1990年代のJ-POPアーティストの中で、最も注目していたのが林田 健司だった。このアルバムは、1992年にリリースされた2ndアルバム。林田 健司と言えば、SMAPに曲を提供したり、SMAPが林田の曲を取り上げたりしている事でも知られている。有名な曲としては、「$10」、「青いイナズマ」、「Kanshaして」、「君色思い」等がある。最近では、Kinki Kidsのシングル「ビロードの闇」の作曲も林田である。アルバム・ジャケットだけを見ると、まるでマイケル・○ャクソンみたいだ(笑) ソング・ライターとしても優れているし、歌もかなり上手いと思う。
01. 運命はノン・ストップGO GO GO
02. 君は僕の永遠
03. DON'T GIVE UP ~大丈夫にならないで~
04. YOUR VOICE
05. あらかじめ失われた恋人
06. ALL OF MY HEART
07. JEALOUSY IN LOVE
08. $10
09. EDUCATION
10. 君の選択
林田をはじめて知ったのは、デビュー曲「SHERRY」というバラード曲だった。ラジオから流れてくるメロディーを聴いて、一発で気に入った。アルバムを購入して聴いてみると、ヒップホップ、FUNK、POPS等幅の広い音楽性を持っていて、実に良いメロディーを書く事に驚かされた。その独自な歌唱法や声質については、好き嫌いがはっきり分かれると思う。だが打ち込みによるグルーブやその独特な歌唱に抵抗が無ければ、気に入ってもらえるアーティストだと思う。
この2ndアルバムも 01 でラップ、02、03 ではPOPS色が強く、07 ではヒップホップといった具合でバラエティ豊かで、メロディーも親しみ易いものが多い。08 は、お馴染みSMAPが歌ってヒットした曲である。
BOOK OFFでは、林田 健司のアルバムは淋しい話だが、このアルバムを含め多くのアルバムが250円程度で売られている事が多い。ただ、興味があって聴いてみたい人には実に魅力的な値段でもある(笑) この程度の値段なら聴いてみようかと思う人は、どのアルバムを選んでもハズレは無いと思うので購入してみたらいかがだろうか?
個人的には、お薦めのアーティストの一人である。
一度デビュー前に彼のステージを観る機会がありましたけど、
生でもウマイし、ステージングも見事でした。
最近はインディーズで頑張ってるみたいですね。
織田 哲郎氏にしても林田 健司氏にしても提供曲は大ヒットするのに、
自身の作品となると今一つという感じなんですね。不思議です。
林田 健司氏は、山下 達郎氏、角松 敏生氏と並んでデビューから現在
まで全ての作品を聴き続けている数少ないアーティストの一人です。
POPS好きの俺は、#2がお気に入りです。
しかし250円ってぇのは、ちと悲しいネ(超お買い得だけど)
SMAPのコンポーサーで有名だけど、ちなみにブラックビスケッツの「スタミナ」も彼の作品です。