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MARLENA SHAW_WHO IS THIS BITCH, ANYWAY? ◇ 2006年 07月 04日
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断っておきますが、この写真はエリア51で捕獲された宇宙人ではありません(笑)
マリーナ・ショウの1975年の名盤『WHO IS THIS BITCH, ANYWAY?』のジャケット写真です。
ここのところ私の夏の定番アルバムを紹介していますが、このアルバムはまさに現在嵌っているアルバムなのです。別の言い方をすれば、今年の私の夏の定番になるであろうアルバムです。

ブラ・コンやR&Bが好きな人はもちろん、FUSION好きな人やAORが好きな人にもお薦めしたい1枚です。
お薦めする理由として、まずその演奏の凄さですね。
このアルバムでの演奏は、歌伴奏としての理想形ではないかと私は思っています。凄腕ミュージシャンを集めていながら、ソロ・パートというのが本当に少ないのです。
コンビネーションの中で、各々のミュージシャンの光るプレイが随所に散りばめられて、それを聴いているのが実に楽しいのです。
そして、その素晴らしい演奏に負けない、むしろそんな凄い演奏をバックに気持ち良く歌ってしまうマリーナのヴォーカルも凄いの一言。熱唱している訳ではないのに、その驚くほどの存在感が凄いです。
プロデューサーは、ベナード・アイグナーです。

素晴らしい演奏を聴かせてくれるミュージシャンは、
Gutar : David T. Walker、Larry Carlton、Dennis Budimer
Bass : Chuck Rainey、Chuck Domaniko、Bernard Ighner
Drums : Harvey Mason、Jim Gordon
Keyboards : Bill Mays、Larry Nash、Mike Lang、Bernard Ighner
Congas : King Errison
という面々です。

とにかくカッコ良さ全開の演奏を楽しめる1枚です。

『MARLENA SHAW / WHO IS THIS BITCH, ANYWAY?』
01. YOU, ME & ETHEL - DIALOGUE
02. STREET WALKIN' WOMAN
03. YOU TAUGHT ME HOW TO SPEAK IN LOVE
04. DAVY
05. FEEL LIKE MAKIN' LOVE
06. THE LORD GIVETH AND THE LORD TAKETH AWAY
07. YOU BEEN AWAY TOO LONG
08. YOU
09. LOVING YOU WAS LIKE A PARTY
10. PRELUDE FOR ROSE MARIE
11. ROSE MARIE (MON CHERIE)

01は、02のイントロ部に挿入されているミニ・ドラマ(とは言っても3分強ありますが・・・)。既婚男性が女性を口説いている様子を表現しているようです。女性役はマリーナ自身。
とにかく斬新なアレンジがカッコ良い02。この曲は凄いです。16ビートと4ビートが交錯する展開が素晴らしいです。チャック・レイニーとハーヴィー・メイソンのグルーヴが素晴らしいですし、デヴィッド・T・ウォーカーのギター・プレイが凄いの一言です。歴史の残るアレンジ・演奏ではないでしょうか。
一転して美しいメロディーのバラード曲03。これも良い曲です。マリーナのしっとりとしたヴォーカルに絡む、デヴィッド・T・ウォーカーとラリー・カールトンのギター。ソロでは弾かないものの個性はしっかり出ているギター・プレイが聴き所です。
じっくりと聴かせるバラード曲04。マリーナの美しい歌声とストリングスがマッチしています。中盤以降は、リズム・セクションが入りテンポ・アップ。後半で再びスロー・バラードになるという凝ったアレンジです。
05は、ロバータ・フラックの74年の大ヒット曲のカヴァー。これがまたブルージーな仕上がりで素晴らしいです。ここでもデヴィッド・T・ウォーカーとラリー・カールトンのギターの渋さが光っています。チャック・レイニーのグルーヴ感にも注目ですよ。
マリーナ自身のピアノの弾き語りの短い曲06。ブルース・シンガーの真骨頂発揮です。
ゆったりとした07。ここでのハーヴィー・メイソンのドラミングが素晴らしいですよ。このテンポでこのグルーヴ感を出すのは並大抵では出来ません。あまり詳しくは知らないのですが、デニス・バディマーというギタリストのプレイもなかなかのものです。
スタッフのサウンドを彷彿させるバラード曲08。ラリー・ナッシュのローズ・ピアノとデニス・バディマーのギターがこの曲を盛り上げています。
R&Bテイストの渋い曲09。珍しくシンセ・ソロが入っています。
11へのプレリュード曲10。短いインスト・ナンバーで、波やトリノさえずりのSEも効果的です。美しいオーケストレーションが印象的な1曲。
4ビートの軽快な11。JAZZYなヴォーカルが素晴らしいのと、デニス・バディマーのアコースティック・ギター・ソロがフィーチャーされています。楽しくなれるナンバーです。最後は波の音のSEで幕を閉じます。

