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BURT BACHARACH_A&M NEW GOLD SERIES ◇ 2006年 08月 27日
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音楽を趣味として聴き始めた頃は、ただ単純にアーティストが好きだったり、曲が好きだったりというのがレコードを買う基準でした。もちろんそれで十分な訳です。
ところが、沢山の楽曲を聴いているうちに興味の範囲というのが自然と広がってきます。
そんな中、自分の好きな曲の何曲かが同じソング・ライターによって書かれていることに気付くと、今度はソング・ライターに興味が湧いて提供曲を追いかけたりするようになるんですね。
そして泥沼に足を突っ込んでいくような事になるのです(笑)

ソング・ライター(作曲家)に最初に興味を持ったのが国内では筒美 京平、海外ではバート・バカラックでした。今回紹介するアルバムは、バート・バカラックが作詞家・ハル・デヴィッドと組んでヒット曲を量産していたA&M時代のソロ・アルバムのベスト盤です。本国では1990年にリリースされたようですが、日本でのリリースは1996年でした。
アルバムには21曲が収録されていますが、バート・バカラックの作曲家、アレンジャー、指揮者、プロデューサー、シンガーというマルチな才能を感じるには十分過ぎる程ですね。
例えバート・バカラックの名前を知らない人でも、このアルバムを聴けば知っている曲が何曲かはあると思いますよ。それ程全世界で支持されているソング・ライターの一人なのです。

『BURT BACHARACH / A&M NEW GOLD SERIES』
01. Raindrops Keep Fallin' On My Head (雨にぬれても)
02. The Look Of Love (恋のおもかげ)
03. I'll Never Fall In Love Again (恋よ、さようなら)
04. Do You Know The Way To San Jose (サン・ホセへの道)
05. What The World Needs Now Is Love (愛を求めて)
06. Alfie
07. Reach Out
08. Promises、Promises
09. This Guy's In Love With You
10. (They Long To Be) Close To You (遥かなる影)
11. Make It Easy On Yourself (涙でさようなら)
12. I Say A Little Prayer (小さな願い)
13. The April Fools
14. Bond Street
15. Any Day Now
16. Pacific Coast Highway
17. A House Is Not A Home
18. One Less Bell To Answer (悲しみは鐘の音とともに)
19. Wives And Lovers
20. Living Together、Growing Together
21. Knowing When To Leave (去りし時を知って)

バカラックの名前を全世界に知らしめた01は、映画「明日に向かって撃て!」の主題歌です。B.J.トーマスの歌で全米チャート1位を記録し、アカデミー賞も受賞しました。
映画「007 カジノ・ロワイヤル」の挿入歌02。
1968年に上演されたブロードウェイ・ミュージカル「プロミセス、プロミセス」の劇中歌03は、ディオンヌ・ワーウィックが1969年にカヴァーして大ヒットしました。
04もディオンヌ・ワーウィックが歌って大ヒット。グラミー賞を受賞した曲です。
06は、1996年に田村 正和、木村 拓哉、宮沢 りえが出演したTVドラマ「協奏曲」の主題歌に起用されました。この時に歌っていたのがヴァネッサ・ウィリアムスでした。
1970年にカーペンターズが取り上げて全米チャート1位になった名曲10。この曲は知っている人も多いはず。
1970年にフィフス・ディメンションが歌って全米2位を記録した18。
抜粋で紹介してきましたが、まさに名曲ばかりが揃っています。このアルバムは、ある意味セルフ・カヴァー集のような形ですので、オリジナル曲と聴き比べても面白いと思いますよ。

1970年代中盤以降、彼にトラブルが発生します。それまでコンビを組んでいた作詞家・ハル・デヴィッド、そして長年彼の歌を歌い続けてきたディオンヌ・ワーウィックと決別することになり、音楽活動が停止しました。
しかし、80年代に入りキャロル・ベイヤー・セイガーとの公私にわたるコラボレートで復活します。映画「ミスター・アーサー」の主題歌「ニューヨーク・シティ・セレナーゼ/Arthur's Theme」が全米No.1となる大ヒットを記録し、アカデミー賞を受賞。それからもロバータ・フラックの「MAKING LOVE」やニール・ダイアモンドの「HEARTLIGHT」等というヒット曲を生み出しました。

