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STEVIE WONDER_SONGS IN THE KEY OF LIFE ◇ 2006年 06月 24日
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1976年に発表されたスティーヴィー・ワンダー渾身の大作であり、大傑作アルバム『SONGS IN THE KEY OF LIFE』を紹介します。アナログ盤は2枚組+4曲入り17センチ盤1枚でした。
全21曲すべてが美しく親しみやすいポップなメロディーで溢れています。
スティーヴィーは、時に多重録音を駆使して様々な楽器を演奏し、時に豪華なゲスト・ミュージシャンと共演しながら、そのハートフルかつソウルフルな非常に暖かいヴォーカルを聴かせてくれます。

スティーヴィーの作品の中には、メッセージ性の強い思想のこもった作品が少なくないのですが、詞を重視するあまり曲調が暗くなったりすることは決してありません。あくまでもポップに仕上げています。
しかも難解なメロディーや高度なアレンジに拘らず、あくまでもシンプル。それでいてサルサ、ボサノヴァ、ロック、ジャズ等色々なジャンルの音楽を取り込んで、スティーヴィー独自の音楽性を展開しているのには驚かされますね。
これだけの大作ならば今一つという曲も普通は存在するものですが、このアルバムに限ってはその手の曲が見当たりません。それどころか、名曲のオン・パレードという感じなのです。
現在ではCDで気軽に聴いてますが、このアルバムが発売された当時は、2枚組+17センチ盤に24ページのブックレットがずっしりと重くて、宝物を扱うようにターン・テーブルに乗せていました(笑)

今回はアナログ盤の形で曲名を紹介します(CD2枚にすると少し味気無いので・・・)

『STEVIE WONDER / SONGS IN THE KEY OF LIFE』
Side One
01. LOVE'S IN NEED OF LOVE TODAY
02. HAVE A TALK WITH GOD
03. VILLAGE GHETTO LAND
04. CONTUSION
05. SIR DUKE
Side Two
06. I WISH
07. KNOCK ME OFF MY FEET
08. PASTIME PARADISE
09. SUMMER SOFT
10. ORDINARY PAIN
Side Three
11. ISN'T SHE LOVELY
12. JOY INSIDE MY TEARS
13. BLACK MAN
Side Four
14. NGICULELA - ES UNA HISTORIA - I AM SINGING
15. IF IT'S MAGIC
16. AS
17. ANOTHER STAR
Bonus Record
Side One
18. SATURN
19. EBONY EYES
Side Two
20. ALL DAY SUCKER
21. EASY GOIN' EVENING (MY MAMA'S CALL)

さすがに全曲レヴューはきついのでピック・アップして紹介します。
愛には愛が必要と切々と歌う01。1曲目からハート・ウォームなナンバーですね。ほとんど全ての楽器をスティーヴィーが演奏しています。
一人多重録音の場合、リズム楽器から録音するのが普通ですが、スティーヴィーはキーボードから録音し、それに合わせてドラムを叩くそうです。微妙にもたったりするのもそのせいなんですね。でも味があって良いもんです。
03も一人で演奏しています。シンセの多重録音でオーケストレーションの雰囲気を上手く出しています。
インスト・ナンバーでFUSIONっぽさ全開の04。
デューク・エリントンを称えた05。名曲です。この曲のブラス・アレンジはインパクト十分です。昔、キャンディーズが好んでカヴァーしていたのを思い出します(笑)
グルーヴ感がたまらない06。これも名曲。
何故かその不思議な雰囲気に引き込まれる08。
ソフト&メロウな09。私の夏の定番曲のひとつです。
軽快なリズムに1度聴けば覚えてしまえるような親しみやすいメロディーの11。これも有名なナンバーで、リー・リトナーのカヴァーも好きでした。
南国ムード漂う14。シンセを駆使したサウンドの割りにはテクノっぽくなっていません。アレンジのセンスが光る曲です。
この曲も数多くのカヴァー曲の存在する名曲16。ハービー・ハンコックがゲストで参加しています。
熱いラテン・リズムの大作17。これもカヴァー曲が多い曲のひとつです。ジョージ・ベンソンがギター、コーラスで参加。

様々なジャンルの音楽好きな人をも魅了してしまう幅広い音楽性とメロディー・センスは、もはや天才という他ありませんね。このアルバムが発表されてから30年経ちますが、今尚聴くたびに新鮮で感動をもたらしてくれる素晴らしい作品です。
残念なのはCD化された時に、収録時間の問題なのでしょうが、ボーナス・レコードの曲がバラバラに分散されてしまい、アナログ盤の印象と多少変わってしまっているところでしょうか。
曲の魅力に影響するわけでは無いのですが、アナログ盤で聴き込んだ人間には多少の違和感があります。
未聴の方はぜひ1度聴いてみて下さい。自信を持ってお薦めできるアルバムです。
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by kaz-shin | 2006-06-24 00:01 | 洋楽系 | Trackback | Comments(2) | |
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Commented by bally at 2006-06-26 13:14 x
こんにちわ。高校時代に歴史に残る1枚と友人に紹介され褒められた話ではありませんがカセット3本を貰って聴いてました。
今は、CDを買って聴いています。実はスティービーのアルバムは"Hotter Than July "が一番オキニなのですが、Key Of Lifeの1枚目も結構高い頻度で車のチェンジャーに収まってます。
私の場合、何故か“I Wish”を聴くと元気が出ることが多いです。
Commented by kaz-shin at 2006-06-28 21:17
ballyさん、こんばんは。返事遅くなりすみません。
ballyさんなら、聴いているだろうと思ってました。
スティーヴィー・ワンダーの音楽を聴いていると、変な言い方ですが
「丸み」を感じます。角の無い音楽って感じで、どんなジャンルの音楽でも
突っかかる事がなく耳や心に音楽がスゥーと入ってくるような・・・。
まさに音楽って人間性の出るものだというのを実感しますね。
私も「I Wish」を聴くと元気になれます。
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