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PATTI AUSTIN_END OF RAINBOW ◇ 2006年 02月 15日
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私が大好きな黒人女性シンガーの一人、パティ・オースティンの1976年にリリースされたデビュー・アルバムです。今からちょうど30年前のアルバムになるんですね。
このアルバムで聴ける彼女のボーカルは、どちらかと言うと抑えた感じ、淡々とした歌声です。81年のヒット曲 「Do You Love Me?」のようなFUNKYで迫力のあるボーカル・スタイルもパティの特徴のひとつであるし、このアルバムのように淡々と歌い上げるボーカル・スタイルでの上手さも彼女の持ち味だと言えるでしょう。
パティの凄さは、歌の上手さだけではありません。ソング・ライティングの才能も素晴らしいものがあります。このデビュー・アルバムも9曲中8曲がパティの作詞・作曲で、派手さなないものの良い曲を書いています。
プロデュースは、CTIレーベルの設立者でもあるクリード・テイラー自らが担当、アレンジャーはデヴィッド・マシューズです。
参加しているミュージシャンは、
Drums : スティーヴ・ガッド、アンディー・ニューマーク
Bass : ウィル・リー、ジェフ・バーリン、チャック・レイニー
Guitar : エリック・ゲイル、スティーヴ・カーン
Keyboards : リチャード・ティー、バリー・マイルズ、マイケル・アボーン
Percussion : ラルフ・マクドナルド
Horn : マイケル・ブレッカー、ランディ・ブレッカー、ロニー・キューバー、ジョー・ファレル
という豪華メンバーです。

01. SAY YOU LOVE ME
02. IN MY LIFE
03. YOU DON'T HAVE TO SAY YOU'RE SORRY
04. MORE TODAY THAN YESTERDAY
05. GIVE IT TIME
06. THERE IS NO TIME
07. WHAT'S AT THE END OF A RAINBOW
08. THIS SIDE OF HEAVEN
09. SWEET SADIE THE SAVIOR

01からいきなり名曲です。シンプルですがメロディアスなナンバーで、ミニー・リパートンの「Lovin' You」を連想させます。朝にぴったりなナンバーでしょう。パティの高音域の美しさを堪能できます。
02は、イントロでのパティのスキャットとエリック・ゲイルのブルージーなギターのユニゾンが、何とも美しい曲です。間奏でのマイケル・ブレッカーのテナー・ソロも絶品。
03は、リズム楽器は使用ぜす、エレピ、アコギ、ストリングスのみのリリカルなナンバーです。
唯一の他人の作品04。ラテン調なリズムに乗ったパティのボーカルが見事です。リズム感が抜群に良いですね。
05は、テンポのある曲です。この手のリズムで歌わすと本当に上手いですね。チャック・レイニーの太いベースと、リチャード・ティーのスタッフ・サウンドのピアノが印象的です。
女性コーラスをフィーチュアしたレゲエ風なナンバー06は、明るく楽しいナンバー。
アルバム・タイトル・ナンバー07は、歌い出しがスティーヴ・カーンのアコギの伴奏のみで、やがてエレピとストリングスが絡んでくるという美しいバラード曲です。
リチャード・ティーのいかにも彼らしいピアノ・タッチが印象的な08は、リズミカルなナンバーです。
09は、ゴスペル・タッチの曲です。チャック・レイニーやリチャード・ティーの奏でる音は、まさにこういう曲にぴったりですね。前半は抑え気味、後半にいくにつれテンションの上がるパティのボーカルが見事です。

ゆっくりと朝寝坊した休日の朝(実際は昼頃か・・・)に、目覚めのコーヒーと一緒に聴くのにぴったりな1枚だと思います。
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by kaz-shin | 2006-02-15 00:01 | 洋楽系 | Trackback(1) | Comments(8) | |
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Tracked from 音楽の杜 at 2007-04-15 06:17
タイトル : Patti Austin 「End Of A Rainb..
スタッフの心地よい演奏に素晴らしいパティのコラボ! ホテルニューオータニの八重桜もとても綺麗に咲いてました。春を感じさせる気候となりましたね。こんな時に必ず聴いているのがパティ・オースティンのデビューアルバムです。 パティ・オースティンというと1983年の大ヒット曲「Baby Come To Me」のコンテンポラリー系の楽曲が思い起こされますが、実はデビュー当時はかなりフュージョン・ポップス系の、素敵な音楽を聴かせてます。 ジャケットが結構インパクトありますね~。頭の大きさが妙に気に...... more
Commented by 240_8 at 2007-04-15 06:20
おはようございます!
TB有難うございます。kaz-shinさんが記事にされていたとは、気付きませんでした。失礼しました(笑)。
しかも①のコメントは完全に私と同じイメージですね。やっぱり「Lovin You」を連想させますよね。なんとなくコード展開も似ている気がします。
あと⑤のチャックレイニーのベース、相変わらずよく動いてますね。

