石川 セリが、1978年にリリースした洋楽カヴァー・アルバム『NEVER LETTING GO』の中から、ベタなほど有名なAORナンバーを選んでみました。
今でこそ邦人アーティストの洋楽カヴァー集というのは珍しくありませんが、1978年という時代にこれほど出来の良い洋楽カヴァー集というのはそうは存在してなかったと思いますし、しかもニューミュージック系のアーティストによるカヴァーというのは珍しかったように思います。
『NRVER LETTING GO』の魅力はズバリ、選曲の良さと演奏の良さ(歌は勿論のこと)にあるような気がします。瀬尾 一三による原曲のイメージを大切にしたアレンジを素晴らしいミュージシャン達が集まって演奏しているという、ある意味贅沢な洋楽カヴァー集です。
AOR好きな方もきっと納得して頂けると思います(笑)
じっくり楽しんで下さい。
「JUST THE WAY YOU ARE (素顔のままで)」 / 作詞・作曲:Billy Joel、編曲:瀬尾 一三
Drums: 島村 英二
Bass: 高水 健司
Guitar: 大村 憲司、松原 正樹
Acoustic Guitar: 笛吹 利明
Fender Rhodes Piano: 渋井 博
Solina: 瀬尾 一三
Percussion: 斉藤ノブ
Alto Sax: ジェイク・H・コンセプション
Back Ground Voices: センチメンタル・シティ・ロマンス
Strings: 玉野グループ
「WE'RE ALL ALONE (二人だけ)」 / 作詞・作曲:Boz Scaggs、編曲:瀬尾 一三
Drums: 林 立夫
Bass: 後藤 次利
Guitar: 大村 憲司、松原 正樹
Acoustic Guitar: 吉川 忠英
Piano: 渋井 博
ARP Odyssey: 佐藤 準
Percussion: 斉藤ノブ
Strings: TOMATO
ときどきこのページを開いて、再生させていただきます~。紹介してくださってありがとう。
気に入って頂けたようで嬉しいです。
これ本当に出来の良いカヴァー・アルバムだと思います。
実はこのアルバムは、1994年にQ盤シリーズでCD化されています。
私の持っているのはこのQ盤のCDです。
もし中古店等で見かけたら、ぜひ購入して聴いてみて下さい。
1978年に制作されているにも関わらず、全く色褪せていないサウンドが聴けますので。