ビル・ラバウンティ自身が弾くFENDER RHODESのリフが格好良い「LIVIN' IT UP」で幕を開ける1982年リリースのアルバム。AORの名作中の名作である。とにかく渋い。派手になる要素をあえて排除したかのような渋いナンバーの数々。大御所プロデューサー、ラス・タイトルマンの手腕とビルの類稀なるソング・ライターとしての資質のなせる技だろう。
正直なところ歌はあまり上手いとは言えない。だが、その独自の泥臭い声と歌い方が彼の曲によくマッチしているのだ。アレンジも豪華メンバーを揃えながらも目立ったソロ・プレイは殆ど無く、むしろアンサンブルを重視しているところがまた良いのである。コーラスも結構凝っていてジェイムス・テイラー、スティーヴン・ビショップ、パティ・オースチン等の実力派を起用しているという贅沢三昧(笑) 捨て曲無しの名盤。
このアルバム・ジャケットは、日本のオリジナル・ジャケット。当時輸入盤レコードを購入したのだが、ビル自身の顔写真のジャケットだった。AOR路線のアルバムに似合うように変えたのだろうが、正解だったかもしれない(笑) CDは、2種類のジャケットのリバーシブルになっている。
たしかにこのジャケットでAOR名盤で言われても・・・という気はする(笑) しかし、ジャケットと裏腹に内容が素晴らしいものも沢山あるのも事実。山下 達郎の『GO AHEAD』もそうだろう。内容も知らずにあのジャケットを見ただけで購入する勇気がある人は、そうはいないだろう・・・汗。
私からもTBさせて頂きました。
確かにこのジャケットだけを見て購入した方っていないかも(笑)。
でも顔アップのアルバムって、意外といいものが多いんですよね!
うかつにハズせないんですー。
これからも宜しくお願いします!!
80年代独特のイメージ戦略だったんでしょうね。
同じ内容で、イラストものとビルの写真のジャケットの2種類並んでたら、
イラストを選ぶ人が多いでしょうね(笑)
個人的には、いい顔してると思うんですけど・・・。
いつも楽しく拝見しておりましたが、なかなかコメントするタイミングを掴めず、今の今までずるずるときてしまいました。
で、このアルバム … 僕も大好きな1枚でして
>独自の泥臭い声と歌い方が…
甘ったるさを感じさせない美味しいポイントだと思います♪
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
以前より、240さんやshintanさんのブログでお名前を拝見しておりましたし、
ちょくちょくブログへもお邪魔しておりました。
この記事は、ブログを始めて間もない頃に書いたものですから、内容が
薄っぺらで恥ずかしいです。
このアルバムの記事は、いずれ書き直したいなと思ってます。
洋楽は本当にベタなAOR中心のモノしか聴いておらず、oceanさんの
ブログでこれから勉強させてもらいますね。
これからもよろしくお願い致します。
もし、良かったらリンクを貼らせて頂きたいのですが、よろしいですか?
こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。
http://ocean461.blog23.fc2.com/blog-entry-326.html
いつも古い記事まで目を通して下さって、嬉しい限りです。
でも記事を読む度、あまりの手抜きの記事に厭きれるばかり・・・(笑)
この頃はとにかく毎日記事を書くことを第一に考えていたんで、この程度の記事で精一杯だったということもあります。
今のスタイルで毎日はとても不可能です、体力的にも・・・。
ですから苦肉の策としてPart.2シリーズを思い立ちました。
このアルバムは本当に"渋い"という表現がピッタリきますよね。
この記事では良さが全く表現出来ていないので、Part.2の必要がありますね(笑)