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高橋 真梨子_SUNNY AFTERNOON ◇ 2009年 12月 20日
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今回紹介するのは、1978年にペドロ&カプリシャスを脱退し、ソロ活動を始めた高橋 真梨子が1980年にリリースした2ndソロ・アルバム『SUNNY AFTERNOON』です。

高橋 真梨子は私にとっては特異な存在です。ペドロ&カプリシャスの時代から、その独特な歌声と豊な表現力を持ったとても歌の上手い人という印象はあったものの、どうも私の感性との相性の問題なのか、所有しているのは今回紹介する『SUNNY AFTERNOON』1枚だけなんです。決して嫌いという訳でも無いですし、もっと聴けば良い曲が沢山あるだろうとは思うのですが、どうも食指が動かないと言うか・・・。
このアルバムも自分で買ったという記憶が無く、おそらく当時パチンコの景品としてLPレコードを手に入れたんじゃないかと思います。
このアルバムに収録されている「ジャスト・ホールド・ミー」という曲がとにかく好きで、中古CDをずっと探していました。最近やっと見つけました(笑)

高橋 真梨子がソロに転じた1979年頃というのは、シンガー・ソングライターが台頭してきており、ニュー・ミュージック(CITY POPも含む)が主流になってきた時代でした。職業作家の曲を歌うというのはアイドル系を含んだ歌謡曲が中心でした。もちろん職業作家の曲を歌うニュー・ミュージック系のシンガーもいましたが、ジャンルとしてはPOPS系中心で、高橋 真梨子のように歌謡曲とニュー・ミュージックの境界線に位置するようなシンガーというのは、私にとってはどうしても半端なイメージになってしまっていたのかも知れません。

『SUNNY AFTERNOON』は、アルバムとしての完成度は決して高いとは思えませんし、私としてもお薦めできるアルバムではありません。全体的に地味な印象は拭えませんし、曲自体も印象に残るようなものは少ないです。
しかし、私には思い入れの強い曲が収録されており、その1曲が聴きたくてCDを探していたと言っても過言ではありません。
今回ピックアップする曲が極端に少ないと思いますが、ご了承下さいませ(笑)

『高橋 真梨子 / SUNNY AFTERNOON』
01. ハート&ハード ~時には強く時には優しく
02. もしかしたら
03. サンライズ・サンセット
04. グッバイ・チャーリー
05. すべて霧の中
06. 陽だまりのように
07. ジャスト・ホールド・ミー
08. アップル・シティ
09. 素足が似合う街で
10. 愛はこれから

ピックアップ曲:
「ハート&ハード ~時には強く時には優しく」 / 作詞・作曲:尾崎 亜美、編曲:後藤 次利
どうしてもユーミンの影に隠れがちですが、作家としてはむしろユーミンより優れていると思っている尾崎 亜美が書き下ろしたシングル曲です。
高橋 真梨子の1stソロ・シングル「あなたの空を翔びたい」も尾崎 亜美の楽曲なんですが、いずれも高橋 真梨子の声質・個性が十分に発揮できる楽曲に仕上げているところが凄いですね。明らかに歌う人のイメージで曲を書いているというのがよく分かります。地味ですが名曲だと思います。

「ジャスト・ホールド・ミー」 / 作詞:竜 真知子、作・編曲:佐藤 健
この曲聴きたさにCDを探していたという、私にとっては思い入れの強い曲であり、名曲だと信じて疑わないナンバーです。
佐藤 健らしいCITY POP系のバラード曲で、メロディー・アレンジ共に秀逸です。ただ聴く人によっては地味と感じるかも知れませんが・・・(笑)。
レコードを買った当時は、この曲ばかり繰り返し聴いてました。FUSION好きな人が聴けば、イントロで思わずニヤリとするかも知れません。
この曲を聴く限り、高橋 真梨子の歌声はCITY POP路線にも似合うと思いますし、もしかしたらCITY POP色の強いアルバムがあるのかも知れませんね。

「素足が似合う街で」 / 作詞:中里 綴、作・編曲:林 哲司
"林 哲司がベタとも言えるほどの歌謡曲を書くとこんな曲になります"みたいなナンバーです(笑)
このアルバムがレコーディングされたのが1979年の冬ですから、松原 みきの名曲「真夜中のドア」と同時期に作られた可能性がありますね。両極端とも言える曲ですが、この辺りが林 哲司の魅力でもあります。好きな曲という程ではないのですが、高橋 真梨子らしい曲だという気がしますね。
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by kaz-shin | 2009-12-20 17:34 | J-POP | Trackback(1) | Comments(11) | |
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Tracked from Kenny's Musi.. at 2010-04-27 00:07
タイトル : 高橋真梨子 『the best』(2枚組) 2000年
the best / 高橋真梨子 (2枚組) Victor VICL-60552~3 (発売日 2000.03.23.) 高橋真梨子のオリジナルアルバムに収録されているヴァージョンとは、 ちがうヴァージョンで収録されている曲が大量にあります。 という訳で、このCDは、アレンジャー陣を目当てに入手したものです。 特に、注目すべきは、次のお二人です。 ●林 有三 (角松敏生バンドで鍵盤を担当していました) 「あなたの空を翔びたい」(オリジナル収録アルバム『ひとりあるき』19...... more
Commented by Thuderer at 2009-12-22 14:48 x
こんにちは。
高橋 真梨子がでてくるのはちょっと意外でしたね。
しかも「SUNNY AFTERNOON」ってところが。
私はバラード歌わせるととっても上手な歌手って印象を持ってます。
(CityPOPっぽいのも「ヒ・ラ・ヒ・ラ淫ら」とかいくつもあるんですけど)
まあ、このアルバムはバラードっぽいのが多いので特徴がよく出ているのかなと思いますがここに出てくるなら、どっちかというと、個人的には大好きな「桃色吐息」(アルバム名はTriad)や「はがゆい唇」(アルバム名はわかりませんが)あたりがでてくるのかなと思ってました。

