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WILSON BROTHERS_ANOTHER NIGHT ◇ 2005年 12月 10日
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1979年にリリースされたスティーヴ & ケリー・ウィルソン兄弟の唯一のアルバム。AORファンの間では名盤として評価の高いアルバムである。イングランド・ダン & ジョン・フォード・コーリーに曲を取り上げられ、カントリー・チャートで好成績を収めた事がきっかけで、彼らのプロデューサーだったカイル・レーニングに認められてデビューする事になったらしい。そんな兄弟の経歴云々よりもスティーヴ・ルカサーのギターが聴きたいが為にアルバムを買ったというのが本音だ。しかし、ここで嬉しい誤算があったのだ。曲・アレンジ共に良い作品の多い、完成度の高いアルバムだったのである。

01. Feeling Like We're Strangers Again
02. Another Night
03. Thanking Heaven
04. Shadows
05. Just Like A Lover Knows
06. Lost And A Long Way From Home
07. Can We Still Be Friends
08. Ticket To My Heart
09. Take Me To Heaven
10. Like Yesterday

02 以外のギター・ソロがスティーヴ・ルカサーが弾いているのだが、オーバー・ダビング録音の利点を生かして緻密に計算されたフレーズ、音色がどの曲にもマッチしていて素晴らしいの一言である。これほどのテクニシャンが練ったソロを弾くのだから当然かもしれないが・・・。プロデューサーのカイル・レーニングは、エンジニアでもあり、なかなかバランスの良い音を聴かせてくれる。全てにおいて質の高いアルバムと言えるだろう。

01 は、サビの部分が好きな曲。ボーカルの間に入り込むギターが何とも言えぬ曲だ。
02 のジョン・ゴーインのギター・ソロが格好良い曲。こんなソロを弾くならもっと聴きたい気がする。
アーニー・ワッツのSAXが渋い03、ルカサーのオクターブ奏法が聴ける04、やはりトッド・ラングレンは良い曲を書くと再認識させられた07等まさに捨て曲無しだ。
しかし、このアルバムの目玉曲は何と言っても09 に尽きるだろう。とにかく気持ちの良いナンバーである。何と表現したら良いのだろう・・・爽やかな風に吹かれている・・・そんな気がする曲なのだ。ボーカル、コーラス、演奏、ルカサーのギターの全てが見事なまでに調和した曲だと思う。

絶対的な自信を持ってお薦めできるアルバムである。
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by kaz-shin | 2005-12-10 00:15 | 洋楽系 | Trackback(2) | Comments(10) | |
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Commented by 猫公爵Poitrine at 2006-11-02 07:43 x
Lukatherは、このアルバムの自分のパートのオーバーダブをたった1日でやってしまったという、やっつけ仕事だったのです。

でも、06の土管フランジャー・サウンド+あのソロ、01の間奏ソロ、いずれも名演です。

私は07の"Can We Still Be Friends'のカバーの出来は、本家トッドのバージョンを上回るのでは?という程いい出来だと思っています。少なくとも他の人のカバーの中では最高の部類ではないでしょうか?
Commented by kaz-shin at 2006-11-05 00:07
猫公爵Poitrineさん、コメントありがとうございます。
たった1日でこれだけのソロを録ってしまうとは驚きですね。
ジェイ・グレイドンのような計算されたソロも魅力ですが、ルークの感性
(当然計算もあるとは思いますが・・・)によるソロも素晴らしいですよね。
Commented by 240_8 at 2007-02-17 18:10
こんばんは!
kaz-shinさんもこのAOR定番アルバムをレビューしていたのですね??
ルークのアルバムといってもいいくらい、スティーブ・ルカサーがフューチャーされてますね。しかも珍しく(??)器用に演奏してます。「たった一日でやってしまった」とありますが、流石感性の人!凄いですね。
個人的には洒落た⑧とか、感傷的になる⑩が好きです。
Commented by kaz-shin at 2007-02-18 00:17
240_8さん、コメントとTBありがとうございます。
ブログを始めて間もない頃の記事なんで、今読み返すと内容が薄いですね(笑)
「AORってどんな感じ?」と尋ねられたら、このアルバムを聴かせて
「こんな感じだよ」と言えるアルバムですよね。
ルカサーのギターに話題が集中しがちですが、兄弟の作る曲も良いから
名盤と呼ばれ続けてる気がします。
Commented by ohiro at 2007-06-10 01:44 x
kaz-shinさんもこのアルバムをレビューしていたことを今日はじめて知りまして遅ればせながらTBさせていただきました!
ホントよく出来たアルバムです。バランスとバラエティー両方いいです!
Commented by kaz-shin at 2007-06-10 10:35
ohiroさん、本当に沢山のコメントとTBありがとうございます。
この記事も今読み返すと手抜きですね(笑)
機会があれば書き直したいです。

これだけのアルバムを作っていながら、この1作だけで終ってしまってますね。
日本での評判とは裏腹に、アメリカではセールス的に振るわなかったかも知れませんね。
なんとも勿体無い話です。もっと聴きたかったアーティスト(グループ)ですよね。
Commented by ymoymo at 2007-10-02 22:47 x
バナナレコードで試聴してかいました。日本人向けの洋楽ですよね。歌謡曲みたいのもあるし・・・9が去年の夏くらいに大学のローソンでかかってました。大学のスポーツジムのZIP-FMとかでもつまらないJ-POPにまじっていきなりセシリオ&カポノがかかったりするんでナンデ?とおもいました。
7は原曲より絶対いいです。これがトッドをきくきっかけになりました。ジャケの顔が怖いので避けてたんですが。
Commented by kaz-shin at 2007-10-03 01:13
ymoymoさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
ymoymoの仰るように、このアルバムは日本人好みのアルバムと言えるでしょうね。
日本人の耳に馴染むメロディーが確かに多いですね。
ルークのギターも後からのオーヴァー・ダヴで録音されているので、曲にマッチしていますし・・・。
まさしく名盤だと思います。トッド・ラングレンも良いですよね。
Commented by ゴン at 2011-02-05 20:58 x
とても素晴らしいアルバムです。もっと聴きたかったですね。兄は亡くなり、弟はまだ細々と活動しているらしいですが。
Commented by kaz-shin at 2011-02-07 01:24
ゴンさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
こんなに古く、稚拙(今でも変わってませんが・・・汗)な文章の記事にコメントをありがとうございます。
本当に良いアルバムなんで、いつかきっと記事を書き直したいなと思っています。
とは言え、大した文章は書けないのですが・・・(笑)
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