またもマニアックなアルバムです(笑) 知ってる人は少ないと思いますが・・・。実は、大好きなアルバムです。1981年にリリースされた山口 美央子の2ndアルバムです。
とにかく1度聴いたら嵌るんですよ。何とも不思議な魅力を持ったアルバムです。説明するのが難しいのですが、オリエンタルな雰囲気漂うアイドル・ポップスとでも言いましょうか、メロディーが独特なオリエンタル・ムードを持ったものが多いのですが、非常にキャッチーでポップなんですね。
歌詞は、アイドル向けに書かれたような内容で、これが妙にメロディーとマッチしてるんです。
その上、アレンジが素晴らしく良いんです。井上 鑑が全曲アレンジしています。彼がアレンジを担当したアルバムを相当数聴いてきましたが、このアルバムが私にとっては1番ですね。
オリエンタルなムードを出しつつも、それだけにとどまらないアイディアが詰まっていて、とても完成度が高いアルバムだと思います。
01. いつも宝物
02. コードCの気分
03. Lonely Dreamer
04. チャンキー・ツアー
05. 可愛い女と呼ばないで
06. Nirvana(ニルヴァーナ)
07. Telephone Game
08. 風に抱かれて
09. 秋波
オリエンタル・ムードのイントロから始まる01は、そのまま新人アイドル歌手に歌わせたら似合いそうな曲です。02は、シンセと琴で始めるイントロはチャンキーな雰囲気かと思いきや、松原 正樹、今 剛の最強コンビのギターが炸裂します。このコンビでこれだけハードなロック調というのは珍しいです。タイトル通りのチャンキーなナンバー03は、田中 章弘のベースが目立ちませんが良いプレイを聴かせてくれます。
ミディアム・バラードの04は、アレンジは正統派ながらメロディーにオリエンタルな微かな匂いがするところが面白いです。林 立夫のドラミングが小気味良い05は、キャッチーでいてPOPな曲。この辺りが山口 美央子の1番の特徴かもしれません。
アルバム・タイトルの06は、またもオリエンタル・ムード漂う曲。メロディー・ラインが面白いです。正統派のPOPナンバー07は、電話での会話が歌になっていて、相手の男性の部分を井上 鑑が歌っています。
このアルバム最大の目玉は、08でしょう。これは正真正銘のCITY POPです。アレンジ、メロディー、歌のバランスが絶妙にマッチしていて気持ち良い曲です。圧巻なのは、間奏の松原 正樹のギター・ソロ。失礼ながら、こんなマイナーなアルバムでこんなソロ演っちゃうの?みたいな感じです(笑) このアルバム買った当時、このソロ聴けただけでも損はしてないなと思いましたね。
ジャケット裏のミュージシャン・クレジットを見て買ったという、まさにクレジット買いでしたが当たりの1枚でした。お薦めしたい1枚なんですが、もちろんCD化されてません。
キャニオンさん、検討してくれませんか?
でも、どういうサウンドなのかまったく覚えてません。(^_^;
「えっ?セカンドだったの?」という感じで自分のデータを調べてみたら、そうでしたね。すっかり忘れてます。
ファーストは持ってなくて、サードはレンタルで借りているから、そこそこ良かったのでしょう。
アドリブにこのアルバムが紹介されてたんですか!井上 鑑さんの
アレンジではこのアルバムが1番好きですね。サウンド的には、
パラシュート・サウンドです。3rdアルバムは、確か土屋昌巳さんが
アレンジしてて、サウンド的には変化したようです。
1st、3rdは聴いた事が無いです(笑)
ラジオを聞いて良い曲だったので買ったというのはほとんど無いから、
あと可能性があるのはFM誌なんですけど、
メンバーを見て買ったのは間違いないと思います。
どういう紹介のされ方してたんだろう。???
わざわざ調べて下さったんですね。ありがとうございます。
演奏の内容で言うと、アドリブに載っていても不思議では無いと
思うんですけどね。詞の内容が少し子供っぽい感じもしますし・・・。
FM誌の可能性が高そうですね(笑)
ニルバーナは傑作です。
個人的にはど真ん中ストライクでしたね。当時。。。。
私の感想も、書いていらっしゃるそのまんまです。
当時はバンドをやっていたので、仲間内では評判良かったです。
土屋氏プロデュースの『月姫』のライブが名古屋の小さな会場であったので、正面2列目で盛り上がってたのを思い出しました。音楽のクオリティは高かったですからね。でも、パラシュート全開の2作目が大好き!LPは物置に眠ってますが・・・・・。是非CD発売してほしい1枚です(笑)
このアルバムを好きだと仰ってくれる方がいらっしゃって、嬉しい限りです。
本当に良いアルバムですよね!私はCD-Rに焼いて今でもしょっちゅう聴いてます。
山口さんの歌詞を読むと、ソング・ライターとしての視線なのがよく分かります。
おそらく提供曲のストックを自分で歌ったみたいな感じでしょうか・・・。
それにしてもキャッチーなメロディーと独特なオリエンタルなムードが
井上 鑑さんのアレンジによって見事に花を咲かせたという感じですね。
物置からひっぱり出して聴いてみては如何ですか?(笑)
CD化してくれるのが1番良いのですけどね。
古い記事にレスつけてすみません。
山口美央子、好きでした。
アルバムも全部持ってました。
きっと実家で処分されましたが。
高校時代、なけなしのアルバイト代で渋谷のコンサートに行きました。。。
懐かしいです。
CD化大希望です。
古い記事だけに内容が薄っぺらで、こんな記事にコメントを頂戴するのは逆に恐縮してしまいます。
私はこのアルバムしか山口未央子さんの音楽は知りません。
個性的なのにキャッチーなメロディー・ラインを書く作曲センスの良さに当時驚かされました。
他のアルバムも聴いてみたいとずっと思っているアーティストです。
全アルバムをCD化してくれることを願い続けています。