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BARRY MANN_SOUL & INSPIRATION ◇ 2006年 07月 13日
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音楽を趣味として聴き始めた頃は、好きなアーティストの音楽を追いかけていました。そして段段と聴くアーティストの人数が増えてきて、色んなアーティストの色んなお気に入りの曲が出てきます。
ある時、自分の好きな曲を作曲している作曲家が同じである事に気が付きます。そうすると作曲家を追いかけるようになり、新しいアーティストの音楽も聴くようになっていきます。
こうなるともう部屋の中はCDの山となっていきますね(笑)

日本でも海外でもそうなんですが、好きな作曲家と言うと純粋に作曲だけを生業にしている人は少ないですね。ソング・ライターであり、シンガー(アーティスト)である場合が、圧倒的に多いです。
洋楽の世界で好きな作曲家は沢山いますが、あえて3名の名前を挙げろと言われたら、まず元ヒート・ウェイヴのロッド・テンパートン、バート・バカラック、そして今回紹介するバリー・マンの3人を選びます。
特にバラード系の曲に関しては、バリー・マンの作った曲が大好きです。

バリー・マンの経歴等を書き出すと長くなりそうなので、また別のアルバムの紹介の時に書く事にします。今回紹介するアルバムは、2000年にリリースされたバリー・マンの通算5作目、前作『Barry Mann』(80年)から20年ぶりとなるセルフ・カヴァー集的な作品です。
これが実に渋くて良いアルバムなんですね。楽曲の良さはもちろん、バリーのヴォーカル、シンプルな演奏、どれを取っても素晴らしいメロディーを際立たせる素晴らしい仕上がりになっています。
まさに大人の為のアルバムでしょう。

『BARRY MANN / SOUL INSPIRATION』
01. YOU'VE LOST THAT LOVIN' FEELING
02. ON BROADWAY
03. DON'T KNOW MUCH
04. ROCK AND ROLL LULLABY
05. WE GOTTA GET OUTTA THIS PLACE
06. (YOU'RE MY) SOUL AND INSPIRATION
07. SOMETIMES WHEN WE TOUCH
08. I JUST CAN'T HELP BELIEVIN'
09. JUST ONCE
10. HERE YOU COME AGAIN
11. SOMEWHERE OUT THERE

邦題「ふられた気持ち」の01。1965年にライチャス・ブラザーズが歌って全米1位になった名曲ですが、ロバータ・フラックとダニー・ハサウェイやホール&オーツも歌っていたので知っている方も多いでしょう。バリー・マンの代表作といえる1曲でしょう。ゲストにキャロル・キングを迎えて素晴らしいデュエットを披露しています。
02は、1963年にドリフターズが歌ってヒットした曲。しかし、FUSION好きな人には、ジョージ・ベンソンが『Weekend in L.A.』で取り上げていた曲という方が馴染みがあるでしょう。バック・コーラスにマーク・ジョーダンが参加しています。
これもまた名曲03。数多いカヴァーが存在しますが、1番有名なのはリンダ・ロンシュタット&アーロン・ネヴィルのデュエット・バージョンではないでしょうか。このアルバムでは、ブレンダ・ラッセルがサポートしています。
1972年にB.J.トーマスが歌ってヒットした04。リチャード・マークスがコーラスで参加しています。
1965年にアニマルズが歌った05。グランド・ファンクもカヴァーしてましたね。ゲスト・ヴォーカルにブライアン・アダムスを迎えています。ディーン・パークスのギターが渋い1曲。
06もライチャス・ブラザーズに提供して1966年に全米1位に輝いた曲です。デュエットのダリル・ホールのヴォーカルが渋い1曲。
共作者のダン・ヒルが歌って1978年に全米1位になった07。壮大なバラード曲なんですが、ピアノ1本をバックにディーナ・カーターとの渋いデュエットを聴かせてくれます。
B.J.トーマスが1970年にカヴァーしてヒットした08。エルヴィス・プレスリーが歌っていたことで有名ですね。J.D.サウザーがコーラスで参加。
名曲中の名曲09。クインシー・ジョーンズの『愛のコリーダ』の中で、ジェイムス・イングラムが歌った素晴らしいバラード。バリーの渋いヴォーカルにピーボ・ブライソンがハーモニーという贅沢な1曲です。
11は、リンダ・ロンシュタット&ジェイムス・イングラムのデュエットでヒットしたナンバー。ディズニーのアニメ映画『アメリカ物語』の主題歌でした。バリーのピアノの弾き語りで幕を閉じます。

何も言いません。ぜひ1度聴いてみて下さい。
オリジナルに思い入れのある人でも、きっとこのアルバムを聴けばこう思うはずです。
「良いメロディーは、どんなにシンプルな演奏、歌唱においても輝くものである」と・・・。
大人の夜を演出してくれる、そんな1枚です。

ジャケット写真:右の女性は、奥さんであり、仕事の上では良きパートナーの作詞家・シンシア・ワイル(ウェイルという説もあり)です。
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by kaz-shin | 2006-07-13 00:18 | 洋楽系 | Trackback(1) | Comments(2) | |
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Tracked from Soft & Mellow at 2006-07-13 18:38
タイトル : 秋色に染めて・・・。
今日からお彼岸です。 「・・・“今日から”ってどういう意味?」 と思われた方も多いと思いますが、 先日書いた「中秋の名月」に続いて、またまたお勉強しましょうか(笑)!! ■お彼岸とは? お彼岸とは「彼岸... more
Commented by Musicman at 2006-07-13 18:42 x
私も大好きなこのアルバム。
っていうよりも「Quincy Jones / Just Once」で彼の存在を知り、彼が手掛けた曲を探していた時期がありました。
特に奥方の「シンシア・ワイル」とのコラボ・ソングの方が好きです。

>良いメロディーは、どんなにシンプルな演奏、歌唱においても輝くものである

おお!まさしくその通り!!
最近は勢いだけの曲が多くなって、本当に心に染み入る楽曲が少なくなってきている様に思います。
Commented by kaz-shin at 2006-07-13 20:17
Musicmanさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
Musicmanさんなら絶対に聴いてるとは思ってました(笑)
私も「Just Once」とセルジオ・メンデスの「Never Gonna Let You Go」が
好きで注目した作曲家(アーティスト)です。出来れば「Never~」も収録
して欲しかったのですが・・・。これだけ名曲が入ってれば贅沢と言われそうですね(笑)

>最近は勢いだけの曲が多くなって、本当に心に染み入る楽曲が少なくなってきている様に思います。
仰る通りです!最近は耳から心にまで染み込んでくる楽曲になかなか
出会えません。だから昔の曲ばかり記事に書いてる次第です。
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