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椎名 恵_W CONCERTO ◇ 2010年 02月 13日
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今回紹介するのは、椎名 恵が1987年にリリースした3rdアルバム『W CONCERTO』です。
椎名 恵は1986年にデビュー。
当時から彼女のことは知っていたんですが、シンガー・ソングライターであるという認識はなくて単にシンガーだと思っていたんですね。
と言うのも彼女の曲はTVドラマ(あの大映テレビ制作が多かったように記憶していますが)の主題歌に使われることが多く、しかもそのほとんどが洋楽のカヴァーだったんですね。歌は上手いけれどカヴァー曲ばかりだったので正直興味が湧きませんでした。

ところが彼女がソングライターでもあり、アルバムには大内 義昭や安部 恭弘も曲を提供していると知り、興味半分で購入してみたアルバムがこの『W CONCERTO』でした。
『W CONCERTO』は、Lyrics Produceを麻生 圭子、Sound Produceを戸塚 修が手掛け、Editorial Supervisionとして小説家の森 瑤子の名前がクレジットされています。
Editorial Supervisionって何でしょう・・・?。単純に訳せば編集責任者ということなんでしょうけど、アルバム・コンセプトを監修したということなんでしょうね。森 瑤子は、監修以外にこのアルバムでは2曲の詞を書いています。
残念ながらミュージシャン・クレジットが無いので詳細は判りませんが、戸塚 修のアレンジなので当時のTOPクラスのミュージシャンが集結しているのは間違いないでしょう。

CITY POP好きの私にとっては、アルバム購入当時はどうも"野暮ったい"という印象が強く、あまり聴いていなかったのですが、最近になって聴き直してみると相変わらず"野暮ったい"と思う曲もありますが、以前より聴き易くて良いなと思えたので今回紹介することにしました。

『椎名 恵 / W CONCERTO』
01. たぶん彼女も水の星座
02. 避暑地にテイルを向けて
03. さよならは夕凪がくる前に
04. 午後10時からの不在
05. Wの肖像
06. THE WIND
07. 風物語
08. 夜毎、ハイウェイを飛ばす女
09. 海に消えた砂の翼
10. Duty Free
11. For You

ピックアップ曲:
「たぶん彼女も水の星座」 / 作詞:麻生 圭子、作曲:大内 義昭、編曲:戸塚 修
いかにも80's風な打ち込みサウンドが懐かしくもあるPOPなナンバーです。この曲もいかにもTVドラマの主題歌として使われても可笑しくないタイプの曲です。キャッチーなメロディー・ラインはいかにも大内 義昭らしいと言えますね。この手の打ち込みのサウンドというのは、本当に時代を感じさせますね。この曲もWINKは歌っても似合うような気がします(笑)

「Wの肖像」 / 作詞:森 瑤子、作曲:椎名 恵、編曲:戸塚 修
戸塚 修の本領発揮といった感のあるAORチックなアレンジが心地良いバラード・ナンバーです。メロディーとしては地味なんでしょうが、椎名 恵の美しい高音域を活かしたメロディーだと思います。聴き込むほどに味わい深くなる曲ですね。

「THE WIND」 / 作詞:椎名 恵、作曲:池 毅、編曲:戸塚 修
大映テレビ制作のドラマ「プロゴルファー祈子」の主題歌だったという曲です。私は1度もドラマは観たことがないですが、いかにも大映ドラマ主題歌という感じだったのでピックアップしてみました。池 毅がこのアルバムでも3曲書いているのですが、どうも私はこの人が書くメロディーが苦手です。それにしてもこういう主題歌に欠かせないのがEVEのコーラスですよね~(笑)

「風物語」 / 作詞:森 瑤子、作曲:安部 恭弘、編曲:戸塚 修
AOR風バラード・ナンバーです。流石に安部 恭弘といった洒落たメロディーと職人・戸塚 修のアレンジが絶妙です。椎名 恵のヴォーカルは力強さも魅力ですが、その声の美しさを協調したバラードでより一層輝きを増す気がします。良い曲です!

