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伊豆田 洋之_I WANNA PAIN ◇ 2009年 06月 21日
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1970年代、1980年代の半ば頃まで、レコードを片っ端からレコードを買い漁っていた時期がありました。とにかく色んなアーティストの音楽を聴いてみたいという思いが強かったんだろうと思います。中には今でも聴き続けているアルバムもあれば、買ってから1~2度聴いただけで最近まで所有していることすら忘れているようなレコードもあります。

先日BOOK OFFの安棚物色中に見覚えのあるジャケットを見つけました。どんな内容だったかすら覚えていませんでしたが、ジャケットは覚えていたんで懐かしさもあり購入しました。レコードを買った当時は何故あんまり聴かなかったのか不明ですが、今改めて聴いてみるとなかなか良いアルバムでした。
それが今回紹介する伊豆田 洋之が1986年にリリースした2ndアルバム『I WANNA PAIN』です。

伊豆田 洋之は1984年、ディスコメイト・レコードから1stアルバム『Rose Bud Days』をリリース。レコード会社をEPICソニーに移籍後の1986年にリリースされたのが本作となります。以降1996年に杉 真理、松尾 清憲らと"Piccadilly Circus"を結成したり、歌声がポール・マッカートニーに似ているところからビートルズのナンバーをカヴァーするライブ活動したりと現在でも活躍されているようです。
1stアルバムは未聴なんですが、話によるとPOP路線だったようです。この2ndアルバムはどちらかというとPOP ROCK路線が強くなっています。癖の無い聴き易いメロディーが多く、ソングライターとしても良いモノを持っていると思います。

『伊豆田 洋之 / I WANNA PAIN』
01. 笑顔にダーツ
02. Next Door Girl
03. Wall in Love
04. Trouble
05. Blue Whisper
06. I Wanna Pain
07. Tightなままで
08. 迷路
09. She has・・・

移籍後第一弾となったシングル曲01。大村 雅朗のアレンジによる典型的なPOP ROCK路線のナンバーですね。サウンド、メロディー共に80年代らしい曲と言えるかも知れません。

イントロのギター・リフが印象的なPOPナンバー02。コーラスが伊豆田 洋之の多重録音なんですが、このコーラスが凄く良くて、リード・ヴォーカル時の声よりも好きだったりします。なかなか洒落たメロディー・ラインの曲です。

爽やかなPOPチューン03。特に夏にちなんだ歌詞ではありませんが、西本 明のアレンジが夏っぽくて、コーラス・ワークも含めて、夏のドライブにぴったりな感じに仕上がっています。この曲も01と同様、80年代を感じさせる1曲です。メロディー、アレンジ共にお気に入りの曲です。

ミディアム・バラード・ナンバー04。出来は悪くないのですが、割とありがちなメロディー・ラインで新鮮味に欠けるという印象です。印象に残り難いタイプの曲かも知れませんね。

スロー・バラード・ナンバー05。クリスマス・ソングという訳ではありませんが、メロディー、アレンジ共に"聖夜"というイメージが湧いてくる、そんな1曲です。

アルバム・タイトル曲06。松原 正樹のギターが印象的で、村田 和人のサウンドを彷彿させるウエスト・コースト・ロック風ナンバーです。ここでも実に気持ち良い多重録音コーラスが聴けます。メロディーを上手く活かしている大村 雅朗のアレンジが良いですね。村田 和人が歌ってら似合いそうです(笑)

あまり起伏の無いメロディーが逆に独特の心地良さになっているミディアム・ナンバー07。

シングル・カットされたバラード・ナンバー08。シングル曲としては弱い感じは否めませんが、サビのメロディーは個人的には好きですね。Aメロ部の工夫次第でもっと光るタイプの曲かも知れません。メロディー・センスはなかなかだと思います。

POP ROCKナンバー09。キャッチーなメロディーですが、今の時代にはちょっときついかなという印象です。伊豆田 洋之の書くメロディーは、サビのメロディーはどの曲も良いんですよ。ただ、AメロやBメロがちょっと野暮ったいという感じですね。これは時代も関係しているので仕方の無いことかも知れませんが・・・。

