Music Avenue
musicave.exblog.jp
Top
GINO VANNELLI_BROTHER TO BROTHER ◇ 2005年 10月 27日
e0081370_034268.jpg 

AORファンならば何を今更って感じの名盤。ジョー、ジノ、ロスの恐怖の3兄弟プロデュースで1978年リリースのアルバム。カナダ人だがイタリア系の血を引いてる事もあってか、ファミリーの結束は固いようだ(笑) 兄・ジョーは素晴らしいキーボード・プレイヤーと同時に、ミュージシャンが余程のテクニックがないと演奏不可能とさえ思える緻密で複雑なアレンジを担当し、弟ロスはジノを凌ぐ位のソング・ライターとしての才能を見せつけてくれる。

そして、ジノはその卓越した歌唱力で聴く者を圧倒する。まさに恐るべき3兄弟である。このアルバムまでは、シンセサイザーの多重録音を中心とした音作りだったのだが、このアルバムでは、ギターのカルロス・リオスがサウンド的に大きな役割を担っている。まだカルロスがさほど有名では無かった頃である。このアルバム以降、あちこちで名前を見かけるようになった。角松 敏生の2nd『WEEKEND FLY TO THE SUN』でもカルロスは良いギターを聴かせてくれていた。ギタリスト好きの私には、このアルバムがピッタリと嵌った訳である。

このアルバムの聴き所と言えば、第一にロス・ヴァネリの書いた名曲「I JUST WANNA STOP」。ジノの代表曲と言って良い曲である。ロスはもう1曲「LOVE & EMOTION」という曲も書いていて、これもなかなか良い曲である。そしてアルバム・タイトル曲「BROTHER TO BROTHER」。この曲の演奏は凄まじい。カルロス・リオスのギター、ジミー・ハスリップのベース、マーク・クレイニーのドラムスがフューチャーされているのだが、驚異の演奏と言える。ジノのバックを努めるには、並大抵なテクニック、体力では無理なのがわかる(笑)

このアルバムにおいて、ジノ・ヴァレリの音楽(ジャンルでは縛れない)が確立されていったような気がするのだが、如何なものか・・・。この卓越した歌唱と演奏はぜひ1度体験してもらいたい。
[PR]
by kaz-shin | 2005-10-27 00:07 | 洋楽系 | Trackback(1) | Comments(17) | |
トラックバックURL : http://musicave.exblog.jp/tb/1615721
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Tracked from 無駄遣いな日々 at 2006-09-18 17:25
タイトル : GINO VANNELLI / BROTHER TO B..
購入日  2006年8月26日 購入場所 HMV通販 価  格 ¥2,141 備  考 1978年リリース、2006年24bitリマスター、ダブル・ジャケット ヤベ−!なんてアーバンでエモーショナルでドラマティックなアルバムなんだ! ジノ・ヴァネリの曲は正直「I JUST WANNA STOP」の夕暮れ時にグッと来る曲しか知りませんでした。今回、ユニバーサルよりリリースされたAOR PAPERSLEEVE COLLECTIONシリーズで発売、AORの名盤として過去に紹介されているし、いい機会...... more
Commented by daisuke_Tokyocity at 2006-09-18 17:29
こんばんは!
仰る通り、カルロス・リオスのエモーショナルなギターが最高にカッコいいですね。またジノの完璧ぶりもこれまた素晴らしい。
現場ではかなり厳しかったようですね、ジノは。
Commented by kaz-shin at 2006-09-18 23:09
daisukeさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
このアルバムでカルロス・リオスというギタリストに注目しました。
リマスター盤の購入も検討もしなくてはいけませんね(笑)
Commented by 猫公爵Poitrine at 2006-11-09 06:27 x
Ginoの聴き方は他人より変かもしれません。
1stからしばらく数作を聴いてロックオペラ的な大味さに飽きてしまい、しばらくフォローしていなかったのです。

で、"I Just Wanna Stop"や"The River Must Flow"を他人のカバーで先に聴いた後で(後者は松下 誠プロデュースJudy Anton"Smile")、Ginoの次作の”Nightwalker”を先に聴いてしまったのです。その凄さに、前作たる"Brother To Brother"も凄いだろうと聴いた訳です。
Commented by 猫公爵Poitrine at 2006-11-09 06:41 x
しかし”Nightwalker”は、"Brother To Brother"より、音が洗練されている上に、よりハードになっています。何せDrumsがVinnie Calaiuta(ex-Zappa Band。Ritenourとの共演も多し)ですから。ギターは確かMike Millerだったと思いますが、ハッキリ言ってC.Riosより超絶技巧ですよぉ〜! ぜひこっちも取り上げてください。

Evil Eyesより数倍凄まじいSanta Rosaという曲もありますよん。

なおYou TubeにはGinoのLive映像がけっこうありまする。
Commented by kaz-shin at 2006-11-09 23:51
猫公爵Poitrineさん、こんばんは。
『Nightwalker』は、いつか聴いてみたいと思っている1枚です。
「LIVING INSIDE MYSELF」は大好きな曲なんで、今度購入して聴いてみます。
猫公爵さんのコメントで俄然聴いてみたくなりましたよ(笑)
Commented by 猫公爵Poitrine at 2006-11-10 02:11 x
You Tubeには、"Nightwalker"のMVがあります。
"Living Inside Myself"は確かに名曲、素晴らしいバラードです。
ウラを言ってしまえば、大体、音楽雑誌でミュージシャンが"Brother To Brother"ばかりほめるのは、ネタ隠しという意味も大きいのです。

