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Toshiki Kadomatsu vol.15_初恋 ◇ 2006年 08月 08日
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少し前に角松 敏生の新譜『Prayer』について記事を書きましたが、その『Prayer』の中にボーナス・トラックとして収録されていたのが、今回紹介する1985年のシングル曲「初恋」です。
ボーナス・トラックに収録されていたのは、2005年11月15日の横浜アリーナでのライヴの模様でした。

角松のシングル、アルバム収録曲も含めて初めて日本語のタイトルが付いた曲でした。それまでのタイトルは、サブ・タイトルに日本語が付いたものがありましたが、全て英語によるものでした。しかも随分とベタなタイトルだと当時は少し驚きもありました(笑)
1984年頃から続いたニューヨーク録音の集大成と呼べるシングル曲と言えるかも知れません。角松が憧れてきたミュージシャンを招いての録音で、おそらくメンバー的には最強の面子を集めたという贅沢なシングル曲と言えるでしょう。

メンバーは、
YOGI HORTON / Drums
MARCUS MILLER / Bass
RICHARD TEE / Piano
TOSHIKI KADOMATSU / Guitar
BASHIRI JOHNSON / Percussion
BOB MINTZER / T.Sax
RONALD CUBER / B.Sax
MINAKO YOSHIDA / Chorus、Chorus Arrangement

MIXDOWN ENGINEER / MICHAEL H. BRAUER

R&B関連の音楽が好きな人なら、この面子がルーサー・ヴァンドロスのバックを務めたメンバーとほぼ一緒なんですね。角松が憧れていたルーサー・ヴァンドロスのサウンドを支えてきたミュージシャンとの共演という、夢の実現とも言える録音だったのでしょうね。
打ち込みによるダンス・ナンバーも数多く作っていましたが、生のリズム・セクションを使ったダンス・ナンバーとしては最高の出来だと思います。

「角松 敏生 / 初恋」
Side. A : 初恋
Side. B : Snow Lady Fantasy
いずれも角松 敏生作詞・作曲・編曲、吉田 美奈子コーラス編曲

聴き所は、やはり「初恋」でしょう。パワフルでパーカッシヴなリチャード・ティーのピアノ、マーカス・ミラーのスラップ、マッチョなヨギ・ホートンのパワフル・ドラム、ボブ・ミンツァーとロニー・キューバの太いサックス、ソウルフルな吉田 美奈子のコーラスが聴く者を圧倒します。
初恋という淡いイメージとは程遠い、ソリッドでパワフルな演奏ですが、この面子の特徴を上手く掴んでアレンジした角松のセンスに脱帽です。

ちなみにジャケット写真:左は、7インチ・シングル・レコードで右が12インチ・シングル・レコードです。収録曲は7インチ、12インチ共同じです。
現在CD化されているのは、アルバム『T's 12 INCHES』に12インチ・バージョンが収録されています。7インチ・バージョンはCD化されていません。
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by kaz-shin | 2006-08-08 00:03 | Toshiki Kadomatsu | Trackback | Comments(14) | |
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Commented by milkybar at 2006-08-08 11:11 x
こんにちは、milkybarです。

ヨギ・ホートンに思わず反応してしまいました。
彼が亡くなった直後にリリースされたトリビュートミニアルバム「she's my lady」(レコード)を持ってます。
ジャケ写で角松とヨギ・ホートンが笑って写ってるんですが、角松の前髪が妙に短い(笑)

