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岩崎 良美_赤と黒から・・・・・Ⅰ ◇ 2010年 02月 27日
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今回紹介するのは、昨年12月にリリースされた岩崎 良美のデビュー30周年を記念して制作されたアルバム『赤と黒から・・・・・Ⅰ』です。
1980年2月21日に名曲「赤と黒」でデビュー。あれから30年も経つんですね~。早いものだと感じると同時に、私自身もそれだけ着実に老けたという実感に浸っております(笑)
アイドル系の歌手の多くがタレントとしての活動がメインとなっている中、このような形で新作アルバムがリリース出来るというのは本当に凄いことですね。
歌手として活動している、活動を続けられているというのは本当に80年代にデビューしたアイドル系歌手は一握りですからね。

さて『赤と黒から・・・・・Ⅰ』は、デビュー30周年の記念アルバムということで収録曲はセルフカヴァー5曲と、彼女に所縁のある楽曲2曲の計7曲が収録されています。全体的なイメージとしてはヨーロピアンな香りが漂っています。ジャケット写真もパリで撮られたもののようです。
声質は変わっていませんが、歌は円熟味が増して凄く良い感じに仕上がっていて、落ち着いた雰囲気の中で安心して聴けるアルバムに仕上がっています。
サウンド・プロデュースを手掛けているのは、カズンの漆戸 啓です。一聴ではアレンジが地味という印象なんですが、岩崎 良美の歌を際立たせるという意味ではよく練られた秀逸なアレンジだと思います。
しっとりと岩崎 良美の歌を楽しめる、そんなアルバムだと思います。

『岩崎 良美 / 赤と黒から・・・・・Ⅰ』
01. 赤と黒 09
02. モノクローム
03. ごめんねDarling
04. 四季
05. L'ete 42
06. Prolougue
07. Tomorrow

ピックアップ曲:
「赤と黒 09」 / 作詞:なかにし礼、作曲:芳野 藤丸、編曲:漆戸 啓
デビュー曲にして名曲の2009年ヴァージョンです。あえてタイトルに"09"を付けているのは、オリジナルのイメージに拘らずに新しい解釈の「赤と黒」ということなのでしょう。実際に漆戸 啓のアレンジは、どちらかというとシャンソンに近い雰囲気を持っていますが、ストリングスの使い方がなかなかスリリングで面白いですね。

「モノクローム」 / 作詞:岩崎 良美、漆戸 啓、作・編曲:漆戸 啓
2000年にリリースされたアルバム『ラ・コンフュジョン戸惑い』に収録されていた曲のリテイクのようですが、残念ながらオリジナルを聴いたことがありません。しかし、この曲はなかなか良いですね。岩崎 良美の歌声が活きるメロディー・ラインだと思います。アレンジもCOOLでCITY POPに通じる洒落た感じが凄く好きです。

「ごめんねDarling」 / 作詞・作曲:尾崎 亜美、編曲:漆戸 啓
1981年リリースの7枚目のシングルのリテイクです。アルバム中で最もPOPな仕上がりです。元々この曲はPOPなメロディーが特徴ですから、これを壊す訳にはいきませんよね(笑)。オリジナルでは尾崎 亜美がコーラスを歌っていたところを岩崎 良美のコーラスとゴスペル・タッチの女性コーラス(詳細クレジットが無いので不明です)が尾崎 亜美のコーラスの雰囲気によく似ています。コーラス・アレンジが見事な1曲だと思います。

「四季」 / 作詞:丹羽 しげお、作曲:佐藤 準、編曲:漆戸 啓
1981年リリースの5枚目のシングルのリテイク。オリジナルはアレンジでCITY POP風に仕上がっていましたが、元々メロディーはヨーロピアンな感じだと思っていました。漆戸 啓のアレンジは思い切りヨーロピアン調に仕上げています。オリジナルの持っていた独特のくどい部分が無くなって、全体的に柔らかくなっています。このメロディーには、このアレンジの方が似合っているかも知れません。

「Prolougue」 / 作詞・作曲:八神 純子、編曲:漆戸 啓
1989年のアルバム『月夜にGood Luck』に収録されていた曲のリテイクです。残念ながらこの曲もオリジナルを聴いたことがありません。八神 純子らしいメロディーですね。アルバムの中で1番好きな岩崎 良美のヴォーカルがこの曲ですね。オリジナルと聴き比べてみたい1曲です。

