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清水 仁_ONE ◇ 2009年 10月 17日
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今回紹介するのは、少々マニアックな1枚です。そのアルバムは、1979年にバンド形式となったオフコースのメンバーであるベーシスト・清水 仁が、オフコース在籍中の1986年にリリースしたソロ・アルバム『ONE』です。

清水 仁という名前に馴染みがあるという人のほとんどは、オフコースのファンかも知れません。しかし、私にとって清水 仁は、1970年代に活躍した伝説のビートルズのコピー・バンド"THE BAD BOYS"のポール役としてのイメージの方が強烈なんです。このTHE BAD BOYSは、本当に凄かったです。そんじょそこらのコピー・バンドとは違っており、そのビートルズに対する拘り方は半端じゃなかったですね。彼らの唯一リリースしたアルバム『MEET THE BAD BOYS!』(1973年)を聴けばその楽しさに触れることが出来ますし、興味のある方はこちらのHPをご覧になって下さい。

オフコース時代はどちらかと言えば裏方的なイメージに強かった清水 仁ですが、私にはポールとしてビートルズ・ナンバーを活き活きと歌っていた姿をステージでも観ていましたので、ソロ・アルバムがリリースされたことも不思議に思いませんでしたし、自然と興味も湧きました。
実際このアルバムには、見るからに実直そうな彼らしい温もりのあるサウンドに溢れています。
派手な印象はありませんがその温かいサウンドは心地良く、秋~冬になると聴きたくなるアルバムの1枚になっています。

『清水 仁 / ONE』
01. MY ENDLESS LOVE
02. Day Dreamer
03. Natural Wind
04. BLUE RAIN
05. 甘いグレイの陽暮れどき
06. 自然
07. 上を向いて歩こう
08. ONE
09. 夢の続き / Dreaming
10. 沈黙の旅
11. MY ENDLESS LOVE (J.J.Version)

ピックアップ曲:
「MY ENDLESS LOVE」 / 作詞:湯川 れい子、作曲:清水 仁、編曲:平田 謙吾・清水 仁
ナイアガラ・サウンドを彷彿させるアレンジが印象的なナンバーです。決して上手いとは言えないヴォーカルですが、温もりと爽やかさを併せ持っていて、聴いていて気持ちの良いPOPナンバーに仕上がっています。11は同じ曲のヴァージョン違いで、ギターやコーラスをフィーチャーした形のアレンジになっています。聴く比べると面白いですよ。ちなみに私は01の方が好みです(笑)

「Natural Wind」 / 作詞:宮原 芽映、作曲:清水 仁、編曲:平田 謙吾・清水 仁
まさにタイトル通り、心地良い風を感じさせてくれるミディアム・ナンバーです。この曲ではズバリ、安部 恭弘のコーラスと宮原 芽映のデュエット・ヴォーカルが曲の雰囲気を作り上げていると言っても過言ではありません。清水 仁のヴォーカルだけでは、ここまでの味は出なかったでしょうね。私のお気に入りの1曲です。

「BLUE RAIN」 / 作詞:秋元 康、作曲:松尾 一彦・清水 仁、編曲:松尾 一彦
松尾 一彦らしいキャッチーなナンバーです。稲垣 潤一が歌っても似合いそうな曲という気がしますし、アルバム中で最もオフコースっぽさを感じる曲と言えます。松尾 一彦がアレンジを手掛けている唯一の曲でもあり、他の曲とは雰囲気が違います。一般受けするタイプの曲ですね。良い曲です。

「甘いグレイの陽暮れどき」 / 作詞:安井 かずみ、作曲:清水 仁、編曲:平田 謙吾・清水 仁
メロディー自体よりもAORチックなアレンジが大好きなナンバーです。このアルバムに関しては前半5曲に私の好きなタイプの曲が集中しております(笑)。
作曲した清水 仁には失礼ながら、アレンジで聴けてしまうという曲ですね。
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by kaz-shin | 2009-10-17 19:18 | J-POP | Trackback | Comments(6) | |
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Commented by kotaro at 2009-10-18 11:20 x
面白い作品を取り上げられています。
オフコースの絶頂期、後半から入った3人にも光が当たり、僕は松尾一彦のソロを持っています。
オフコースは姉に任せて一枚も買わなかったのに。
秋元ー稲垣、それに井上鑑のラインは東芝EMIのこの時代の自然な流れ。
それ以外にこの時代のEMIの柱は、松任谷由実がかなりの人脈を持っていますが、彼女の場合は正隆氏人脈ともいえますね。

BAD BOYSの記事も読みました。さすがにライブを目撃した人の証言は初めてでした。
同じ時代の九州だと「サン・ハウス」を生で見ていると、自慢できるのですが、残念ながら。

Commented by カルロス at 2009-10-18 12:22 x
はじめまして。
BAD BOYS!思い出してしまいました。
当時中学生だった僕はこのバンドが地元のオーディオショップでのミニライブに遭遇してました。ビートルズと音もルックスもドンピシャで驚いたものです。
ただポール役の清水さんがサウスポーだったらもっと完璧だったか(笑)
しかし、思わぬところでこんな記事に遭遇して、また驚きました。
Commented by kaz-shin at 2009-10-19 01:34
kotaroさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
私も松尾さんのソロを1枚持っています。
清水さんや松尾さんのソロを聴いて感じるのは、やはりオフコースというのは小田さん、鈴木さんの個性が作り上げたグループだったということですね。
私には二人だった頃の音楽が"オフコース"という印象が強いです(笑)

BAD BOYSは本当に楽しいバンドでした。
あの中野サンプラザでのコンサートは、35年経った今でも鮮明に憶えています。
Commented by kaz-shin at 2009-10-19 01:38
カルロスさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
BAD BOYSをご存知でしたか!
以前記事を書いた時は全く反応が無くて、知っている人は少ないのだろうなと思ってました。
確かに清水さんが左利きだったら完璧でしたね(笑)
Commented by airplay0105 at 2009-10-22 08:24
ひそかに、あのバンドでの清水さんと松尾さんは
ジョージとリンゴだと思ってるんですが(笑)
何故か2人の曲はAORしてる曲が多いんですよね~
Commented by kaz-shin at 2009-10-24 00:46
airplay0105さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
レスが遅くなってしまい、本当にすみませんでした。

何となく分かるような気がします(笑)
個性の強いグループでありながら、色に染まっていないところがありますよね。
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