「初恋」を聴いてみたいです。
Commented by しげぞう at 2006-08-08 13:08 x
こんにちは
「初恋」、今聴いても良いですね
「Snow Lady Fantasy」も相当好きな一曲です
寒い時期の車内には欠かせません
Commented by kaz-shin at 2006-08-08 23:46
milkybarさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
「She's My Lady」の12インチをお持ちですか!
この曲は、ヨギが自殺する3ヶ月位前に、ボブ・ジェームスのバックで来日した時に
レコーディングされたらしいですね。当初はリリースする予定ではなかったようですが、
追悼の意を込めて発売されたらしいです。
「Extended Power Drum Mix」がインパクトありますね。
でもあのジャケット写真のヨギの笑顔・・・。良い顔してます。
Commented by kaz-shin at 2006-08-08 23:49
しげぞうさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
生のリズムによるFUNKは、やはり良いですね。
『Prayer』での青木 智仁さんのプレイも、本家マーカスに引けを取らない
素晴らしい演奏ですよね。
こういうタイプの曲をもっともっと聴きたいというのが本音です(笑)
Commented by 弥生 at 2006-08-09 18:21 x
こんにちわ、そしてお久しぶりです。
「今は、幸せを掴んだ君を思い出に変えて〜〜」泣きました、ええ、泣き崩れました。
あまりバックの人や技術的なものは正直詳しくありませんが、ノリといい詞といい…………めっちゃ好きやねん!!私もできればこういう曲を聴いていたいなぁ。ってわがままかなぁ…。
Commented by kaz-shin at 2006-08-10 00:28
弥生さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
弥生さんのコメント、良いですねぇ。伝わってきますよ。嬉しくなってしまいます(笑)
そうなんですよね、自然と体が動いてしまうリズム、ハートを鷲掴みにするメロディー、
一流ミュージシャンによるまさにワン・アンド・オンリーのプレイ・・・。
当時は「何なんだ!こいつ(角松の事です)は・・・!」とむかっ腹が立ちました(笑)
こういう曲が聴きたいと思うのは、決して我侭だとは思いませんよ。
全くの同感です。昔は角松さんのやりたい音楽と、私達が聴きたい音楽との
隔たりが少なかったのかも知れませんね。現在は、少し追いつくのに必死な状態です(汗)
また、熱く語って下さい。待ってます。
Commented by ebel_1911 at 2006-08-15 01:45
始めまして、TINNAを追っかけていて、角松に反応してしまいました。
>>生のリズム・セクションを使ったダンス・ナンバーとしては最高の出来だと思います。
本当にその通りです。イントロでのピアノの入り方といい、コーラスにあのチャカポコいうリズムがからんでというように、この中のどの音も好きで、それがまた一体となったこの曲。また、こんな音でやって欲しいなーとズー(20年くらい)と願っているのですが・・・(ちょっと待ちくたびれています)。新作がでたそうですね。また、聞いてみます。
Commented by kaz-shin at 2006-08-16 00:26
ebel_1911さん、はじめまして。コメントありがとうございます。
そして返事が遅くなり申し訳ありませんでした。
>TINNAを追っかけていて、角松に反応してしまいました。
何とも嬉しいお言葉です。TINNAと角松両方を聴いていた人に出会える
とは・・・。
現在の角松さんの音楽を否定するつもりは毛頭無いんです。
でも、聴いていて痺れるような感覚があの頃の歌には確かにあって、
またこんな曲が聴きたいと思ってしまうんですよね。
私も少々待ちくたびれています(笑)

またお暇な時に遊びに来て下さいね。今後ともよろしくお願いします。
Commented by IZUMI at 2010-12-03 22:45 x
はじめまして。
中学一年生の時に初めて買ったレコードが「初恋」でして、
その後の自分を考えると、これがきっかけで人生が思いっきり狂わせられました。(笑)
中学生という真っ白な状態に角松は強烈過ぎました。共感する友達は全くいませんでしたが。
思うところは山ほどありますが、少しずつ、コメントやメールで語れればと思います。
Commented by kaz-shin at 2010-12-04 10:59
IZUMIさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
中学一年生で角松さんの「初恋」を聴いていたとはかなりの早熟ですね(笑)
共感する友達がいなかったというのも頷けます。
私のブログには角松さんの音楽を愛する人が沢山集ってくれます。
色々な意見交換、情報交換も出来ると思いますので、またコメント寄せて下さいね。
これからもよろしくお願いします。
Commented by IZUMI at 2010-12-07 23:18 x
kaz-shinさん、こんばんは。レス、ありがとうございます。
中1で角松を聞き始めたとネットで書くと、よく早熟だといわれます。
それでも当時は「●●カーズよりはよっぽどかっこいいのに何で周りの友達はわかってくれないのかな」と不思議に思っていたものです。

その後、NHKFMのスタジオライブ(再放送)→小遣いをためて買った「Gold Digger」のカセットテープ→小遣いをためて買った「Touch and Go」LPの順ではまっていったと記憶しています。角松のFM番組すら受信困難なほど田舎にすんでいましたが、それでもアンテナを伸ばして必死に聞いていた熱心なファンでした。それでも「Reasons for Thousand Lovers」以降の作品から微妙に違和感を覚えはじめ、凍結のニュースをFM雑誌で知ったときにはなんとなく納得していたことを覚えています。

角松に関する一連の項目を読み、共感する部分は多いにありますが、角松が私が尊敬する上司と同級生ということを考えると、いろいろと考えてしまうことが多々あることもたしかですが、職場にいる幼げな新入職員をみると、彼らと同じ年頃であれだけの作品を生み出した彼の才能に再び感嘆してしまいます。今の20代が幼いといわれればそれまでですけどね。
Commented by kaz-shin at 2010-12-08 00:38
IZUMIさん、コメントありがとうございます。
私は角松さんの作る音楽に魅了され、そのセンスの良さ、音への拘りが好きでずっと聴き続けています。
しかし、ブログの記事で何度も書いているのですが、角松敏生という人間には全く興味がありません。
ですから、私は決して角松ファンではないと思っています。
角松さんと私の間に存在するのは作品だけ。
そしてその作品が良ければ良いと書きますし、つまらなければつまらないと書いているだけなんです。
凄い才能を持っているアーティストだと思いますが、最近の作品はどうも頭で作っているという印象が強くて馴染めません。
でもまたいつか凄い作品を届けてくれると思って聴き続けていきます。
Commented at 2010-12-09 21:34 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kaz-shin at 2010-12-10 01:20
鍵コメさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
お気遣い無用ですよ。
色んな意見を拝見するのはとても私自身勉強になりますから・・・。
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