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米倉 利紀_Cool Jamz ◇ 2006年 10月 23日
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私が日本で1番好きな声を持ったヴォーカリスト、それが米倉 利紀です。もし、私が米倉のような声に生まれていたなら、間違い無く歌い手を目指していたでしょうね(笑)
甘い声、巧みさ、リズム感の良さ、嫌味のないファルセット・ヴォイス・・・、どれを取っても一級品だと思います。本当に素晴らしいヴォーカリストなんで、もっと評価されても良いとは思うのですが、世の中思うようにはなりません。

米倉 利紀との出会いをはっきりとは覚えていないのですが、デビュー・シングルCDを買っているので、おそらくデビュー曲「未完のアンドロイド」をTVのCMで聴いて気に入ったのではなかったかと思います。私の持っているシングルCDがちょっと変わっているのですが、その事は1番下の「続きを読む」で書いておきますので、興味あったら読んで下さい。

今回紹介するアルバム『Cool Jamz』は、1995年にリリースされたアルバムです。この時点で既に4枚のオリジナル・アルバムをリリースしていますが、この『Cool Jamz』はオリジナルとは違うコンセプト・アルバムという位置付けのようです。
そのコンセプトとは、色んな音楽が交錯する大都市ニューヨーク。米倉がニューヨークへ渡り、現地のミュージシャン、アレンジャー、プロデューサーとのコラボレーションによって作られたアルバムです。このアルバム用に全てレコーディングされていますが、新曲、既存曲を織り交ぜています。ヒップ・ホップ、ビッグ・バンド・ジャズ等ニューヨーク色が本当に強く、洒落たサウンドに仕上げられていて非常にお洒落なアルバムです。

『米倉 利紀 / Cool Jamz』
01. Sounds of New York
02. Emergency
03. きっとできない じっとしない (Jazzbaby Flavor Mix)
04. たとえば墜ちてゆくなら (Nights of Manhattan Mix)
05. Fragile (Micheal's Blow Mix)
06. Sing out ! (Booty Bass Mix)
07. tears of joy (Toshi's Crying Mix)
08. slow
09. foever and ever.
10. Not Shady・・・
11. You're My Everything

米倉作曲による英語詞の01。ジャズ・カルテットによる落ち着いた演奏と美しいファルセット・ヴォイスを披露してくれます。綺麗なメロディーのナンバーです。
7枚目のシングル曲をジャズのビック・バンドをバックに歌う02。スウィング感溢れる演奏と、その演奏をバックにリズミカルに歌う米倉の上手さに驚かされます。マーヴィン・スミスのドラミングがとにかく格好良いです。
一転して、打ち込みとサンプリング音源のループ再生を上手く使ったJAZZYなHIP・HOPといった感じの03。5枚目のシングル曲ですが、ニューヨークらしいサウンドに仕上がっています。
4thアルバムに収録されていた04。打ち込みのリズムに、パーカッションとホーン・セクションを巧みに使ってお洒落に仕上げています。文字通り、マンハッタンの夜を感じさせるミックスです。
JAZZ/FUSION音楽ファンにも注目して欲しい曲05。8枚目のシングル曲なんですが、何と言ってもこのバージョンでは、マイケル・ブレッカー(ts)を吹きまくっている事です。ヒップ・ホップ系の打ち込みとマイケルのテナー・サックスのみの演奏です。日本人アーティストのバックで、しかも歌モノのバックでここまで吹きまくっているのは非常に珍しいと思います。
3rdアルバムに収録されていた06。ニューヨークっぽさ全開のヒップ・ホップ・サウンドです。ちょっと崩した米倉の歌い方とサウンドがよくマッチしています。
2ndアルバムに収録されていた07。ゴスペル調のコーラスで始まる切ないバラード曲です。
3rdアルバムからの08。またもマイケル・ブレッカーのテナー・サックスを堪能できる曲です。今度は、マイケルを含めたジャズ・クインテットによる演奏による渋いバラード曲。米倉の上手さも際立っていて、ホテルのバー・ラウンジ辺りで都会の夜景を見ながら聴きたい、そんな1曲です。
デビュー・シングルのカップリング曲で、1stアルバムにも収録されていた09。ボッサ・アレンジが素晴らしく、実にお洒落に仕上がっています。
JAZZYなアレンジと米倉の多重コーラスが印象に残る10。ポップスというよりJAZZのヴォーカル・アルバムを聴いているようです。
ア・カペラ・コーラスによる11。バックでコーラスは14カラット・ソウルの面々です。

秋から冬にかけてよく聴く大好きなアルバムです。全体的にはJAZZYな雰囲気ですし、マイケル・ブレッカーの素晴らしいブロウも聴けますので、JAZZ/FUSIONの好きな方にもお薦めです。大人の気分に浸れる、そんなアルバムですね。
米倉のアルバムは、BOOK OFFで250円程度で入手可能だと思いますので、ぜひ聴いてみて下さい。本当に上手いヴォーカリストですよ。

