Music Avenue
musicave.exblog.jp
Top
流線形_CITY MUSIC ◇ 2010年 06月 06日
e0081370_024447.jpg

今回は、先日YouTubeに音源をUPしたにも関わらず、まだアルバム・レビュー記事を書いていなかった流線形の1stアルバム『CITY MUSIC』を取り上げることにしました。

そもそも流線形は、クニモンド瀧口・押塚 岳大・中村 哲也の3人によるユニット"rumproller"が前身で、2001年に5人のバンド・スタイルとなって名前も"流線形"になったとか・・・。その後、クニモンド瀧口と押塚 岳大の2人となりましたが、アルバムのリリース時には林 有三が加わり3人のユニットになっています。"自分が聴きたい音楽は10年後もきっと変わらないだろう。時代性を持ちつつ、流行を超える音楽"を目指しているのが"流線形"なんですね。

クニモンド瀧口によるライナー(曲解説)を読んでも判りますが、彼等の作る音楽には彼等の好きな音楽(曲)へのリスペクトを強く感じます。またそんな部分が私が"流線形"の音楽に惹かれる部分でもあります。
正直なところ、際立ってメロディーが良いとか、売れ線のメロディーを持った曲があるという訳ではないような気がします。
しかし、彼等の音楽はメロディーとアレンジを含めて"雰囲気"を作るのが上手く、そんな"雰囲気"が彼等の音楽の魅力なんだと思います。

『流線形 / CITY MUSIC』
01. 3号線
02. 恋のサイダー
03. 東京コースター(Album Version)
04. きっとメイって
05. エアポート '80
06. 恋の始めは甘く切なく
07. フライデーナイト

ピックアップ曲:
「恋のサイダー」 / 作詞・作曲:クニモンド瀧口、編曲:流線形
曲解説によると架空のCMソング用に書いた曲で、CMソングといえばサイダーというイメージがあったとか(笑)。確かに大瀧 詠一も山下 達郎もサイダーのCMソングを書いてましたから、そういうイメージも頷けます。CMソング用と言うことだけあって、メロディーはかなりキャッチーですね。サウンド面では達郎の「LOVELAND, ISLAND」を意識しているようです。

「東京コースター」 / 作詞・作曲:クニモンド瀧口、編曲:流線形
セルジオ・メンデスの「DAVY」が元ネタだというナンバー。私的にはメロディーよりもCTIサウンドを意識して作ったというサウンド・メイクが気に入ってます。特にクニモンド瀧口自身がDavid T. Walkerを意識したギター・プレイはなかなかのものです。終盤のコーラスのリフはまんま吉田 美奈子です(笑)

「エアポート '80」 / 作詞・作曲:クニモンド瀧口、編曲:流線形
クニモンド瀧口の解説通り、竹内 まりやの「プラスチック・ラブ」に似たアレンジに思わずにやけてしまった曲です。2000年代にシモンズを使う辺りに80年代への拘りを感じますね(笑)。八神 純子の「夜間飛行」が好きで、その曲の前の過程を書いたというのも実に面白く感じました。私も「夜間飛行」は大好きなナンバーなんで・・・。

「フライデーナイト」 / 作詞・作曲:クニモンド瀧口、編曲:流線形
何とも懐かしい感じのディスコ・サウンドが楽しいナンバーです。サビのメロディーが特にお気に入りです。それにしても彼等の音楽には、本当に80年代のフレーヴァーが沢山詰まっていますね。楽器やストリングスの使い方やフレーズを聴いているだけでも十分楽しい、それが私にとっての流線形の音楽です。
[PR]
by kaz-shin | 2010-06-06 00:25 | CITY POP / J-AOR系 | Trackback | Comments(2) | |
トラックバックURL : http://musicave.exblog.jp/tb/12758069
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by 横浜のvafan at 2010-06-06 21:45 x
こんばんは。林有三は昨年、林有三&サロン'68による或るヴァカ
ンスという作品を購入したのきっかけで知りました。イタリア映
画をモチーフにした作品のようで、ボサノバ色も混じって結構良
かったです。最初は60年代の人かと思っていたのですが、さすが
にそれは違いました。

流線形のことは知りませんでした。コンセプトを立ててその通り
の作曲、編曲、演奏できるのは、流石です。
Commented by kaz-shin at 2010-06-08 00:03
横浜のvafanさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
林有三さんは、1980年代半ば頃まで角松敏生さんのレコーディングやツアーのサポートをしていたので、
角松ファンにはお馴染みと言えるミュージシャンでなんですよ。
その後活動の幅を広げていらっしゃるみたいですね。

流線形の音楽は、拘りを感じることの出来る面白い音楽なんで機会があったらじっくり聴いてみて下さい。
<< 海へ行きたい貴方へ・・・ ページトップ 夏が恋しい貴方へ・・・ >>
XML | ATOM

個人情報保護
情報取得について
免責事項
Ice Green Skin by Sun&Moon