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水口 晴幸_BLACK or WHITE ◇ 2006年 04月 01日
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元クールスのヴォーカリスト・水口 晴幸の1980年にリリースされたソロ・デビュー・アルバム。
プロデュースは山下 達郎です。山下 達郎とロカビリーというのが不思議な組み合わせに感じますが、実はクールスのアルバムも1枚プロデュースしています。
クールスやロカビリーに特に興味があった訳ではありません。クールスの曲もほとんど知りません。
しかし、山下 達郎プロデュースとなれば話は別です。いろんな音楽に造詣の深い彼ならではの曲やアレンジが聴けるだろうと思い購入しました。
作家陣も豪華です。作詞は、松本 隆、島 武実、Alan O'Day、水口 晴幸。作曲には、筒美 京平、濱田 金吾、椎名 和夫、柳 ジョージ、大野 克夫、Alan O'Day、Arlan Greene、山下 達郎。
アレンジは、1曲のみ椎名 和夫であとは全て山下 達郎です。
ミュージシャンは、達郎のバックの面々です。青山 純、伊藤 広規、椎名 和夫、北島 健二、難波 弘之、山下 達郎というお馴染みな顔ぶれです。北島 健二を加えたのは、ロック色の強いギターが欲しかったのでしょう。

これだけの作家、ミュージシャンを集めた山下 達郎のプロデュース作品ですから、聴きたくなるのは私だけではないはず・・・(笑)

01. Drive Me Crazy
02. あとはもう気分
03. Horror
04. Cry Baby
05. 灯りを消して
06. Daydreamin'
07. Fifteen
08. King of Rock'n Roll
09. キメてしまえば・・・
10. Black or White

TOTOのサウンドを彷彿させる01は、筒美 京平らしい歌謡曲チックなメロディーのナンバーです。
02は、濱田 金吾の作曲です。オールディーズ風なロック・ナンバー。この曲の聴き所は、達郎のギター・ソロでしょう。ここまでこういうロック色の強いソロは初めて聴きました。
椎名 和夫作曲の03もオールディーズ風なロックン・ロール・ナンバーです。達郎の多重録音によるコーラスは圧巻です。
柳 ジョージ作曲の04は、やはりブルースでした。オーソドックスなブルース・アレンジですが、達郎がハーモニカ・ソロを聴かせてくれます。しかし器用な人です、本当。
05は、大野 克夫の曲でオールディーズ・ポップスといった感じの軽い曲です。この曲での達郎は、Twangy Guitarのソロを披露しています。もちろんコーラスも。
Alan O'Dayの作曲の06は、AORな仕上がりの曲。北島 健二らしいギター・ソロが印象的です。
07は、バラード曲です。Arlan Greeneなる人物の作品。達郎のコーラスが美しいナンバーです。
このアルバムで1番注目したい曲08。山下 達郎の作曲ですが、とにかくストレートなロックン・ロール・ナンバーです。ギター・リフ、ソロ等どれを取ってもロックン・ロールの王道って感じです。こういう曲を書ける達郎の懐の広さには脱帽です。北島&達郎のギター・コンビが最高にカッコ良いナンバー。
09も達郎の作品。これまた50'Sの雰囲気の曲です。このリズム・パターンは昔よくありました。単純な循環コードですが、これが良いんですよ。
アルバム・タイトル曲10。達郎の曲です。この曲はR&B路線です。水口のヴォーカルよりはるかに達郎のコーラスの方が存在感があります(笑)

曲、アレンジ、演奏のどれをとっても素晴らしい出来なんですが、唯一水口のヴォーカルだけが難点ですね。
ファンの人に怒られそうですが、はっきり言って下手です(笑)
独特の雰囲気を持ってますから、08のような曲では持ち味がよく出ていると思います。下手ですが聴けてしまいます。
達郎のアレンジは、その辺りを計算しているのだと思います。凄い人ですね。
山下 達郎ファンには聴いて欲しい1枚です。
達郎バンドが演奏するロックン・ロールを聴いてみたいと思いませんか?
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by kaz-shin | 2006-04-01 02:23 | PRODUCER | Trackback(1) | Comments(2) | |
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Tracked from Niseko bowgr.. at 2006-05-12 08:07
タイトル : クレージーケンがいて俺がいて
80年代初頭の一コマ、親友クレージーケンをモデルに日活映画のスティール写真を真似て遊んだ!彼とともにの表参道でのバイトの日々は最高だった。芸術論では火花を飛ばす事も多かった。彼の成功は僕の怠惰の生活に油を注いでくれた。電話をしてもいつも忙しそうにしているが会話の内容は20年以上経っても変わらない。若き日の彼が僕のストックの中でイビキをかいている。 写真ブログランキング参加しています。皆様カチャリ!と願います... more
Commented by daisuke_Tokyocity at 2006-04-02 11:11
おはようございます!
このアルバム、当然(?)持っております。アレンジ、演奏は言うまでもありません。ピッピのヴォーカルはいい味だしているんですがね。またクールスの達郎プロデュースのCDも持っております。

達郎とピッピで思い出すのがちょうど同じ頃に日テレで放送され、
あまりにも低視聴率で打ち切られた勝新さん主演のドラマ「警視K」!セリフが聴こえにくい前衛なドラマでした。
音楽は達郎で「甘く危険な香」が主題歌でしたね。その頃の
繋がりかな?なんか達郎さんがゲスト出演する話もあったとか!?
観たかったなー。
Commented by kaz-shin at 2006-04-02 15:24
daisukeさん、こんにちは。
水口さんのようなヴォーカル・スタイルって、上手い下手と言う表現はあまり
よくないかもしれませんね。味があるというdaisukeさんの表現の方がピッタリですね。

「警視K」。憶えてますよ(笑)
勝新がかなり力を入れて作ったドラマだったようですね。拘りが強い為に
アフレコなんか使わないから、確かにセリフが何言ってるのか分かりづらかったですね。
達郎さんの出演の噂は聴いた事がありました。
私の仲間内では、あの顔はTV向きでないと反対する意見が多かったですけど・・・(笑)
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