変に凝った曲はありませんし、どの曲も耳に馴染みやすいメロディーを持っていると思います。ただ、"捨て曲無し"という程でもないんですね・・・(笑)
これを機会に他のアルバムも探して聴いてみようと思っていますが、コーラスも素晴らしいですし、ヴォーカルもしっかりしています。私個人としてはPOP ROCK路線よりもCITY POPあるいはウエスト・コースト・ロック路線の方が似合う気がします。私のお薦めは03、06です。バラードなら05です。
入手し難いアルバムかも知れませんが、機会があったらぜひ聴いてみて下さい。
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by kaz-shin | 2009-06-21 22:15 | J-POP | Trackback | Comments(6) | |
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Commented by Kenny U at 2009-07-01 00:21 x
この人の音楽は聴いた事ないんですが
前にご紹介した『SWEET VIBRATION 日本の定盤100選』に
7作品もが詳しく紹介されているので、もう一度、紐解いて見ました!
すると1989年作品の『Club Tramps/伊豆田 洋之』ってのが特にすごいらしいですよー!
LA録音で、パトリース・ラッシェン、ロベン・フォード、ジェリー・ヘイ等
が参加している作品らしいです。
著者は最高傑作だーと書いています!
これも随分と入手困難な様ですから見かけたら即ゲットですかね!!
Commented by kaz-shin at 2009-07-02 02:02
Kenny Uさん、こんばんは。。コメントありがとうございます。
伊豆田さんの作品は、このアルバムとバラード集(ベスト盤)しか聴いたことがないので何とも言えませんが、
ソングライターという点では伊豆田さんより鈴木雄大さんの方が私好みですね。
伊豆田さんもアレンジ次第で凄く良くなると思いますね。この人は絶対にPOP路線だと思います。
『Club Tramps』は私も注意して探してみますね。
Commented by kotaro at 2009-07-07 05:48 x
本に乱読があるように本当にkaz-shinさんは乱聴されていますね。
驚きました。きっとその頃は何かに渇いていたのでしょう。
私も伊豆田の名前は憶えています。稲垣潤一のRealisticの
クレジットの中で、ソロで歌っているのは知っていましたが
後述、鈴木雄大とともに知識程度です。
提供曲一覧のリストも見つけました。リンクしておきます。

久しぶりにその延長線で和田加奈子(何と今はマイク真木夫人)
秋元薫、そして今も活躍中の武部聡志の初期の作品などを思い
出していました。
この辺、みんな聴きあさりました。「夏のミラージュ」なんて
たまに酒場で歌うのですが、ホントにたまーに反応するのは決まってアニメファンですね。
違う、私は和田加奈子の色っぽい声が好きなんだって!

Commented by kaz-shin at 2009-07-07 18:37
kotaroさん、コメントありがとうございます。
確かに渇いてましたね(笑)
とにかく色んな音楽を聴きたい、触れたいという気持ちが強かったです。
反面非常に浅いものでしたが・・・(汗)

和田加奈子さんは名前は存じてますが、音楽は聴いたことがありません。kotaroさんが聴いていたのなら、機会があれば聴いてみたいですね。
最近の私は80年代の自分に戻ってしまっているようです。
渇きを潤すように、色々聴きたい気持ちが昂ぶっております。
Commented by hallucinations at 2009-08-08 13:47
kaz-shinさん、お久しぶりです。
伊豆田洋之は毎回毎回スタイルを大きく変えてくるので、正直当たり外れの大きなアーティストだと思います。
バラードだけは安定しているのですが、それ以外が…。

「Club Tramps」は所持しておりますが、Kenny Uさんが言っておられる通り、伊豆田洋之の最高傑作と言ってもまず間違いないと思います。
フュージョン風味の安部恭弘といった感じでしょうか。
見つけたら即買いです。
リマスタリングのうえ、紙ジャケ再発してくれれば言うことないんですけどねえ。
Commented by kaz-shin at 2009-08-09 08:43
hallucinationsさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
お久しぶりでした。
確かに伊豆田さんの書くバラード曲は安定しているというイメージがありますね。
バラードのベスト盤を持っています。

『Club Tramps』はぜひとも聴いてみたいですね。
BOOK OFFで伊豆田さんのアルバムを見かけることは本当に少ないのですが、根気よく探してみたいと思います。
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