アルバムのタイトルには"Ⅰ"とありますが、今年の秋には"Ⅱ"がリリースされるようです。どんなアルバムになるか楽しみです。
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by kaz-shin | 2010-02-27 00:30 | J-POP | Trackback | Comments(6) | |
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Commented by 哲学者になりたい猫 at 2010-02-27 01:22 x
今年デビュー30周年プロジェクトというものを組んで久しぶりにというか歌手活動復帰後始めてぐらいに大掛かりに歌手活動を活発化させてますね、ヨシリンは。ヨシリンファンの人達とは音楽観とかで距離感があるのでほとんど違う場所から眺めているだけの猫の私ですがやはり音楽活動を活発化させてくれるのは嬉しいですね。2003年頃のイベント参加し始めそれ以来少しずつ本人の中に置いても何かが氷解しつつあるのかなという事を思う時があります、インタビューなどを読むと。まだまだおフランス気質丸出しの本人とファンが歌って欲しい・聴きたい曲・曲調とは差があるとは思いますが徐々に縮じまっているとは思うので、こういう活動を続けていって本人も自信を深め、ファンを喜ばせて欲しいなぁと思います。なにせ歌唱力は折り紙つきですし、なにより現在では絶滅しかけている歌詞をしっかり伝えて、変なフェイクを付けない美しい歌声を聴かせられる逸材なんですから。でもキョンキョン含めてあの当時のアイドルのほとんどが何らかの形で音楽に復帰しているのは嬉しいし、なにより彼女達のアイディンティの核の一つに間違いなく歌の側面があったんだなぁと深い感慨に浸ります。
Commented by kaz-shin at 2010-02-27 01:35
哲学者になりたい猫さん、こんばんは。素早いコメントありがとうございます(笑)
決してヨーロピアンな感じが嫌いな訳ではないのですが、その色が濃過ぎるとちょっと・・・という感じです。
ですから歌手活動再開後の音楽を積極的には聴く気になれなかったというのが本音です。
これからは色んなジャンルの音楽に取り組んで欲しいと思います。
大胆な意見かも知れませんが、「歌謡曲」の復活でも良いのではないかと・・・(笑)
次作ではアレンジャーに清水信之氏を起用してみたらどうだろう?などと勝手に思ってます。
Commented by ギムリン at 2010-03-13 20:30 x
岩崎良美さんの記事なのに、コメント遅くなってしまいました。
TVでは「タッチ」しか取り上げてくれないことが多いのですが、ラジオのゲストなどでは、このアルバムからの曲も取り上げてくれることがあるので、若い方にも「タッチ」以外でもいっぱい名曲があるんだぞ、という認識を新たにしていただきたいですね。
公式サイトで、ラジオの出演情報などチェックしていただければと思います。
www.yoshimi.com

サウンドが地味に感じるのは、最近の宏美さんのアルバムでもそうなのですが、ライブの編成がピアノ、ベース、ギターの3人という状況とあわせて、ライブを聴きにに来たライトなお客様に、会場でCDも買ってねという判断なのかもしれません。
ライブでは、「コーラスワーク」「恋ほど素敵なショーはない」も良く歌ってるそうですので、機会があれば是非ご参加下さい。
Commented by kaz-shin at 2010-03-14 11:21
ギムリンさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
いつも情報をありがとうございます。
アレンジが地味と書きましたが、80年代のアイドル時代に比べてという程度で、このアルバムのアレンジは結構気に入ってます。
アイドル時代の曲を人間としてもシンガーとしても成長した良美さんの今の歌を聴かせるという意味では成功だと思います。
「Ⅱ」ではどんな曲を歌い、どんなアレンジなのか、今から楽しみです。
Commented by ギムリン at 2010-04-30 09:57 x
岩崎良美さん昨年秋のライブハウスでの収録が、ようやくCD+DVDで発売です。もちろん、このミニアルバムの曲も唄ってますので、是非試してみてください。
ご本人は、現在ミュージカル『アニー』出演中で、宣伝する時間がないでしょうから、替わりにお知らせ広報係でございます。
www.yoshimi.com/new_release.html
Commented by kaz-shin at 2010-04-30 21:20
ギムリンさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
いつも情報ありがとうございます。
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