っているところがたまたまyoutubeで見たら「ルルル・・・、ルルル・・・」となっていることが今頃分かり、さらに「ガーランド」というアルバムにはカナリアという題名も歌詞も全く違う曲であったものがメロディだけ「秋のIndication」と同じということも今更発見し、興味を持ったということでした。あと最近のお気に入りはyoutubeで見た「はいからさんが通る」です。とにかく「はいからさん」の南野さんは可愛いのひとことです。
以前から「春景色」が良いよとお薦め頂いてますが、まだ聴いておりません。
この春はぜひとも聴きたいと思います。
週末はBOOK OFF廻りでもしようかと思っています。
ネタの収集も兼ねてですが・・・(笑)
kotaroさんのレスにも書きましたが、「春景色」はまだ聴いたことがありません。
これから春先に向けてぜひとも聴いてみたいなと思いますので、ちょっと探してみますね。
また機会を見て南野さんのアルバムは取り上げてみたいと思っています。
その時にはまたコメントをよろしくお願いします。
リアル・タイムで聴いていたアルバムを何十年後かに聴くと、また違った発見や味わいがあって楽しいですから、ぜひまた聴いてみて下さい。
BOOK OFFならかなり安く入手出来ると思いますよ。
歯医者で待ってる時にナンノを聴いて、
リアルタイムでCDも買ってたりしたのが懐かしいです。
色々な人が曲書いてますが、やはり彼女の歌の世界のイメージを作り上げたのは萩田光雄の力が大きいと思います。
初期よりもポップになってきた、
’88年のアルバム「GLOBAL」、’89年の「GAUCHE」
ニューミュージック色の強い自作曲のラスト作・’91年「夏のおバカさん」
が好きなアルバムです。
上品さを保ちながらのポップでメルヘンな世界、トップアイドルだけのことはあります。
亜蘭知子・織田哲郎・明石昌夫のビーイング陣によるシングル曲「KISSしてロンリネス」と、
そのC/W曲「DEAD END」はデジタルダンスビートで彼女の中では極めて異色作です。
亜蘭知子のアルバム「色彩感覚」と「More Relax」もフュージョン系の名盤なのでオススメです。(CDの入手はオークション以外では難しいですが、配信されてるので試聴もできます。)
亜蘭知子はアルバムがその都度路線が全然違うので面白いです。
レスが遅くなりました。ごめんなさい。
亜蘭知子さんは何回か聴いた記憶がありますが、印象に残っていません。なのでアルバムも持っていません。
機会があれば、お薦め頂いたアルバムを聴いてみたいと思います。
南野さんのアルバムは確かに丁寧に作られていて、良い曲も多いですね。
ただ、私としてはヴォーカルがどうしても弱いのが気になってしまいところがあります。
勝手にいろいろ思いつくまま喋ってしまって申し訳ございませんでした。
私は元々アイドルを好きで聴いてた人ではないのです。
渡辺真知子⇒山崎ハコ⇒船山基紀などアレンジャー⇒
ニューミュージック⇒岡田有希子⇒ムーンライダーズ⇒
ニューウェーブ、プログレ⇒アイドル⇒テクノ⇒ジャズフュージョン⇒
アニメソング
というふうに今まで聴いてきてます。(他のジャンルも聴きますが)
その都度気になる曲も聴いたりしています。
以前よりオークションもブックオフも出が悪くなってきて、
あんなにあったXXXXのCDは何処に行ったんだろうと考えてしまいます。
売れなくてもいい曲はあるので、流行に左右されずそうゆうのは聴いてあげなくちゃとか思うんですよね。
何て言うか、kaz-shinさんって本当に音楽好きなんだなって思いますし、
そういうのを見てると嬉しくなっちゃうんですよね。
ついつい喋りすぎてしまって・・・。
こんなに音楽が好きでいらっしゃるんだなって。
以前より思ってた話を今度告白!しようと思います。
それでは失礼いたします。
お久しぶりでした。
忙しい中、わざわざありがとうございます。
DNAさんも色々と音楽の嗜好が変遷してきたんですね。
そこが音楽の面白いところ。
いわゆるジャンルなんて便宜上のモノであって、大きく括ってしまえば音楽なんですよね。
その時代、その時代に自分が良いと思える音楽に出会って、その音楽を楽しむということ。
私はただそれだけのことを続けてきた気がしますし、ここに集って下さる皆さんもきっと同じような気がします。
これからもまた色々と意見や感想をお聞かせ下さい。
楽しみにしています。