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杉山 清貴 & オメガトライブ_RIVER'S ISLAND ◇ 2006年 04月 07日
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1983年の4月にデビュー。その年の9月に1stアルバム『AQUA CITY』をリリースした杉山 清貴&オメガトライブですが、今日紹介するのは1stアルバムから半年後の1984年3月にリリースされた2ndアルバム『RIVER'S ISLAND』です。私が1番好きなアルバムです。
杉山 清貴&オメガトライブと言うと、夏・海というイメージを持っている人が多いと思います。しかし、このアルバムは都会的な雰囲気な曲ばかり。NYをイメージして作られたらしいです。
楽曲的にもサウンド的にもよくまとまっている良いアルバムだと思います。やはり全9曲中、7曲の作・編曲を手掛けている林 哲司の功績は大きいでしょう。当時の林 哲司は、デヴィッド・フォスターの影響をかなり受けていたと思われ、メロディーやアレンジのその影響を感じることが出来ます。
まさにJ-AORの草分け的な作曲家だったのではないでしょうか。
杉山 清貴の歌も若々しく、どこか淡々と歌っています。そこがこのアルバムの魅力でもあります。人が多くてもどこか冷たい感じがする都会のイメージにピッタリですね。

01. RIVER'S ISLAND
02. アスファルト・レディ
03. DO IT AGAIN
04. SATURDAY'S GENERATION
05. 君のハートはマリンブルー
06. 最後のNIGHT FLIGHT
07. BECAUSE
08. RAINY HARBOR LIGHT
09. SILENT ROMANCE

アルバム・タイトル曲01は、メリハリのあるリズムで軽快なAOR風なアレンジが施された林 哲司らしいナンバーです。
2ndシングル曲の02。1番売れなかったシングルらしいです。悪い曲ではありませんが、このアルバムの中では浮いた感じになっている気がします。ちなみにシングル・バージョンとは異なるバージョンです。
03は、ディスコ・サウンド風な曲。シンセ・ベースが特徴的です。林 哲司の作・編曲。
杉山 清貴と西原 俊次の共作04。良い曲ですが、最初聴いた時に思わずニヤリとしてしまいました。もろデヴィッド・フォスターの影響を受けてます。サビのメロディーは特にそう感じます。松下 誠のアレンジもおそらくメロディーに合わせて狙ったものでしょうね。ギターの音色、フレーズなどジェイ・グレイドンばりですから(笑)
名曲05。林 哲司の真骨頂発揮といった感じですね。
杉山 清貴作曲、志熊 研三編曲の06。これも良い曲です。作曲面では、かなり林 哲司の影響を受けている気がします。
07もAORっぽい曲です。ルパート・ホームズの「HIM」を彷彿させます。林 哲司の作・編曲ですが、あえて狙ったのかもしれませんね。
08は、プロの書くメロディーだなと思います。もちろん林 哲司です。
ラストは、林 哲司お得意の切なさ満点バラード。ストリングスのアレンジが見事だと思います。

私はオメガトライブのライブを観た事がないので分からないのですが、演奏の実力はどうだったのでしょうか?はっきり言いますと、レコーディングは林 哲司の作品ではお馴染みのミュージシャンを集めて録音されていると思います。いたるところに松原 正樹のギターが登場しますから・・・(笑)
コーラスも木戸 やすひろ、比山 貴咏史あたりだと思います。
素晴らしい演奏なんで文句はありませんが、バンドとしての実力がどうだったのかなと気になりました。
杉山 清貴の声があれば成立してしまうバンドというのも寂しいですからね。
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by kaz-shin | 2006-04-07 00:26 | CITY POP / J-AOR系 | Trackback | Comments(10) | |
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Commented by monksiiru at 2006-05-09 13:50 x
はじめまして、杉山清貴検索でこちらにたどり着きましたmonksiiruと申します。
私もこの「RIVER'S ISLAND」が一番好きなアルバムなので丁寧な解説に感激してしまいました。一曲めのRIVER'S ISLAND、当時高校生だった私にはかっこよくて都会の中に垣間見える蜃気楼みたいなイメージであこがれていましたねー。淡々と歌う杉山ボーカルもまたいい感じなんですよね。「人が多くても冷たい都会」まさにそんな感じです。

