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大江 千里_未成年 ◇ 2006年 10月 13日
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センスの良いポップ・ナンバーが書けるソング・ライターとして注目していた大江 千里が、1985年にリリースした『未成年』を紹介します。
本音を言いますと、私は大江 千里の声が全く駄目でした(笑) 生理的に受け付けないといった感じかも知れません。彼のことはデビューの頃より知っていましたし、例えばこのアルバムに収録されている「十人十色」等のヒット曲も聴いていました。しかし、どうしてもアルバムを買ってまで聴く気になれなかったのです。

暫く時間が過ぎてから、大江 千里の類稀なるポップ・センスの良さ、ソング・ライティングの才能については興味があったので、とりあえず1枚アルバムを買ってみようと思って購入したのが『未成年』だった訳です。
このアルバムを選んだ最大の理由は、清水 信之がプロデュース、そして全曲のアレンジを担当しているという事でした。80年代における清水 信之のアレンジは、まさに神懸りとも思えるポップ・センスに溢れたものが多くて、私の中ではポップ・ナンバーのアレンジさせたら日本一だと当時思っていました。
そんな清水 信之がアレンジのみならずプロデュースまで関わっていれば悪い訳は無いと思い込んで購入しました。結果、期待を裏切る事無く素晴らしいアルバムでした。
大江 千里のポップでキャッチーなナンバーの数々、素晴らしいアレンジ、そして懸念していた大江 千里の声に関しても違和感無く聴けました。今では大好きなアルバムの1枚になっています(笑)

『大江 千里 / 未成年』
01. REAL
02. SEXUALITY
03. A MOONLIGHT EPISODE
04. 真冬のランドリエ
05. もう一度 X'mas
06. 赤茶色のプレッピー
07. プールサイド
08. 渚のONE-SIDE SUMMER
09. 十人十色
10. ナチュラル

軽快な打ち込みのリズムで始まるポップ・ナンバー01。Aメロ~Bメロ~サビというオーソドックスな構成ですが、逆に安心して聴けますね。オープニングに相応しい1曲。
思わず体が動き出しそうなダンス・チューン02。良い曲ですね。特に好きなのはEPOの素晴らしいコーラスです。本当に上手い人ですね、EPOは。
ミディアム・ポップ・ナンバー03。ここまで打ち込みを多用しながら嫌味が無いのは、やはり清水 信之のセンスの良さですね。
冬を感じさせながらもどこか暖かい感じのアレンジが素晴らしい04。ここでのギターは、清水 信之自身だと思います。ほとんどの楽器をこなせる器用な人です。
ウキウキ気分にさせてくれるクリスマス・ソング05。テンポのある明るい感じに仕上がっています。目立ちませんがEPOのコーラスが雰囲気を盛り上げています。
少しナイアガラ・サウンドを彷彿させる06。ここでもEPOのコーラスが大活躍です。
しっとりと聴かせるバラード曲07。ピアノを中心としたあっさりとしたアレンジと水音のSE、間奏でのローズのソロ等聴き所が結構あります。
初期の竹内 まりやの香り漂う08。この手の曲のアレンジが上手いのは山下 達郎ですが、このアレンジもなかなかですね。この曲のアレンジを聴いていると安部 恭弘のサウンドを思い出します(笑)
お馴染みのヒット曲09。サビの♪十人十色 ぼくを~♪のキャッチーなメロディーは、1度聴けば忘れないインパクトの強さで、初期のEPOにも通じるポップな世界ですね。
淋しげなメロディーが印象的な10。最後の曲にしては淋しすぎる気がしますが、良い曲です。

BOOK OFFでも大江 千里のアルバムをよく見かけますが、このアルバムはあまり見かけませんね。おそらく人気があるのでしょう。現在は廃盤のようですから、入手も難しいかも知れませんが、良いアルバムなのでお薦めしたい1枚です。やはり、見かけで判断したり、聴かず嫌いというのはよくありませんね(笑)
このアルバムを聴いてつくづくそう思いました。
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by kaz-shin | 2006-10-13 00:00 | J-POP | Trackback(1) | Comments(4) | |
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Tracked from 音楽の杜 at 2006-10-13 05:39
タイトル : 大江千里 「未成年」(1985)
ユーミン・フォロワー、大江千里3枚目の極上ポップスアルバム この人については賛否両論あるかもしれませんね。決して歌がうまい訳ではありません。しかしポップスとしての曲の質は一流と思ってます。 特にこのアルバムは鬼才清水信之がプロデュース・アレンジを全面的に担当し、大江千里のポップスセンスを清水信之がうまく引き伸ばした、超名盤です。 発表は1985年。私がまだ高校生の頃でしたが、大ヒット曲⑨「十人十色」にすっかり参ってしまいました。   ♪ラッシュの波に押されて 少し遅れた夜には ...... more
Commented by 240_8 at 2006-10-13 05:46
おはようございます!TB有難うございます。
このアルバムはリアルタイムによく聴いてました。想い出深いアルバムですね。また彼のファッションに少なからず影響を受けたのも事実です。恥ずかしながら(笑)。
清水氏のアレンジ、プロデュースは見事ですね。大江千里の1,2枚目とは明らかに音の質が違いますもんね。彼の楽曲を見事に引き立てていると思います。
大江千里のアルバムを一枚セレクトするとしたら、やはり本作が一番ですね。
Commented by 弥生 at 2006-10-13 12:16 x
『カルタス 千里 走る』(~o~)
でも、カルタスは買いませんでした。

おおおぉ〜〜懐かしいぞぉ。追っ掛けていました、千里さん 二年位でしたが。ライブは踊りまくっておりました。あの頃が懐かしい。

未成年、このアルバムではどうしても解らない事が一つ………『フレッピー』ってなんですか?
このアルバムでお気に入りは2曲目ですね。
千里さんの作詞、全体的に好きです。声はあまり気になりませんでした。

改めて聞いてみますと、軽快なノリが懐かしい。


近ごろ、お見かけしないのですが………何をなさっているのでしょうかね。
Commented by kaz-shin at 2006-10-13 22:42
240_8さん、こんばんは。早朝からコメントとTBありがとうございます。
大江さんの眼鏡と良い、当時を思い出させてくれるアルバムですね。
今、こういうポップスをあまり聴かなくなりましたね。この時代のポップスは
流行に左右されないしっかりした曲が多いので、今聴いても楽しめるのでしょうね。
私もこのアルバムが1番好きです。
Commented by kaz-shin at 2006-10-13 22:50
弥生さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
「プレッピー」って、私も詳しい事は分かりませんが、昔プレッピー・スタイルというのが
流行りませんでした?お金持ちのぼんぼんスタイルみたいな・・・。
その事かなと思ってましたが、でも何故「赤茶色の~」なのかは不明です。
どなたか詳しい方がいらっしゃいましたら、フォローお願いします(汗)

「SEXUALITY」は良い曲ですし、人気も高いようですね。私もこのリズム、
メロディー、歌、EPOのコーラス、どれも好きですね。
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