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ALICE COOPER_FROM THE INSIDE ◇ 2006年 07月 26日
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当ブログに以前から遊びに来て下さった方なら、今まで紹介してきたアルバムからのあまりの豹変ぶりに驚くかも知れませんね。大丈夫ですよ!気は確かですから(笑)

今回紹介するのは、"ショック・ロッカー"という異名を取ったアリス・クーパーの1978年の作品『FROM THE INSIDE (閉ざされた世界)』です。
実は、1970年代半ば位まではロックばかり聴いていたんです。ただし、いわゆる王道とも言えるロック、ツェッペリンやパープルだったり、ピンク・フロイドやイエス、EL&Pあたりが中心でした。アリス・クーパーのような過激な感じのロックは、正直好きでは無かったのです(笑)
それでも、アリス・クーパーの人気のあった曲、「School's Out」とか「Billon Dollar Babies」は知っています。でも、レコードまで買って聴こうとは思わなかったですね。ですから今回紹介するのが、私の所有する唯一のアリス・クーパーのアルバムなんです。

このアルバムを購入した理由はひとつ。あのデヴィッド・フォスターのプロデュースだからです。アリス・クーパーとデヴィッド・フォスターという想像し難い組み合わせだったので、これはもう聴くしかないと・・・(笑)
70年代半ば位までの、ボブ・エズリンがプロデュースしていた頃のアリス・クーパーを聴いていた人はきっと戸惑ったのかも知れませんが、何とも聴きやすい明るいポップ・ロックですね。やはりデヴィッド・フォスターの手腕なんでしょう。アリス・クーパーの個性を消さずに明るいポップな感じに仕上げているのは流石です。

アルバム・コンセプトは「精神病院」なんだとか。当時アリス・クーパーは酷いアルコール中毒だったらしく、実際に精神病院にも入れられたことがあるらしいです。その経験がこのアルバムを作るきっかけになったのかと勝手に想像しています。全曲の作詞を担当したのが、エルトン・ジョンのパートナーとして有名なバーニー・トウピンです。

『ALICE COOPER / FROM THE INSIDE (閉ざされた世界)』
01. FROM THE INSIDE
02. WISH I WERE BORN IN BEVERLY HILLS
03. THE QUIET ROOM
04. NURSE ROZETTA
05. MILLIE AND BILLIE
06. SERIOUS
07. HOW YOU GONNA SEE ME NOW
08. FOR VERONICA'S SAKE
09. JACKKNIFE JOHNNY
10. INMATES (WE'RE ALL CRAZY)

軽快なビートに乗せたギター・サウンドが心地良い01。ヴォーカルを変えればTOTOっぽい感じになるような気がする1曲。
ギター・サウンド炸裂の02。リフやカッティングに凝った曲。ストレートなロック・ナンバーです。
デヴィッド・フォスターの美しいピアノで始まるバラード曲03。
まさにAORサウンド04。ロック色が強いながらもデヴィッド・フォスターらしいリズム・アレンジ。
本当にアリス・クーパーなの?と疑ってしまった05。カントリー調のデュエット・ナンバーです。この曲が1番意外で驚きました。良いメロディーを持ったナンバーです。
ハード・ロックな06。ハードなのに親しみやすいメロディーを持っています。コーラスはAOR風です。
これはもう立派なAORなバラード曲07。シングル・カットされヒットしたナンバーです。デヴィッド・フォスターの本領発揮といった感のあるアレンジです。
ソリッドなロック・ナンバー08。
アコースティックな優しいサウンドに包まれた09。
スケールの大きな組曲風の10。シカゴのアルバム『シカゴ16』を彷彿させます。デヴィッド・フォスターだからこそ可能なアレンジかも知れません。

ロックのアルバムと言うより、AORなアルバムだと思います。非常に聴きやすいメロディーを持った曲が多いですし、アリスのヴォーカルにも嫌味は全く感じません。良いアルバムだと思います。
個人的な想像ですが、デヴィッド・フォスターの根底にある音楽はロックなんじゃないかと思います。きっとロックが好きで、演りたくて仕方がないのではないかと・・・。
デヴッド・フォスターのプロデュース作品で、ギターを弾くのがジェイ・グレイドンよりもスティーヴ・ルカサーの方がはるかに多いのもそんな理由なのかなと思ってしまいます(笑)
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by kaz-shin | 2006-07-26 00:02 | 洋楽系 | Trackback(1) | Comments(2) | |
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Tracked from Cottonwoodhi.. at 2006-08-05 21:58
タイトル : (記事)アリス・クーパーが米アリゾナでキリスト教青少年セ..
ハード・ロッカーのA・クーパーが青少年センターを建設 悪魔的な舞台イメージで一世を風靡したハード・ロックのカリスマ、アリス・クーパーさん(58)が、米アリゾナ州でキリスト教青少年センターを建設する。クーパー... more
Commented by ギター小僧 at 2006-08-06 23:48 x
はじめまして!
以前からちょくちょく拝見いたしておりますが
コメントは初めてです。
よろしくお願いします。

こちらの記事を読んで非常に興味がわいてCDを買って聴きました。
イメージとはまるで違ったAORなサウンド、気に入ってしまいました!
かなりエアプレイを感じました。78年だったらエアプレイより以前かな?
というかエアプレイへの伏線が所々に見られたような印象です。
輸入盤でクレジットがなくわかりにくいですが、複数のギタリストが参加してるような?
ルカサーっぽいフレーズも聴けますが(特に本人がクレジットされてる曲では)、ソロパートは意外に少なく「誰が弾いいてんだろう?」という部分も結構ありました。
そんなことより全体的には非常に聴きやすく当分愛聴しそうです。
これからも楽しみにしております。
Commented by kaz-shin at 2006-08-07 00:02
ギター小僧さん、はじめまして。コメントありがとうございます。
私の拙い記事に興味がわいて下さったとか・・・。
涙が出るほど嬉しいお言葉です。ありがとうございます。

ジャケットからは想像出来ないほどのAORサウンドですよね。
デヴィッド・フォスターのプロデュースというのを知らなければ、おそらく
買ってなかったと思います。
国内盤のライナーにも詳しいクレジットは掲載されていませんでしたが、
エルトン・ジョン・バンドのデイヴィ・ジョンストンとCHEAP TRICKの
リック・ニールセンがギタリストとして、ゲスト参加しているようです。

ギター小僧さんの暖かいコメントを頂き、一層頑張ろうと思いました。
本当にありがとうございます。
これからもお付き合い、よろしくお願い致します。
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