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PAULINE WILSON_INTUITION (愛の瞬間) ◇ 2006年 10月 19日
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今回紹介するアルバムは、1970年代後半から1980年代にかけて活躍し、AORファンにも馴染みの深いフュージョン・グループ「SEAWIND」のヴォーカリストだったポーリン・ウィルソンが1992年にリリースした初のソロ・アルバム『INTUITION (愛の瞬間)』です。
ハワイのヒロ出身で、ポルトガル、スペイン、フィリピン、中国の血が混じっているらしく、個性的で様々なジャンルを歌いこなせるのは、この血の成せる技かも知れませんね。
さすがに「SEAWIND」時代に声に比べれば若々しさは失われていますが、その分大人の味というのか円熟味を増したポーリンのヴォーカルを堪能できるアルバムです。

プロデュースは私の大好きなYUTAKA(横倉 裕)です。彼のリーダー・アルバムにゲスト・ヴォーカルとして参加していた事がプロデュースを手掛けるきっかけになったのかも知れませんね。
横倉 裕の作るメロディー、サウンドが大好きなんで、彼のアレンジでポーリンが歌うというのは、私にとってたまらない魅力です(笑)
参加しているミュージシャンも豪華絢爛で、カルロス・ヴェガ(ds)、リッキー・ローソン(ds)、フレディ・ワシントン(b)、エイブラハム・ラボリエル(b)、ヴィン・ドゥオーモフリオ(g)、パトリース・ラッシェン(key)、ポリーニョ・ダ・コスタ(per)にSEAWIND時代の旧友・ジェリー・ヘイ、ラリー・ウィリアムス、キム・ハッチクロフトにマイケル・パウロというホーン・セクション陣です。

『PAULINE WILSON / INTUITION (愛の瞬間)』
01. WALKING MY WAY TO YOU
02. THE LOVE LIVES ON
03. INTUTION (愛の瞬間)
04. FOLLOW YOUR ROAD
05. TWO WRONG DON'T MAKE A RIGHT
06. ONE CHANCE
07. BACK AGAIN, BACK IN LOVE
08. DEEPER AND DEEPER
09. STAY
10. MYSTERIOUS / COLORS OF THE WIND

ミディアム・ナンバー01。シンセを効果的に使った極上のAORナンバーに仕上がっています。
カルロス・ヴェガ、エイブラハム・ラボリエルのリズム隊が地味ながらも渋いプレイが光る02。サビのメロディーがとてもキャッチーなメロウ・ナンバーです。大好きな曲で、横倉 裕のアレンジ・センスの良さを感じる曲。
打ち込みのビートが心地良いアルバム・タイトル曲03。このリズムは心地良いですね。打ち込みのビートに載せて、パトリース・ラッシェンが素晴らしいピアノ・ソロを披露してくれる洒落たナンバーです。
SEAWIND時代の名曲のセルフ・カヴァー04。ポーリンの旦那さんであるボブ・ウィルソンの作品で、美しいバラード曲です。アルト・サックス・ソロはマイケル・パウロ。
05は、打ち込みを中心としたキーボードと多重録音のサックス、ポーリンによる多重コーラスによるビートの効いたミディアム・ナンバー。
旧友SEAWINDのホーン・セクションを迎えた06は、横倉 裕のナンバーのカヴァーです。横倉 裕のリズム・アレンジとジェリー・ヘイのホーン・アレンジが絶妙ですし、伸び伸び歌うポーリンの歌も素敵です。
都会の夜景に似合いそうなメロウ・チューン07。ブランドン・フィールズのサックスのプレイが印象に残ります。
またも夜にピッタリなメロウでお洒落なナンバー08。とにかく聴いていて気持ち良い曲ですね。極上のAOR作品です。
E.V.Iとサックスを実に上手く組み込んだアレンジ手腕が見事な09。本当に気持ち良いサウンドがずっと続きますね。
再び横倉 裕のカヴァー曲10。タイトル通りにミステリアスな雰囲気を持ったナンバーです。間奏や終盤でのジェリー・ヘイのフリューゲルのソロに聴き惚れてしまいますね。素晴らしい音色ですよ。

とにかく全編気持ち良さで溢れているアルバムって感じですね。特に01から04までの流れは好きですね。ポーリンの歌って、ずっと聴いていても全然苦にならないですね。嫌味というのが無いんですよ。とにかくあっという間にアルバム1枚聴き終わってしまうみたいな・・・。
AOR好きな人にもきっと気に入ってもらえるアルバムだと思います。夕暮れ時から真夜中にかけてのドラヴィング・ミュージックとしてもピッタリなお洒落なアルバムなので、自信を持ってお薦めします。
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by kaz-shin | 2006-10-19 00:06 | 洋楽系 | Trackback(1) | Comments(4) | |
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Tracked from KINGO WEBlog at 2006-10-20 00:01
タイトル : PACIFIC OASIS Hawaii's All-T..
さあ、このアルバムの曲を通じて暖かい熱帯の太陽の光を浴び、柔らかな島のそよ風を感...... more
Commented by たにぴ@もまゆきゅ at 2006-10-19 21:13 x
今日、こちらのブログを発見しました。
いやあ、素敵な趣味です。
膨大過ぎて、何処からチェックしたものか途方に暮れる。
当分、じわじわ楽しませてもらえそうですねー。
海外のJAZZとかはあまり無いのかな。
パットメセニーとか。私は殆どのMethenyのアルバム好きです。

私のブログは薀蓄が激しくて、
アルバムお勧め情報はあまり無いですが(自分の出したアルバムはあるけど(^^;;;)
たまに冷やかしにいらして下さいませ。
Commented by kaz-shin at 2006-10-19 21:47
たにぴ@もまゆきゅさん(で良いのかな?)、はじめまして。コメントありがとうございます。

>いやあ、素敵な趣味です。
ありがとうございます。そう言って頂けると、毎日頑張って記事書いていて
本当に良かったです(笑)
和モノが中心ですが、パット・メセニーも大好きだったりします。
ただ、あまりJAZZ色の強いものは好きなんですが、詳しくはありません(汗)
お薦めがあれば、ぜひ教えて頂ければ嬉しいです。

時間のある時に覗いて下さい。これからもよろしくお願いします。
そちらのブログへもお邪魔させて頂きます。
Commented by KINGO at 2006-10-20 00:13 x
出た!PAULINE WILSON!!
気分はワイハ~♪
♪ONE CHANCE なんかベタなメロディーと思わせて、意表をついた部分があったりして最高に好きです。
彼女のボーカルもイイしね。
・・・・・が、「愛の瞬間」って邦題はいかがなものかとw
Commented by kaz-shin at 2006-10-20 00:55
KINGOさん、毎度です。
この素晴らしいアルバムが250円でしたよ、BOOK OFFで・・・(笑)
でもかなり前の話ですけど。
横倉 裕好きにはたまらんアルバムです。
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