オメガトライブ全盛期のライブは見ていないのバンドとしての実力についてはなんともいえなくてスミマセン。
ここ読んでLPしかないので、再度CD買おうか検討してしています。今の季節に窓全開でクルマで聴きたいアルバムですよね。またお邪魔します。
Commented by kaz-shin at 2006-05-09 19:32
monksiiruさん、はじめまして。そしてようこそ!
コメントありがとうございます。海・夏のイメージが多いオメガトライブの
中で、このアルバムは光ってる気がするんですね。あえてテーマを
都会に持っていったのは正解だと思っています。
「人が多くても冷たい都会」という表現は良いですね、このアルバムの
雰囲気をよく捉えてる気がします。
バンドとしての実力が少し気になったのは、レコーディングされたものの
演奏が素晴らしいので、ライブで再現できたのかな?とふと思ったまで
です(笑)
また暇な時に覗いてやって下さい。よろしくお願いします。
Commented by てつ at 2006-11-13 03:05 x
さきほど、別のところで「オメガトライブが好き」と書かせて頂いたので、こちらにもコメントさせて頂きます(笑)。オメガが好き、と人に言うと、多くの場合「ふたりの夏物語」等のイメージからか、じゃあメジャー調の夏向きの爽やかな曲が好きなんだね、と言われます。「オメガ=夏」というイメージは定番だと思いますが、kaz-shinさんがおっしゃるとおり、「このアルバムは都会的な雰囲気な曲ばかり」ですよね。私は、夏のイメージの曲も好きではあるのですが、「都会的な」とか、「哀愁のある」といったキーワードに弱いもので(笑)、オメガでも、そういった傾向の曲が、さらに好きです。
このアルバムの曲は全部好きですが、RIVER'S ISLAND、DO IT AGAIN、君のハートはマリンブルーが特に好きですね。
Commented by kaz-shin at 2006-11-14 21:06
てつさん、こんばんは。
私はオメガトライブのアルバムで1番好きなのが、このアルバムなんです。
杉山さんの声って、こういう都会的なクールなサウンドにもよく似合うと思うんですよ。
ソロになってからも、海・夏っぽいイメージの曲が多いようですが、ぜひ
都会的でAORっぽい曲も歌ってもらいたいなと密かに思っています。
「DO IT AGAIN」は、オメガらしくなくて大好きな曲です。
Commented by ファンヘイト at 2008-01-06 13:26 x
はじめまして。杉オメ大好きの38歳の人間です。以後よろしくお願いいたします。

「DO IT AGAIN」「最後のナイトフライト」なんかについては確かにこのアルバムから浮いていますが、
ラストアルバムなんかに入れると案外違和感ないかもw?

では御邪魔しました。失礼します。
Commented by kaz-shin at 2008-01-06 23:03
ファンヘイトさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
私は林 哲司さんの作った曲が好きで、オメガトライブはデビューから注目してました。
もちろん全アルバムを聴きましたが、このアルバムが1番好きなんですね。
もちろん夏や海のイメージの曲も良いのですが、都会的な曲も杉山さんの声に似合っていると思っています。
本当に今でもよく聴くアルバムなんですよね。
これからもよろしくお願い致します。
Commented by ぼんた at 2010-02-04 07:05 x
こんにちは、突然失礼します。
僕もこのアルバム大好きです。
2曲目以外は今でも全然違和感なく聴けるし、かっこいいと思います。
曲もアレンジもいいし演奏もいいですよね。

僕もクレジットをみてオメガトライブが演奏していることになっていて首を捻ってました。笑
彼らのライブアルバムがひどいものだったからです。
演奏もひどいし、杉山さんのボーカルもなぜかこぶし聞かせまくりでがっかりしたものです。


アレンジでにやり、分かります。
AQUA CITYのMidnight downtownって曲は、George DukeのBrazilian Love Affairと全く一緒でかなり恥ずかしいです。
これも林さんの作品ですが、彼がインタビューで「イントロが全て。急に浮かんだ」と発言していて、ひどいなあと思いました。笑

まあ色々突っ込みどころはありますが、このアルバムは文句なく80年代のJpopの中でも名盤中の名盤だと思います。

長々と失礼しました。
Commented by kaz-shin at 2010-02-05 02:18
ぼんたさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
この頃のオメガトライブと言うと、"夏"、"海"というイメージが強いですが、杉山さんの歌声は都会的でCOOLな曲にも似合うと思っています。
もちろん"夏"のオメガも良いですが、私はとにかくこのアルバムが好きなんです(笑)

林 哲司さんや筒美 京平さんは、洋楽のアレンジを取り入れるのが名人芸的に上手いですよね。
特に林 哲司さんは、当時のAOR作品(特にデヴィッド・フォスター作品)を研究していたと思いますね。
オメガに限らず、当時の林 哲司さんのアレンジにはAOR好きなら頬が緩んでしまうものが多いです。

演奏は間違いなくスタジオ・ミュージシャンでしょうね。
もしバンドで演奏していたら時間ばかりかかって、制作費も跳ね上がっていたでしょう(笑)

稚拙な文章のブログですが、また覗いてくれると嬉しいです。
Commented by kotaro at 2011-03-22 14:05 x
来月6日発売のニューアルバム「Reunited」は25年ぶりの林哲司氏との、コンビ復活!
暗い世相ですが、明るく行きましょう。一人一人が、未来を信じて。大変な地区は大変ですが、ほかの場所は、歌を絶やさずに。

我らの世代が、ふん張らないと、いまの若い人は必要以上にシリアスに感じやすいですから。

仕事の気疲れは吹っ飛びました?!
Commented by kaz-shin at 2011-03-25 01:19
kotaroさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
なかなか興味深いアルバムですよね。
林 哲司氏の書いた曲が、あの頃を思い起こさせるものなのか、それとも全く別のアプローチなのかも気になるところですね。
発売を楽しみにしています。

仕事の方も落ち着いて、今はまた色々音楽を楽しんでいる毎日です(笑)
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