不朽の名作ってこういうアルバムなんだなと思い知ったアルバムです。デジタル・リマスタリングされたCDが1500円で買えますので、この機会に聴いたことのない人はぜひ!
ジャケット写真とこのサウンドは、あなたを虜にすること請け合いです(笑)
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by kaz-shin | 2006-07-04 00:01 | 洋楽系 | Trackback(1) | Comments(7) | |
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Tracked from Kenny's Musi.. at 2007-06-04 14:31
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Commented by shintan_shintan at 2006-07-04 18:51
こんにちは!これは名盤ですよね。
ブルーノートレーベルってことからか、CDショップだとジャズコーナーに置かれることが多いようですが、ソウル好きにも是非聴いていただきたいですね。②⑤はほんと素晴らしいです。

しかし、リマスター盤が1500円とは・・・ 買っちゃおうかな。
Commented by kaz-shin at 2006-07-05 00:54
shintanさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
本当に名作ですよね。録音されたのが1974年というのも凄い。
レーベルもブルー・ノートですから、JAZZのコーナーに置いてあるのでしょう。
リマスター盤、お薦めですよ。
Commented by でんた at 2006-07-05 18:44 x
最初ジャケを見たときは不気味に見えました。
当初レコ屋で特集していて試聴した時は
たいして興味なかったんですが、
ジャズを通してR&Bを好きになって、そして彼女に戻りました。

やっぱFEEL LIKE MAKIN' LOVEが好きですね。
こうもメロウに・・・

ジャズ・ヴォーカルの棚で見かけることがありますね。
確かに近作ブルーノートで1500円の廉価版のシリーズが
売られていますが、
ケース内側にシリーズのバックナンバーが
センスがいいとは言えないレイアウトで並んでいるので、
私としてはあんまり・・・

音質の云々は聞き比べてみたいと解らないですけどね・・・f(--;
Commented by kaz-shin at 2006-07-05 22:59
でんたさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
確かにインパクトのあるジャケ写真ですよね。夢に出てきそうな気さえします(笑)
私が持っているのもブルー・ノート盤です。でんたさんの仰るように、
いかにもシリーズものというインナーです。
買うときに旧盤とどちらを買おうか迷ったのですが、
1500円という値段と、ブルー・ノート盤の方が1曲多い(多分01が
入っているか、いないかだと思いますが)ので選びました。
音の違いは私も聴き比べてないので分かりませんが・・・。
Commented by halfskits at 2007-06-04 15:14
再びTBさせていただきました!

さて、私の持っているCDは、
ここにご紹介のリマスター盤とは違う方なので、
引っ張り出してライナーの状態を見てみましたー

私のは東芝EMIから1994年リリースのTOCJ-5877です。
日本盤で、定価は、2,300円
でも・・・???・・・ここにもリマスター盤と記載されています。

そしてライナー[P4 - P7]部分を
中川耀(ナカガワ ヨウ)さんが書かれています!
(1994年1月マリーナ・ショウが来日・・・とか書かれています)
Commented by halfskits at 2007-06-04 15:27
あれれ、TBが二回入ったみたいです。
すいません!!

>ブルー・ノート盤の方が1曲多い
>(多分01が入っているか、いないかだと思いますが)

こちらについて回答しておきます!

私の持っているCDでは、
一曲目が「STREET WALKIN' WOMAN」ですが、
CDの出だし部分には、会話が収録されています。
そして、3分15秒ぐらいで会話にかぶって
フェードインで「STREET WALKIN' WOMAN」が始まります!
↑ ・・・ですので、一曲目のタイムは”6分22秒”です。

一曲目が最新リマスター盤では、分割されているのかな??
もしかして「STREET WALKIN' WOMAN」は、
”会話部分とのメドレー”ではなくて
”独立した一曲”になっているのですかーー??
Commented by kaz-shin at 2007-06-04 21:29
halfskitsさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
早速私の所有しているCDを調べました。
BNLAシリーズという限定盤で2006年にリリースされたものです。
TOCJ-6701で1500円でした。
帯には24bitデジタル・リマスタリングと記載されてます。
ライナーはP3~P7迄で、熊谷美広さんが書かれていますね。

1曲目「YOU, ME & ETHEL - DIALOGUE」(3:14)と2曲目「STREET WALKIN' WOMAN」(3:10)ですが、
仰るようにメドレー形式です。ただ会話部分を飛ばせるようになってますね。
もちろんフェード・インしてきますので会話は入ってしまいますが・・・。
会話部分を含めて「STREET WALKIN' WOMAN」にしているのと、
会話部分だけをダイアローグとしているのがあるようですね。
勉強になりました。
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