高橋 真梨子の昔のアルバムはCD入手しにくくてあまり持っていないのですがこのアルバムはなぜかCD持ってます。
「ハート&ハード ~時には強く時には優しく」と
「グッバイ・チャーリー」が私の好みだったりします。
Commented by kaz-shin at 2009-12-24 20:29
Thudererさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
レスが遅くなってしまいました。すみません。

やはり意外でしたか?(笑)
私も意外だと思う人が多いだろうなとは思っていました。
このアルバムを購入して、好きな曲が思った程無かったので以降あまり購入しなかったんだろうと思います。
しかし、他にも良いアルバムが沢山ありそうですよね。
一度、ベスト盤でも入手して聴いてみようかと思っています。

お薦めのアルバムがあったら、ぜひ教えて下さい。
Commented by airplay0105 at 2009-12-24 21:49
いやはやこれは意外な人選でした(笑)
この人も歌がうまいですよね。
ハマキンの書いた「裏窓」もこの人に合ってる曲だと思います。
Commented by Thuderer at 2009-12-25 00:44 x
kaz-shinさん、こんばんは。
私は、アルバムとしては初期の7枚くらいしか聞いていなくて
ベスト版は4組ほど(あまり曲がかぶっていないのがすごいけど)。
知っている範囲で書くと、
kaz-shinさんだったら、「桃色吐息」か「ヒ・ラ・ヒ・ラ淫ら」あたりより後の曲のほうがいいかなあと思います。
聞いたアルバムの中では「Triad」がお勧め。

今の中古市場ではベスト版のほうが入手しやすいです。ベスト版なら、
古いのから新しいのまで入っている「All Song Requests」や「シングル・コレクション」といったあたりがお勧め。
ちょっと古いので微妙ですが「桃色吐息~愛し方をまちがえて」っていうベスト版もいいかも。(私にはハズレがなかった。「裏窓」もはいっているしとコソっとかいておこう。)

なお、「はがゆい唇 」は「Lady Coast」に入っているみたいです。
Commented by Thuderer at 2009-12-25 01:00 x
追記
そういえば、高橋 真理子はどうなって・・・
(知っている人はわかるお約束みたいな余談です。
皆さん、気にかけないでください。)
Commented by Sken at 2009-12-25 23:57 x
ご無沙汰しております。

高橋 真梨子で、思い出したのですが、70年代には
ペドロ&カプリシャスのFMライヴが有って、
録音していました。
その時には、ドゥービー・ブラザーズのカヴァー、
「ロング・トレイン・ランニン」をやってました。

それぐらいしか彼女のことは知らないのですが。
Commented by kaz-shin at 2009-12-27 01:50
airplay0105さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
やはり意外に思われましたか?(笑)
昔は然程聴きたいと思わない人だったんですが、最近は良いなぁと思い始めてまして・・・。
これから少しずつ聴いてみようかと思ってます。
Commented by kaz-shin at 2009-12-27 01:57
Thudererさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
色々とお薦めいただいてありがとうございます。
まずはベスト盤と考えていたので、参考になりました。
BOOK OFFでも高橋 真梨子さんのアルバムは必ずと言って良いほど
置いてありますから探してみます。

そう言えば、Thudererさんが最初にコメントを寄せてくれたのがTINNAの記事でしたね(間違っていたらゴメンナサイ)
TINNAを知らないと高橋 真理子さんネタも判りませんよね(笑)
TINNAは何故CD化されないんでしょうねぇ。
Commented by kaz-shin at 2009-12-27 02:01
Skenさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
高橋 真梨子さんて不思議なシンガーで、音楽のルーツが見えてこないんですよね。
一体どんな音楽が彼女の根本にあるのか、ちょっと興味あります。
Commented by Thuderer at 2009-12-28 15:43 x
kaz-shinさん、こんにちは。
高橋 真梨子さん、是非聞いてみてください。
ペドロ&カプリシャスの頃のイメージとはだいぶ違った
曲も多いですし(私はペドロ&カプリシャスも好きですけどね、
昔から好きですが、リアルタイムではないです。)、
ソロになってからでも、最初の頃としばらくしてからとでは
大分、曲の感じも変わってます。
(最近はどうなのかはあまり知っていませんが。)
きっとお好みの曲もあると思います。


>そう言えば、Thudererさんが最初にコメントを寄せてくれたのがTINNAの記事でしたね
おっしゃるとおりです、というより、TINNAで検索して見つけたのが
始まりだったりします。
(その検索をしていたときに別のサイトで、高橋真梨子と高橋真理子が
同一人物と錯覚した記述を見つけてしまって吹き出してましたが。。。)

>TINNAは何故CD化されないんでしょうねぇ
ほんと、そうですよね。
(レコードからでなく)元の音源からデジタル化した音源なら、
CD-Rへの焼付けで出してくれてもいいんだけれど。。。

Commented by kaz-shin at 2009-12-30 00:10
Thudererさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
今度中古店で色々探してみますね。情報ありがとうございました。

TINNAはぜひCDで聴きたいですね!
CD化されていた件は別レスで・・・(笑)
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