才能というのは決して枯渇しないものなんですね。
彼のこれまでの作品や活動を見ているとつくづくそう感じます。
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by kaz-shin | 2006-08-27 02:19 | 洋楽系 | Trackback(2) | Comments(12) | |
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Tracked from A Day In The.. at 2006-08-27 12:30
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Tracked from 3度のメシよりCD at 2006-08-27 20:31
タイトル : BURT BACHARACH PRESENTS SWEE..
バートバカラック? 名前は知ってるけどミュージシャンなんだよね? 映画音楽の作曲家?  ジャズのコンポーザーだっけ? ヨーロッパの人でしょ?  よく知らないけど大御所なんだよね? 僕が彼に対して持っていたイメージの一例です。 そんな基本的な情報もなにもないまま、彼の作品集を購入したのは、 2枚組みなのにブックオフで250円と激安(実際には割引券を使用したので150円で購入)だったのと、結構ビッグネームな収録アーティストだったから。知ってる曲もありましたしね。で、彼について...... more
Commented by 240_8 at 2006-08-27 05:56
おはようございます。
私もバート・バカラックのメロディは大好きです。B.J.のヒット曲「Rain・・・」は情景も思い浮かぶ名曲だし、60年代の一連の作品にも気品がありましたね。
キャロル・ベイヤー・セイガーとのコラボアルバムは名盤として有名で、こちらも大好きです。
バートの作品はどれも「音楽の魔法」を感じさせます。
Commented by ひと at 2006-08-27 09:34 x
妻子が朝早くから出かけたので、今日1日自由だー!(笑)
バカラックのメロディとリズムは私の体の奥深くにまで浸み込んでいて
同様に大きく影響を受けているアーティストの曲を聴くと全く違うタイプの
ものでもピンとくることがあります。映画少年だったのでずいぶんサントラ
を持っていますが隅々の曲までも逸品ぞろいです。ご愛嬌の自身の歌
唱力を差し引いてもビートルズと並ぶ存在ではないでしょうか。

彼のベスト盤はそれこそトムジョーンズなみにすごい数が出ていますが
見つけると必ず買ってしまいます。先日はブックオフで「Sweet Melod
ies」というかわいらしい赤いジャケットの50曲入りが250円でしたので
即買ってしまいました。うれしい反面、値付けがおかしいですよね?
Commented by kaz-shin at 2006-08-27 11:20
240_8さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
60年代以降の洋楽ポップスが好きな人には、必ずと言って良いほど
縁がありますよね。作曲家としてはもちろんの事、アレンジャーとしても
素晴らしいセンスを持ってますし。
キャロル・ベイヤー・セイガーとのコラボで復活した80年代の作品は、
AOR好きにはお馴染みですよね。
240_8さんの仰るように「音楽の魔法」を操れる偉大な人ですね。
Commented by kaz-shin at 2006-08-27 11:36
ひとさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
今頃はのんびりとネット・サーフィンでもしている頃でしょうか?(笑)
バート・バカラックは、ポップスだけでなく映画音楽やミュージカルの音楽
も数多く手掛けているので、映画や芝居好きの人にもお馴染みかも知れませんね。
ひとさんの仰るように、いろんなタイプの曲を書ける才能の豊かさと実績は
ビートルズに並んで語られる存在だと思います。
実は以前から『Sweet Melodies』を探しています。もちろんBOOK OFFで・・・。
250円で購入したという話を聞くと、益々欲しくなりました(笑)
BOOK OFFというところの値付けの基準が全く理解出来ませんね。
ただ、安く入手出来る分には腹が立たないので良しとしてますけど。
Commented by nowhere1967 at 2006-08-27 12:28
バカラックの名前を知らない人でも、かならず曲を耳にしているはずです。
それくらい数々の名曲を生み出した人ですよね。
偉大な人です。
Commented by kaz-shin at 2006-08-27 12:41
nowhere1967さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
私が作曲家に目を向けたきっかけとなった人です。
良い曲だなと思う曲の作曲家がバカラックが多かったですから。
それから知らないアーティストでもバカラックが絡んでると聴いてみたい
欲求にかられてアルバムを購入したりして・・・。
こういう聴き方をするからCDが増えていくんですね(笑)
Commented by しげぞう at 2006-08-27 18:09 x
こんばんは
バカラック、僕も耳が反応してしまいます
ディオンヌ作品での相性はバツグンですね
アレサフランクリンなども好きです
中でもやはり「アルフィー」でしょうか
Commented by shintan_shintan at 2006-08-27 20:41
こんばんは!TBありがとうございました。こちらからもTBさせていただきました。

彼名義のアルバムは聴いたことがないんですが、最近紙ジャケがリリースされたこともあって興味あります。「明日に向かって撃て」のサントラも聴いてみたいですしね。
Commented by kaz-shin at 2006-08-27 22:31
しげぞうさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
ディオンヌ・ワーウィックへの提供作品がやはり多いですよね。
60年代~70年代前半に書いた曲のほとんどをを彼女が歌っていたの
ではないでしょうか。
私の場合、「アルフィー」と「恋よ、さようなら」が印象深いです。
Commented by kaz-shin at 2006-08-27 22:33
shintanさん、こんばんは。コメントにTBありがとうございます。
オリジナルとの聴き比べも面白いと思いますので、ぜひ1度バカラックの
アルバムも聴いてみることをお薦めしますよ。
Commented by でんた at 2006-08-28 02:11 x
毎度どーもです^^

#1,2,10はバカラックと知っていましたが、#12もそうだったんですね。
他にも気付かずと彼の曲をどこかで聞いていそうですなぁ
Commented by kaz-shin at 2006-08-29 00:26
でんたさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
作曲家に興味を持ち始めると、自分の好きな曲の多くが同じ作家の作品
だったいう事に驚く事があります。
作家から作品を辿っていくというのも面白いかも知れませんね。
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