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BILL LaBOUNTY_BILL LaBOUNTY ◇ 2005年 10月 19日
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ビル・ラバウンティ自身が弾くFENDER RHODESのリフが格好良い「LIVIN' IT UP」で幕を開ける1982年リリースのアルバム。AORの名作中の名作である。とにかく渋い。派手になる要素をあえて排除したかのような渋いナンバーの数々。大御所プロデューサー、ラス・タイトルマンの手腕とビルの類稀なるソング・ライターとしての資質のなせる技だろう。

正直なところ歌はあまり上手いとは言えない。だが、その独自の泥臭い声と歌い方が彼の曲によくマッチしているのだ。アレンジも豪華メンバーを揃えながらも目立ったソロ・プレイは殆ど無く、むしろアンサンブルを重視しているところがまた良いのである。コーラスも結構凝っていてジェイムス・テイラー、スティーヴン・ビショップ、パティ・オースチン等の実力派を起用しているという贅沢三昧(笑) 捨て曲無しの名盤。

このアルバム・ジャケットは、日本のオリジナル・ジャケット。当時輸入盤レコードを購入したのだが、ビル自身の顔写真のジャケットだった。AOR路線のアルバムに似合うように変えたのだろうが、正解だったかもしれない(笑) CDは、2種類のジャケットのリバーシブルになっている。



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たしかにこのジャケットでAOR名盤で言われても・・・という気はする(笑) しかし、ジャケットと裏腹に内容が素晴らしいものも沢山あるのも事実。山下 達郎の『GO AHEAD』もそうだろう。内容も知らずにあのジャケットを見ただけで購入する勇気がある人は、そうはいないだろう・・・汗。
by kaz-shin | 2005-10-19 21:51 | 洋楽系 | Comments(11) | |
Commented by Musicman at 2006-01-04 22:15 x
こんばんは!コメント&TBありがとうございました!!
私からもTBさせて頂きました。
確かにこのジャケットだけを見て購入した方っていないかも(笑)。
でも顔アップのアルバムって、意外といいものが多いんですよね!
うかつにハズせないんですー。
これからも宜しくお願いします!!
Commented by kaz-shin at 2006-01-04 22:57
Musicmanさん、コメントとTBありがとうございます。
このアルバムは、好きなんですよ。派手さは無いけど渋いですから。
アナログ盤は輸入盤を購入したんで、もちろん落武者バージョンです(笑)
Commented by Sken at 2006-07-24 11:35 x
こんにちは。
TBありがとうございました。
現行CDはまた違うジャケットなんですね。
余程、オリジナルのジャケットは評判良くないのですねー。
Commented by kaz-shin at 2006-07-24 11:46
Skenさん、こんにちは。
80年代独特のイメージ戦略だったんでしょうね。
同じ内容で、イラストものとビルの写真のジャケットの2種類並んでたら、
イラストを選ぶ人が多いでしょうね(笑)
個人的には、いい顔してると思うんですけど・・・。
Commented by ocean at 2007-07-13 22:23 x
はじめまして。oceanと申します。
いつも楽しく拝見しておりましたが、なかなかコメントするタイミングを掴めず、今の今までずるずるときてしまいました。

で、このアルバム … 僕も大好きな1枚でして
>独自の泥臭い声と歌い方が…
甘ったるさを感じさせない美味しいポイントだと思います♪

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
Commented by kaz-shin at 2007-07-13 23:27
oceanさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
以前より、240さんやshintanさんのブログでお名前を拝見しておりましたし、
ちょくちょくブログへもお邪魔しておりました。

この記事は、ブログを始めて間もない頃に書いたものですから、内容が
薄っぺらで恥ずかしいです。
このアルバムの記事は、いずれ書き直したいなと思ってます。

洋楽は本当にベタなAOR中心のモノしか聴いておらず、oceanさんの
ブログでこれから勉強させてもらいますね。

これからもよろしくお願い致します。

もし、良かったらリンクを貼らせて頂きたいのですが、よろしいですか?
Commented by ocean at 2007-07-13 23:58 x
ぜひとも!
こちらもリンクさせていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします♪
Commented by kaz-shin at 2007-07-14 02:09
oceanさん、相互リンクありがとうございます。
こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。
Commented by ocean at 2007-07-19 22:25 x
すみません。こちらの記事も↓にTBよろしくです♪
http://ocean461.blog23.fc2.com/blog-entry-326.html
Commented by 哲学者になりたい猫 at 2009-05-19 22:44 x
あんまり私がPart2希望を出しまくるので、この前Kazさんも「お前があんまり煩いからPart2いつか書いてやるから」としぶしぶ言わせてしまいましたが(苦笑)やはり前にも書いた事がありますが吉本隆明が「その作家のあらゆる著作は最初の作品からの系統発展である」と言う言葉があるように、最初の二三ヶ月のブログの記事(と取り上げている作品に)Kazさんの音楽の嗜好のエッセンスが全て詰まってますよね。だから読んでいて楽しいんですよ。そして、このアルバムは本当にシブイと言うかスルメですよね。聴く度に良さがわかる、でも派手な曲はないから10代の人には退屈だろうなとおもいますよね。(その点では『THIS NIGHT~』の方がとっつきやすいかもしれませんよね)でも価値に気付くと一生手放せない大人のための作品、まさにAOR。日本では多くのAORのジャケットが爽やかな景色のジャケに差し替えられた事は有名ですが、よく分りますよね特にこの作品は(笑)私はこの作品実はレンタルで出会ってるんですが何を思ったかその店落ち武者のような写真の方を表にして飾ってたんですよね~借りるかどうか小一時間悩んだ記憶が…(苦笑)これも分ってくださってますでしょうがPart2を…(略)
Commented by kaz-shin at 2009-05-19 23:38
哲学者になりたい猫さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
いつも古い記事まで目を通して下さって、嬉しい限りです。
でも記事を読む度、あまりの手抜きの記事に厭きれるばかり・・・(笑)
この頃はとにかく毎日記事を書くことを第一に考えていたんで、この程度の記事で精一杯だったということもあります。
今のスタイルで毎日はとても不可能です、体力的にも・・・。
ですから苦肉の策としてPart.2シリーズを思い立ちました。

このアルバムは本当に"渋い"という表現がピッタリきますよね。
この記事では良さが全く表現出来ていないので、Part.2の必要がありますね(笑)
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