しかしこんな超名盤にコメントがないなんて、やっぱりパティってマイナーなんですかね??
Commented by kaz-shin at 2007-04-15 22:16
240_8さん、こんばんは。コメントとTBありがとうございます。
クインシー・ジョーンズがプロデュースしていたダンス系のナンバーも
好きなんですが、やはりFUSION色の強い初期の作品が1番好きです。

もっと沢山の人に聴いて欲しいアーティストですよね。
Commented by アンクル・タロ at 2007-04-23 01:48 x
ブログにお邪魔したら左下方にPatti Austinの名前があり嬉しく思います
初めてクインシーの曲で彼女の歌を聴き当時はどっぷりはまり(笑)彼女のLPを買っては聴いてました。
私もCTI時代の頃のパティが一番しっくりします。特に1st,2ndがいいですね『Say You Love Me』は今でも聴いてます。
『In My Life』というベスト盤が手元にあるのですがアレンジの違う曲が
数曲ありこちらもなかなかいいですよ♪『In My Life』はジェリー・バトラー(よく知らないのですが?)とデュエットしてます、それと『Say You Love Me』もアレンジが違いこちらはギターソロがカッコいいんです。
ただ未だにこのベスト盤のCDは見た事がなく聴きたくてもプレーヤー
がないので悲しかなLPを眺めてはため息をついております。




Commented by kaz-shin at 2007-04-23 22:21
アンクル・タロさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
彼女はソロだけでなく、色んなアーティストのアルバムでヴォーカル、コーラスを
聴かせてくれてますね。ディスコ系のナンバーでの熱唱も大好きなんですが、
CTI時代のFUSION色の強いアレンジの楽曲が1番好きです。
『In My Life』は未聴なんで、ぜひ聴いてみたいですね。CD化されてると良いのですが・・・。
駄目なら中古レコードを探すしかなさそうですね。
ん~、別アレンジの「Say You Love Me」を聴いてみたい!(笑)
Commented by アンンクル・トム at 2009-05-10 01:12 x
たまに何もする事が無い時などYou Tubeで懐かしい音楽を
検索しては楽しんだりしてます
先程Patti Austinで検索したらアレンジ違いの
『Say You Love Me』がヒットしました。
映像はLPジャケだけですが 音は良かったですよ
もし良ければ聴いてみて下さい
Patti Austin - "Say You Love Me (1983 version)" と書いて
ありました。(ここには貼付け出来ないようですね)
ギターソロが渋いですよ!





Commented by kaz-shin at 2009-05-10 02:42
アンクル・トムさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
1983 Version聴きました。かなりお洒落な雰囲気に仕上がってますね。
80年代のAOR系のサウンドになっていて、これも良いですね。
1983 Versionに続けてオリジナルも聴きましたが、これはこれでまた良いですね。
ん~、甲乙付け難い仕上がりです(笑)
それにしても良い曲ですよね!

ギター・ソロは誰でしょうかね?
なんとなくデヴィッド・スピノザっぽい感じもするんですが・・・。
Commented by アンクル・トム at 2009-05-10 19:58 x
気に入っていただけたようですね
私も両方とも好きなので もっといい音で聴きたいですね
CD化されるといいのですが・・・。
ギターソロはJohn Tropeaと書いてありますが
もう一人Eric Galeの名もクレジットされてます。
ドラムがAlan Schwartzbergというミュージシャン。
John Tropeaで検索したら達郎さんの『Windy Lady』が
出て来ました。サーカスタウンのアルバムの1曲らしい
のですが いいですねこの曲。
Commented by kaz-shin at 2009-05-11 23:44
アンクル・トムさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
アルバム『IN MY LIFE』、俄然聴いてみたくなりましたよ。
1983ヴァージョンも本当に良いですね。
ギターはジョン・トロペイだったんですね~、納得です。
情報ありがとうございました。
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