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上田 正樹_SONGS - 男が女を愛する時 - ◇ 2006年 10月 06日
上田 正樹_SONGS - 男が女を愛する時 -_e0081370_184856.jpg 

秋の夜長に、しっとりと泥臭いR&B、FUNK、レゲエを聴くのも一興かも知れませんね。BOOK OFFで250円で見つけた上田 正樹のアルバムを紹介します。

1983年にリリースされたベスト盤『SONGS - 男が女を愛する時 -』です。詳しい発売当時の状況とかは分かりませんが、「悲しい色やね」のヒットに伴い編集されたものではないかと思います。
全10曲中前半5曲をオリジナル曲、後半5曲はスタンダードとも言える名曲の洋楽カヴァーで締められています。全曲リミックスが施されているようで、単に曲を集めたというベスト盤とは趣が違います。

有山 淳司とのコンビやサウス・トゥ・サウスで活躍していた頃からのファンも大勢いるでしょうが、一般的に彼の名前が知れ渡ったのはやはり名バラード「悲しい色やね」の大ヒットでしょう。ただ、上田 正樹はこの曲のヒットにより、彼を取り巻く環境や歌番組へ引っ張りだこになった状況には、困惑もあったようですね。
しかし、名曲は名曲に違いありませんね。
作曲したのは、私が敬愛する作曲家・林 哲司。先に曲が完成し、作詞家・康 珍化が後から詞を付けたらしいのですが、完成した詞を読んで林 哲司は「絶対に売れない」と思ったそうです(笑)
ところが蓋を開けてみれば大ヒット。康 珍化の感性の素晴らしさに驚いたそうです。

『上田 正樹 / SONGS - 男が女を愛する時 -』
01. 悲しい色やね
02. ジェラス・ナイト
03. レフト・アローン
04. 一緒に泣かないで
05. Sing My Soul
06. When A Man Loves A Woman (男が女を愛する時)
07. Georgia On My Mind (我が心のジョージア)
08. Brother Louie
09. Many Rivers To Cross (遥かなる河)
10. You Are So Beautiful

大ヒット曲01。大阪弁を使った曲でここまでヒットした曲は少ないでしょうね。林 哲司らしい美しく、洋楽テイスト溢れるメロディーのバラード曲。関東育ちの私の中で大阪弁の歌というと、この曲とやしき たかじんの歌ぐらいしか思い浮かびません(笑)
上田 正樹作詞・作曲、井上 鑑編曲による02。明るい雰囲気のR&Bソングで、ギター・カッティングとパーカッションが軽快です。
安部 恭弘の作曲によるCITY POP感溢れる03。都会の夜のイメージが漂います。
康 珍化、林 哲司のゴールデン・コンビによる作品04。「悲しい色やね」を彷彿させるバラード曲で、井上 鑑アレンジの美しいストリングスが印象的です。
井上 大輔作・編曲によるゴスペル調のバラード曲05。上田 正樹らしさ全開のヴォーカルが光ってる曲。
パーシー・スレッジが歌ってヒットした、今やスタンダード曲と言える06。星 勝の渋いアレンジが何とも言えぬ心地良さをもたらしています。
レイ・チャールズの歌として有名な07。ブルース色の強いギターが渋いです。
ストーリーズが歌って全米No.1になった08。ミディアム・テンポながらノリの良いリズムが心地良い曲。大好きなナンバーです。
ジミー・クリフの作品09。思いっきりソウルフルな演奏とヴォーカルが堪能できます。
ビリー・プレストンが作った曲でジョー・コッカーが歌った事でも有名な10。ジョー・コッカーの歌もかなりの迫力ですが、上田 正樹の渋い声も存在感は十分ですね。名曲です。

ベスト盤と言え、じっくりと聴かせるタイプの曲を集めた感じです。このアルバムを聴いて落ち着いた気分に浸れるというのは、私が老けたのかも知れません(笑)
深夜のにこういうアルバムを聴きながら、車を運転している大人って格好良くありませんか?
by kaz-shin | 2006-10-06 00:04 | 250 - BOOK OFF | Comments(8) | |
Commented by WESING at 2006-10-06 00:45 x
上田正樹さんの名前は知っていても、聞いたのは「悲しい色やね」が最初かもしれません。
今はさらに円熟味が増したボーカルで初めて聞く曲でも良いなぁと思うんですけど、この曲はメロディーを崩して歌うからちょっとと思ったりします。
そう言えば、法律相談所の番組に出演して歌ってましたね。

大阪弁の歌はBOROの「大阪で生まれた女」があります。
今日はこんなに遅くまで起きてますが、もう寝ます。(笑)
Commented by kaz-shin at 2006-10-06 01:32
WESINGさん、コメントありがとうございます。
上田さんの歌は生で聴けば、きっとその迫力に圧倒されるのでしょうけど、
私も崩して歌われるのが苦手なんでもっぱらCDで聴いて楽しむ程度です。

BOROの「大阪で生まれた女」も確かに大阪弁でしたね。嫌いではないのですが、
苦手なタイプの曲なんで忘れてました。いつも情報ありがとうございます。
Commented by monksiiru at 2006-10-06 15:53 x
kaz-shinさん、こんにちは。
私もこのベストアルバム持っています。
「悲しい色やね」は林&康の名コンビが生み出した名曲。
上田正樹のブルースの歌声とこんなに合うっていうのが凄く以外でした。収録曲の中ではレフト・アローン。乾いた共鳴音みたいな冷たさが漂う雰囲気が漂って実は一番好きな曲だったりします。



Commented by 弥生 at 2006-10-06 20:05 x
ども(^^)/弥生です。
実は、私は上田正樹さんの歌は『わがまま』しか知らないんですが、とても渋い声が好きです。
今回、ご紹介してくださったCD……紹介文を読みまして是非、聞いてみたいと思いましたので、ブックオフに行ってきまーす。
Commented by kaz-shin at 2006-10-06 23:25
monksiiruさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
「レフト・アローン」は、私も大好きです。このアルバムの中では1番
CITY POPらしい曲ですから。
安部 恭弘さんらしい1曲だと思っています。
でもmonksiiruさんが、上田さんを聴いていたとはちょっと意外でした(笑)
Commented by kaz-shin at 2006-10-06 23:27
弥生さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
このアルバムは結構聴き易いですよ。カヴァー曲も有名な曲が多いですし、
きっと気に入ってもらえると思います。
ブックオフで見つかる事を祈っています。
Commented by pyonta_z at 2006-10-07 01:16
上田正樹、私の場合は有山淳司との『ぼちぼちいこか』になりますか。
いい塩梅に肩の力がぬけたコテコテ大阪ブルースは、時々むしょうに
聴きたくなります。
有山さんがこのアルバムの収録曲をライヴで取り上げてくれるので、
彼のライヴにはたまに足を運んでいました。
Commented by kaz-shin at 2006-10-08 02:03
pyonta_zさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
上田さんを本当に好きな人っていうのは、pyonta_zさんのように
「ぼちぼちいこか」辺りの音楽から聴いていたと思います。
関東の人間には、やはり「悲しい色やね」が印象深いと思います。
今回紹介したアルバムは、地域で別けるなら関東向きという気がしますね。
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