「夜毎、ハイウェイを飛ばす女」 / 作詞:麻生 圭子、作曲:大内 義昭、編曲:戸塚 修
いかにもCITY POPなタイトルに惹かれます(笑)。"飛ばす"という程のスピード感は感じませんが、ドライビング・ミュージックとして最適な曲だと思います。戸塚 修はやはり生のリズムを使ったアレンジの方が断然良いですね。
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by kaz-shin | 2010-02-13 10:28 | J-POP | Trackback | Comments(8) | |
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Commented by SugarT改め GPz117 at 2010-02-13 12:57 x
椎名恵さんは、けっこう評価が高かったので、3rdのちょっと前に出た「ヒット オン CD」を見つけて買ってみました。
「ハート・オン・ファイヤー」が、サビが強く印象に残っていたガソリンスタンドのCMソングで、あやふやだった記憶が氷解して、感慨深かったですが、全体的に強く惹かれる感じは正直ありませんでした。
歌唱力も十分だし、その理由がよくわからないままにいたのですが、kaz-shinさんの「野暮ったい」という表現にヒザを打つ思いでした。ジャケ写もなんだかそういう傾向がありますね(笑)。デビューが遅めだったから、相応といえばそうなのかも知れませんが。
ガールズポップ的なものを期待していると、多分にニューミュージック的なので肩透かしを食うという感じでしょうか。
でも、自分のスタイルを持ちつつ、長期間活動を続けていることはすごいと思います。
Commented by Thunderer at 2010-02-13 20:05 x
kaz-shinさん、こんばんは。
椎名 恵って全く曲を聞いたことない歌手の一人だと思っていたのですが、「たぶん彼女も水の星座」ってこの人の曲だったんですね。。。
知らんかった。というか、誰が歌っていたかも覚えていないけどちょくちょく聞いていた曲なので。
・・・実はこういう歌手が分かっていない曲って多々あるんですけど、普段忘れているんですよね。
(ふとどこかで出てくると思い出すので、それもまた楽しいのかもしれません。)

一度、BookOffでも探して見ます。
Commented by kotaro at 2010-02-14 01:24 x
80年代的キャッチーな椎名恵の世界。いやー森瑶子さんが監修されてたのですね。なるほどますますよくわかる。
おそらく椎名恵という名前も芸名だと当時から思っていました。もしそうでなかったら謝ります。
1960年代は春野渚とか青井月子とか適当に歌手名をつけないとどこの田子作みたいな本名ばかりでしたからね。
森瑶子さんも作家になる前は全然普通の主婦だったと思います。
そんなフィクショナルなシンデレラの世界って、この人くらいが最後なのではないでしょうか。
「多分彼女も水の星座」 このタイトルを最初に知ったときは少し笑いました。それがなんやねん。
大沢誉志幸の時にもキャッチーなタイトルで「ん」と思いましたがこれはやり過ぎだったと思います。
麻生圭子は割と好きな詞が多いのですが「青い風のビーチサイド」とか時々やってくれますよね。
やっぱりタイトルイッパツ、トマトイッパツですね(なんのこっちゃら)
ますます椎名恵を聴いてみたくなりました。










Commented by kaz-shin at 2010-02-14 21:37
GPz117さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
椎名さんは歌もしっかりしていますし、器用なので色んなタイプの曲を歌えるのですが、
逆にそれがイメージ的には散漫な感じになってしまっていて、どんな音楽を目指しているのかが判り辛いですよね。
いわゆる中途半端な感じがありますね。私も曲調によって好き嫌いがはっきり分かれてしまいます。
もっとCITY POP寄りだったらまた評価が違ったかも知れませんね。
Commented by kaz-shin at 2010-02-14 21:40
Thundererさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
調べてみると「たぶん彼女も水の星座」はシングル・リリースされていたんですね。
確かにキャッチーなメロディーで耳に残る曲ですね。
この曲は私も結構好きな曲です。

椎名さんのアルバムはBook Offでも結構見かけますから、比較的入手しやすいと思いますので、ぜひ探してみて下さい。
Commented by kaz-shin at 2010-02-14 21:58
kotaroさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
調べてみると、椎名さんの本名は"及川ちさ"だそうです。
本名では売れそうな感じはしませんね(笑)

私は記憶に無かったのですが、「たぶん彼女も水の星座」という曲は結構人気があったのでしょうか・・・、ご存知の方が多いようですね。
自信を持ってお薦め出来るというアーティストではありませんが、良い曲もありますので1度聴いてみては如何でしょう。
Commented by SaToshi at 2010-02-14 23:05 x
椎名惠さんはわりとよく聞いているんですよ。
僕のことだから、アルバムではなくて全部ライブ放送なんですけど、そんなに数多く出演してるほどには人気があるとは思ってませんでした。ライブ番組も放送されたときに聞くくらいで、僕のイメージとしては歌謡曲系のボーカリストですね。
今はどうか知らないけど、地道にアルバムもリリースしていたようですが、1枚も聞く機会がありませんでした。
近年、ブックオフで250円以下帯付きだと買っていますが、まだ3枚しかありません。
Commented by kaz-shin at 2010-02-16 02:47
SaToshiさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
彼女のシングル曲を聴くと、確かに歌謡曲系ヴォーカリストという感じがしますね。
私がこのアルバムしか所有していないので、他のアルバムも聴いてみたいと思ってます。
Book Offで探してみます。
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