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中島 みゆき_おかえりなさい ◇ 2012年 04月 08日
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今夜紹介するのは、当ブログ初登場のアーティスト、中島 みゆきが1979年にリリースした初のセルフ・カバー・アルバム『おかえりなさい』です。
私が中島 みゆきのアルバムを取り上げたことにきっと驚いている方も多いことでしょうね。
実は私が唯一所有している中島 みゆきのアルバムが、この『おかえりなさい』なんです。
中島 みゆきの事をユーミンや尾崎 亜美と並んで日本を代表する素晴らしい女性シンガー・ソングライターだと彼女のデビュー当時から感じていましたし、実際に良い曲も本当に沢山あります。
しかし、如何せんCITY POP系の音楽が好きな私にとって中島 みゆきの曲は、その独特なヴォーカル・スタイルや重く暗い雰囲気は私好みではありません。
ですからレコードやCDを買うこともありませんでした。せいぜいラジオ等で聴いていたくらいです。

そんな私が何故このアルバムを買ったのか・・・。
このアルバムが発売された当時、フォーク系の音楽をこよなく愛する友人がおりまして、彼の家へ遊びに行った時にこの『おかえりなさい』を聴きました(聴かされました)。
知っている曲が多かったので親しみやすかったというのも事実なんですが、何よりアレンジが良いなというのが最初の印象でした。勿論演奏も。
歌詞カードを見せてもらうとアレンジを手掛けていたのが、後藤 次利(3曲)、鈴木 茂(3曲)、戸塚 修(2曲)、福井 峻(2曲)の4人でした。いずれも当時アレンジャーとしての才能を開花させたと言っても過言ではないでしょう。そんな4人が各々の個性を活かしたアレンジを施していて、どこかCITY POPの匂いも感じることが出来ました。
アルバム『おかえりなさい』はアレンジが良いという印象が、私の中にずっと残っており、CDの時代になってふと聴きたくなって購入しました。
今でもたまにふと思い出したように聴きたくなるアルバムです。普段CITY POP系の音楽ばかり聴いていますが、時にこういうアルバムを聴いて耳をリフレッシュさせています(笑)。

『中島 みゆき / おかえりなさい』( )内はオリジナル・シンガー
01. あばよ (研ナオコ)
02. 髪 (グラシェラ・スサーナ)
03. サヨナラを伝えて (研ナオコ)
04. しあわせ芝居 (桜田 淳子)
05. 雨・・・ (小柳ルミ子)
06. この空を飛べたら (加藤 登紀子)
07. 世迷い言 (日吉ミミ)
08. ルージュ (ちあきなおみ)
09. 追いかけてヨコハマ (桜田 淳子)
10. 強がりはよせヨ (研ナオコ)

参加ミュージシャン:
E.Guitar : 鈴木 茂、水谷 公生
A.Guitar : 笛吹 利明、末原 康史、常富 喜雄、安田 裕美、吉川 忠英
Steel Guitar : 野口 宗光
E.Bass : 小原 礼、後藤 次利、高橋 茂宏、武部 重明
Drums : 岡山 和美、島村 英二、渡嘉敷 祐一、林 立夫
Percussion : 斉藤ノブ、佐藤 康一、ラリー寿永
Keyboards : 佐藤 準、渋井 博、田代 真紀子、山田 秀俊
Sax : Jake H.Conception
Trumpet : 数原 普
Trombone : 荒井 英治、岡田 澄雄、平内 保夫
Clarinet : 鈴木 正男
Strings : First Music
Marinba : 金山 功
Midget Accordion : 風間 文彦
Dulcimer : 生明 慶二
Chorus : 戸塚 修、鳴海 寛

今回は全曲レビューではなく、後藤 次利がアレンジを手掛けた3曲に絞って曲のレビューしてみたいと思います。

「あばよ」
エコーを効かせたサウンドが印象的なんですが、この頃の後藤 次利のアレンジの特徴として彼のベース・プレイを活かしたサウンドが挙げられます。全体的にゆったりとしたベースなんですが、間奏部と終盤で聴く事が出来るメロディー弾きはいかにも後藤 次利らしいと言えると思います。おそらくフレットレス・ベースを使っているのではないかと思います。控え目ですが美しいストリングスも彼のセンスの良さを感じます。

「雨・・・」
シンセの使い方が実に上手いです。それとやはりベース・プレイは見事ですね。まるでウッド・ベースのようなプレイ・スタイルでメロディーに凄くマッチしています。他の楽器パートは地味な位シンプルにしておいて、アクセントとしてベースを使っているという感じでしょうか。後藤 次利はやはり素晴らしいベーシストだと思います。

「追いかけてヨコハマ」
美しいストリングスのイントロが印象的です。曲中で聞こえるコンピューター・ゲームの効果音のような電子音が今聴くとチープで必要無かったかなとも思いますが・・・(笑)
リズム・アレンジに凝っているのですが、ミックス・ダウンによって全体的に軽い音に仕上がっているのが残念です。ベースとドラムを全面に出した太い音にしたらもっと良かったような気がします。ただそうなると中島 みゆきのヴォーカルを殺してしまうのかも知れませんね。ここでも後藤 次利らしいベース・プレイが堪能出来ます。後藤 次利が大好きな私には嬉しい1曲でもあります。
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by kaz-shin | 2012-04-08 00:27 | J-POP | Trackback | Comments(5) | |
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Commented by 横浜のvafan at 2012-04-08 07:42 x
kaz-shinさん、お早うございます。

お久しぶりです。中島みゆきさん、がこちらで取り上げられる
とは、想定外でした。

みゆきさんのアルバムでは松任谷正隆プロデュースの臨月も
いいですよ。歌はやはり暗めなのですが、楽曲込みで聴くと
重くないです。ギターに松原さんが参加するなど、kaz-shin
さんお好みの演奏陣です。

たまに、覗いております。マイペースで続けていただければ
うれしいです。
Commented by kaz-shin at 2012-04-14 13:42
横浜のvafanさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
レスが遅くなり、すみませんでした。

記事にも書きましたが、このアルバムが唯一聴いたことのあるみゆきさんのアルバムなんです。
機会があれば聴いてみたいと思っていたので、お薦め頂いて助かりました。
ありがとうございました。
Commented by kotaro at 2012-04-21 14:32 x
まさに「おかえりなさい」です。
大分気分は楽になられましたか。
私もぼちぼち暮らしています。今年も一度だけお花見に行って来ました。
このアルバムは、似た境遇で、友人から聞かされてコンプリートに聞いた彼女の唯一の1枚になっています。
私はずっと近年になり、「ルージュ」が好きになりました。
たまに、高橋真梨子などと同じ気分で歌ったりします。
また、お好きなアルバムを紹介していってくださいね。
Commented by kaz-shin at 2012-04-25 01:04
kotaroさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
お久しぶりです。お元気でしたか?
気分が滅入るくらいの忙しさは無くなり、今は落ち着いてます。
とは言え、以前のように毎日更新する元気も余裕も無いので
週一くらいの更新ペースになりそうです。
自分のペースで続けていければと思っています。
これからもよろしくお願いします。
Commented by もりもり at 2012-08-16 08:18 x
始めまして、20代の中島みゆきファンです。

オジサンやオバサンに、中島みゆきを聞いていると
いうと、「暗い」「後ろ向き」みたいなことを言われるので
すごく驚きます。私たちの周りでは、力強い、勇敢、男前w
みたいなイメージなので。

世代によって感想が異なるのだなと思いました。
それではお邪魔しました☆☆
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