Music Avenue
musicave.exblog.jp
Top
林田 健司_紅組 / 白組 ◇ 2006年 07月 27日
e0081370_20363082.jpg 

私が1990年代に出会った日本人アーティストで、最も衝撃的だったのが林田 健司です。まず、1991年のデビュー曲「SHERRY」というバラード曲でノック・アウトされました。
FUNKYなサウンドでキャッチーなメロディーな曲も沢山ある中で、あえてバラード曲でデビュー。CFのイメージ・ソングだったという理由もあると思いますが、レコード会社側もこの曲に惚れ込んでいたんだと思います。
今まで聴いてきた数多いバラード曲の中で、私の好きなバラード曲のベスト5に入るほど好きな曲です。

そんな林田 健司が1994年、面白いアルバムをリリースしました。正確に言うと、ミニ・アルバムを2枚同時にリリースしたのです。それが今回紹介する『花の紅白歌合戦 - 紅組 / 白組』です。しかも、2枚のミニ・アルバムの売上枚数や投票によって『紅組』、『白組』の勝敗を決めるという企画でした。

一見面白そうな企画ですが、その裏側にはレコード会社や林田自身にとって、勝敗の行方が重要な意味を持つ企画だったのではないかと思ってました。
この2枚のアルバムを聴いたことがある人なら分かると思いますが、『白組』にはポップでキャッチーなメロディーで、誰が聴いても分かりやすいもの。『紅組』にはFUNKYで少々マニアックな路線の曲が多く収録されています。林田は、アーティスト・デビュー以前よりソング・ライターとして色々なアーティストに曲を提供していました。ソング・ライターとして重要なファクターはヒットさせること。つまり多くのリスナーの支持を受けなければならない訳です。
一方、アーティスト・林田 健司は自分の作りたい、歌いたい曲がある訳ですね。そこには当然のごとく、ギャップが生まれます。
この2枚のミニ・アルバムは、リスナーがソング・ライター・林田を選ぶのか、アーティスト・林田を選ぶのかで今後の音楽の方向性を見極めようとしていたのではないかと勝手に想像してます(笑)

果たして勝敗の行方は・・・・?。僅差だったらしいのですが『白組』の勝利だったようです。

前置きが長くなりましたが、林田 健司の魅力がタップリ詰まったミニ・アルバムであることは間違いありません。ぜひ、1度聴いてみて下さい。BOOK OFFならかなり格安で入手可能だと思いますので・・・。

『紅組』
01. Cool
02. ぞう3
03. 僕の知り合い
04. こんなもんじゃない
05. Happy Wedding Bell
06. This Is Not Message
07. Bobby
08. 空・雲・星・月

『白組』
01. 青いイナズマ
02. ランデヴー In the Sky
03. 夜空かけて
04. このまま二人だけで
05. 波音に今…
06. シャララ
07. Real Love
08. Give Me Your Love

まずは、アーティスト・アルバムと言えるだろう『紅組』から。
林田ならではのFUNKYなナンバー01、02、04、07。日本人離れしたそのヴォーカル・スタイルが光ります。
ギター1本で弾き語りのポップ・ロックな03。
心温まるウェディング・ソング05。結婚式の二次会のオープニングなんかにピッタリかも知れません。
ニューヨークのクラブ・シーンで流れていそうなミディアム・ファンク06。渋い曲です。
林田流の究極のラヴ・ソング08。林田の歌の上手さはFUNKナンバーだけではありません。こういうバラード曲で聴かせるヴォーカルも素晴らしいの一言です。

次に思いっきりポップでキャッチーな『白組』。ソング・ライターとしての才能を見せつけられるアルバムです。
SMAPがカヴァーして大ヒットした01は、ご存知の人も多いでしょう。1度聴き比べると林田のヴォーカリストとしての凄さが理解できると思います。
1度聴いたら口ずさめそうなキャッチーなサビのメロディーを持つ02。林田のポップ・ワールド全開のナンバーです。
ラテン調のリズムが軽快な03。Kinki Kidsが歌ったら似合いそうな曲です(笑)
ヨーロピアンな雰囲気で迫るバラード曲04。少し歌謡曲風な味わいがあります。
アコースティック・ギターを中心にしたシンプルなアレンジの美しいバラード05。大好きなナンバーです。派手なアレンジだろうとシンプルなアレンジだろうと、林田のヴォーカルの存在感は一緒なのが凄いと思います。
メロディーがとてもキャッチーで、親しみやすい06。
林田らしいFUNKY歌謡といった感じの07。この曲が1番林田 健司らしい曲かも知れません。
ライヴのラスト・ナンバーに相応しそうなスケールの大きい08。SMAPが歌っても違和感が無いでしょう。

ソング・ライター、ヴォーカリスト、アーティストとして非凡な才能を感じることの出来る2枚のアルバム。林田 健司を知らない人ならば、『白組』が聴きやすいのでお薦めです。
しかし、本当の林田 健司の魅力を知ってもらうには、やはり2枚とも聴いて欲しいですね。
現在でも活動を続けている林田 健司。中森 明菜のニュー・アルバム、Kinki Kidsのニュー・シングルに曲を提供しています。
私が1990年代で1番好きなアーティスト。自信を持って推薦できるアーティストです。
[PR]
by kaz-shin | 2006-07-27 00:02 | J-POP | Trackback | Comments(6) | |
トラックバックURL : http://musicave.exblog.jp/tb/3883311
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by chikazo-toto at 2006-07-27 22:39
kaz-shinさん、まいど。
いいですね、この2枚。そうそう、紅白の勝敗の企画がありましたね。
chikazoもだいすきなアーチストです。
これだけの魅力を持ったアーチストは、あまりいませんからね。
彼の創る歌、声。どれをとっても魅力いっぱい。
ファンクもバラッドも両方いいから、安心して聴けます。

ありがとう、 kaz-shinさん。 さんきゅ!


Commented by kaz-shin at 2006-07-27 23:30
chiakazoさん、毎度です。コメントありがとうございます。
最近では、「Eroticao」というLattin Funk Bandもやってるみたいですね。
作曲家としても活躍されてますしね。これだけの作曲センスと抜群に歌が
上手いにも関わらず何故かブレイクしないのが不思議です(笑)
Commented by いわとも at 2006-07-27 23:41 x
私は、白組-04が大好きです。
バラードもいいぞ~。
林田健司、やっぱり歌ウマいよね。

確かに、ブレイクまであと一歩……
Commented by kaz-shin at 2006-07-27 23:49
いわともさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
いわともさんも林田さん聴いてたんですね。嬉しくなってきます(笑)
>私は、白組-04が大好きです。
渋いですね。哀愁漂うメロディーと低めの声で歌ってるのが良いですよね。
確かに良い曲です。
もっと注目されていいアーティストだと思ってるんですが・・・。
Commented by Musicman at 2006-07-29 19:31 x
彼がデビューした時にコンベンション・ライブを観にいって以来、ずっとファンです。
私も赤組が好きかな。
でも、デビューしたときの衝撃はかなり大きかったな~。
「Sherryは名曲です」に1票!!
Commented by kaz-shin at 2006-07-29 23:27
Musicmanさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
才能あるアーティストですね。デビュー以来ずっと聴き続けてる数少ない
アーティストの一人です。
赤組の方が林田 健司らしいと思います。林田 健司を知らない人には
白組を薦めていますが・・・(笑)
「Sherry」は本当に名曲ですよ。カラオケでは必ず歌います(笑)
<< Toshiki Kadomat... ページトップ ALICE COOPER_FR... >>
XML | ATOM

個人情報保護
情報取得について
免責事項
Ice Green Skin by Sun&Moon