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惣領 泰則_COCKTAILS ON LATITUDE 20° ◇ 2006年 07月 17日
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グラスのカクテルと女性の美脚が何とも涼しげなジャケット写真。
惣領 泰則が1987年にリリースしたアルバムを紹介します。

惣領 泰則は、1970年代初め頃にブラウン・ライスというグループを結成し渡米。
ポール・マッカートニーから「COUNTRY DREAMER」という曲をプレゼントされたり、エンゲルベルト・フンパーディンクと共に全米ツアーに出たりという活動をしていました。
帰国後、ブラウン・ライスは解散。新たにジム・ロック・シンガーズというバンドを結成し活躍していました。
ジム・ロックとは、惣領 泰則の別名です。現在は、沖縄で音楽スクールを経営し、プロデューサーとしても活躍しています。

最初に惣領 泰則という名前を意識したのは、彼の奥さんである惣領 智子のアルバムや惣領 智子と日系3世の高橋 真理子(真梨子では無いですよ)と組んだTINNAのアルバムでの作・編曲、プロデュース・ワークでした。特にTINNAというユニットが好きでよく聴いていました。
残念ながら一部の曲以外はCD化されていませんが・・・。
惣領 泰則の作るメロディーは、決して難しいものではないのですが、どこか洋楽っぽいところがあってお洒落な感じでした。アレンジもアメリカにいた頃にドン・コスタに師事し、勉強していた事もあったらしいです。派手さはないものの、メロディーを最大限に活かすようなアレンジが特徴かも知れません。

『惣領 泰則 / COCKTAILS ON LATITUDE 20°』
01. 100 THOUSAND SPARKLING SODAS
02. AN ICY STAR (CUCO TWICO BIRD)
03. LOVING CARE
04. LATITUDE 20°
05. SAILING ON MY DREAM
06. TWINKLE LITTLE STAR
07. SWEET MARIAH
08. COCKTAIL PARTY
09. THE SONG OF ISLE
10. SAIL ME AWAY

全編打ち込みによるサウンドです。10曲中2曲がインスト曲で、8曲が惣領 智子による英語詞のヴォーカル曲になっています。
パーカッシヴなシンセ・サウンドで、炭酸の泡がはじける感じを表現しているインスト・ナンバー01。
南の楽園に生息するカラフルな鳥をイメージさせる02。、まさに楽園サウンドです。
惣領 智子の上手さが際立つバラード曲03。惣領 泰則らしい美しいメロディーを持った曲。
ラテン調のリズムに、惣領 智子の多重コーラスが印象的な明るい曲調の04。
TINNA時代のレパートリー曲05は、個人的に大好きなバラード曲。この曲が収録されていたので、このアルバムを買ったというのが正直なところです。名曲だと信じて疑わない1曲。
子守唄のようなタイトルの06ですが、ミディアム・テンポのナンバーです。ここでも惣領 智子の上手さが光っていますね。
涼しげなそよ風のようなアレンジに乗せたラブ・バラード07。
パーティーの華やかさや楽しさが伝わってくるインスト・ナンバー08。
ゴスペル風なコーラス・ワークながら、南国の雰囲気を感じさせる不思議な魅力を持った09。
05に通じるようなスケールの大きさを感じるバラード曲10。出来ればTINNAの二人の歌声で聴いてみたかった1曲です。

このアルバムは、夏を感じさせるというよりも涼を感じさせます。惣領 泰則の作るメロディーとアレンジ、そして惣領 智子の素晴らしいヴォーカルが風を起こしているかのようです。
私は寝る間際に聴くことの多いアルバムなんですが、暑さで寝苦しい夜には睡眠薬のような効き目を持っています(笑) 毎年大活躍してくれる1枚になっています。
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by kaz-shin | 2006-07-17 02:56 | PRODUCER | Trackback | Comments(4) | |
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Commented by ひと at 2006-07-17 21:59 x
日本発アメリカントップ40を狙うと、歌物でシンプルなアレンジでと考え
すぎて個性までそぎ落としてしまうことが。惣領さんの曲作りは地に足が
ついていて本物という感じがします。今、TINNAを聴きながら書いていま
すが時代を感じませんね。パラシュートも最後は彼に頼めば良かったの
に(笑)。ちなみに野音にはTINNAも出ていましたよ。
Commented by kaz-shin at 2006-07-18 00:28
ひとさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
惣領さんの書く曲って、いわゆる流行モノを追いかけるのでは無く、
いつの時代にでも通用するメロディーが多いですね。
確かに本物って感じがします。
TINNAは良いですよねぇ。本当にCD化して欲しいと思います。
惣領さんのアレンジでパラシュートの演奏って聴いてみたいですね。
Commented by Man of Gemini at 2006-07-22 12:45 x
こんにちは、惣領泰則ですか?
みんなのうた(かな?)の『オランガタン』の人ですよね?
西城秀樹の曲を作曲していたような気もします。
私の中では、編曲家としての印象が強いですね。
シグナル『二十歳のめぐり逢い』、大塚博堂『ダスティン・ホフマンになれなかったよ』、海援隊『贈る言葉』などのアレンジがいいですね。
Commented by kaz-shin at 2006-07-22 23:48
Geminiさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
よくご存知ですね。みんなのうたで人気のあった名(珍)曲『オランガタン』は、
惣領さんの作品です。ジム・ロックス名義で出した曲ですね。
確かにアレンジャーとしての仕事も多かったですが、松原 みきさんの
アルバムに曲を書いたりしてました。彼の作る曲は良いですよ。
中古店では多分安い値段設定だと思うので、見つけたら聴いてみて下さい。
日本人離れしたメロディー・センスの持ち主ですよ。
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