"Brother To Brother"も愛聴しましたが、無人島に一枚と言われたら、絶対"Nightwalker"です。これは私の偏見ではなく、二枚とも聴いていただければ、皆さんに絶対分かっていただけるものと思います。私が[へぼ]ギタリストだからギターが恰好良い方を贔屓で言っているのではありませぬ〜。

"Brother To Brother"はアナログ盤とCD各一回しか買ってませんが、"Nightwalker"は昔輸入盤屋でアナログを一回、日本でCDが出てなかったのでアメリカからCDを輸入、日本で出たCDをDynamic Range改善を期待して再度購入(裏切られる)、リマスターを謳ったので再発CDを購入したので、4回も買いました。

"Brother To Brother"のペイジなのに申し訳ないですが「続編」のような作品なので勘弁してください。
でも、プログレ・フュージョン・AORとでも言うべき作品で、ここがジノのARISTAにおける金字塔だと思うのです。
Commented by たにぴ@もまゆきゅ at 2006-11-10 09:58 x
カルロスリオス。ライヴで観たら、アップストロークが兎に角カッコよかった。
それも道理で、彼は左利きなんです。
それからどちらかと言うと超絶技巧よりはカールトン的な持ち味の人。
どっちが上とか紋切り型で来られると、一寸ひく(^^;;;;
ぼくもどっちのアルバムも持ってますが、どっちがどうこうは、正直そんなにないし、
音楽雑誌でネタ隠しとか、ウラを言ってしまえばとか…ほんとですか?何の為の?まあ根拠があったとしても、私が聴く行為には影響ないです。
猫様、荒らすつもりはないんです。好みに口を出してごめんなさい。
あ、ジミーハスリップも左だ。これは演奏場面を観たらカレイドスコープ的な面白さがあるかもね。なんちて。
Commented by kaz-shin at 2006-11-10 15:22
猫公爵Poitrineさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
『Nightwalker』について調べたところ、評判が良いので早速アマゾンへ
注文かけてしまいました(笑)
早く聴いてみたいですね。聴き込んだら記事書きますので・・・。
ただ、あまり技術的に詳しい事を書けませんので、聴いた素直な感想になりますが・・・(笑)
お奨め頂いてありがとうございました。
Commented by kaz-shin at 2006-11-10 15:34
たにぴ@もまゆきゅさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
人それぞれ色んな聴き方、感想がありますよね。
多分楽器を演奏出来る方と、私のように聴く事オンリーの人とも感じ方も
変わってくるのかも知れませんね。
私の場合、プロの方が演奏するものは全て「凄い!」と感心してしまいます。
もちろん、音やフレーズの好みはありますが・・・。
このブログで紹介しているアルバムは、私が聴いて良いなとか、気持ち良いと思えるものばかりです。
ですから他の人が聴いてどうなのかは多少不安ですけれどね(笑)
聴いて楽しくなれるのが音楽、それが1番大事ですね。
Commented by かわちゃん at 2007-05-06 15:18 x
本当に(奇才)ですね。三十年経った気がしないくらい新鮮な斬新な曲の数々ですね。言葉では言い表わすことが申し訳なく感じます。
Commented by kaz-shin at 2007-05-06 22:19
かわちゃんさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
とにかく音に対する拘りと、歌声の迫力には圧倒されるばかりですね。
本当にリリースされてから30年経ったという感じが全くしない、斬新なアルバムだと思います。
聴いてもらわないと、この迫力は伝わりませんね。
Commented by かわちゃん at 2007-06-11 06:28 x
今日も朝から、このアルバムを聴いてますが、一つ記憶から甦ったことがありました。昔、この二曲目を何度も聴いてたような気がしました。思い出したことは、この曲は渡辺香津美らがカバーしていたことです。
Commented by kaz-shin at 2007-06-11 20:57
かわちゃんさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
2曲目の「The River Must Flow」は、確かに『Kylyn Live』で演奏してましたね。
Commented by かわちゃん at 2007-06-11 23:00 x
このアルバムから話がそれてしまいますが、KYLYN LIVEでのTHE RIVER MUST FLOWの矢野顕子のボーカルも好きでした。
Commented by kaz-shin at 2007-06-11 23:11
かわちゃんさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
確かにジノにしても矢野さんにしても、真似しようとしても出来ない独特な
スタイルを持ってますよね。だからこそ一流なんでしょうね。
Commented by sihuku at 2007-12-05 18:14 x
kaz-shinさま コメントありがとうございました!^^
TBは不可になってしまいますね・・・(涙)
なので、コメントにて失礼致します。
ジノ・ヴァネリは結構有名なアーティストなのですね!(苦笑)
なかなかのおしゃれなアルバム(楽曲)で日頃聞いちゃっていますょ^^

Commented by kaz-shin at 2007-12-05 23:42
sihukuさん、こんばんは。わざわざコメントありがとうございます。
スパムTB対策をしてますので、それが影響しているみたいで申し訳ありません。
ブログによって、出来るところとそうでないところがあるみたいで・・・。
これに懲りずにこれからもよろしくお願いします。
<< Toshiki Kadomat... ページトップ 松岡 直也 & WESING_... >>
XML | ATOM

個人情報保護
情報取得について
免責事項
Ice Green Skin by Sun&Moon