デビュー・シングルCDの話題は↓に書いてます。興味ある方はどうそ(笑)



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このジャケット写真は、デビュー・シングルCD「未完にアンドロイド」(1992年発売)のものなんですが、今回の記事を書くので久しぶりに棚から引っ張り出してきました。そして、記事を書く下調べとして米倉 利紀のオフィシャルHPを見ていたら、ある事実に気が付きました。

私の持っている(上の写真)ジャケットとHPに掲載されているジャケットが違うのです。写真は同じものなんですが、私のジャケットは写真のみ。ところがHPに掲載されているジャケットのは、ちゃんと曲名等が印刷されているのです。これって何だと思います?
ミス・プリントなのか、意図的なものなのか・・・。わかりません(笑)
もし、ご存知の方がいらっしゃいましたら、教えて頂けると嬉しいです。
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by kaz-shin | 2006-10-23 00:00 | J-POP | Trackback | Comments(8) | |
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Commented by rs at 2006-10-23 08:57 x
同様のようなCDSを別のアーティストで持っています。

その方の場合、文字無しジャケは、一応「初回盤」なんですが、
制作上の都合だったらしく、2nd PRESSからは、ジャケに直接印刷されるようになったそうで、
意図的に行った事ではないようです。

米倉さんの場合はどうなんでしょうねぇ。
Commented by kaz-shin at 2006-10-23 23:11
rsさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
私も「初回盤」か何かとは思ったのですが、アルバムではなくCDSなので
どうかな?と・・・。
裏ジャケットには、レコード会社名や値段、発売日等はきちんと印刷されてます。
ただ、曲名が背の部分(幅数ミリ)のところしか印刷されていないのが解せないんですね。
不思議なCDSです(笑)
Commented by jyubon at 2006-10-24 01:25
凄い!デビューシングルだ!
ありがとうございます。米倉を紹介してくれて。あぁ涙…。
しかも私のようにただうっとり聞いてるのと違ってもの凄く細かく語ってらっしゃって…。
このアルバムもちろん持ってます。彼の新たな面が見えたアルバムですよね?
私は個人的に「きっとできない じっとしない」で一気にはまったのでこの曲が一番です。
その次は初めて彼のライブを見た頃にサークルKのCMソングだった「Emergency」が好きです。
彼の素敵な声で甘い言葉を囁かれたら100%堕ちます、私(笑)
ライブ行かれた事ありますか?是非に行ってみて下さいね。
ここまでじっくり彼を語れるんですから勿体ない。
彼の歌うバラードで何回も泣きました、私。またUPテンポの曲では一緒になって踊って。
また忘れた頃に彼のアルバム紹介して下さいね。待ってまぁす。
Commented by kaz-shin at 2006-10-24 23:19
jyubonさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
本当に良い声で、羨ましい限りです(笑)
このアルバムは、J-POPが好きな人ばかりでなくJAZZ関連が好きな人
のも聴いてもらえるだろうと思い紹介しました。
他にも何枚か同じようなコンセプト・アルバムをリリースしてましたね。
また、機会があったら他のアルバムも紹介したいと思っています。

米倉さんのライブは未体験なので、ぜひ1度観て、聴いてみたいと思っています。
Commented at 2006-10-29 20:36 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kaz-shin at 2006-10-30 01:08
chieさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
お褒めの言葉を頂いて、ただ恐縮するばかりです。
本当に米倉さんの声は、良い声ですね。それ以外に言葉が見つかりません。
声が良くて、歌も上手いのですから、存在感がありますよね。
中西 圭三さんや郷 ひろみさんとのデュエット曲を聴いても、主役よりも
はるかに存在感がありますから・・・。本当に素晴らしいシンガーです。
一度、生でその歌声を聴いてみたいと思います。

熱いコメント、本当にありがとうございました。
Commented by てつ at 2006-12-08 22:46 x
いつも、まとめてのコメントですみません(笑)。米倉さんのボーカルは良いですよね。最近のブラックな感じももちろん良いですが、初期の頃は、ポップな感じで、さらに好きでした。デビュー曲やNasty Grooveも大好きですし、「たとえば墜ちてゆくなら」は彼の曲では1~2番に好きな曲です。あ、それから林哲司さん作曲の「デリカシーに雨が降る」も忘れてはいけませんね(笑)
Commented by kaz-shin at 2006-12-09 01:22
てつさん、こんばんは。
>いつも、まとめてのコメントですみません(笑)
いえいえ、ありがたいです。いつもありがとうございます。

私も米倉さんのポップな感じの曲の方が好きですね。もちろん、何を歌っても
上手いので、安心して聴いていられますけどね。
「デリカシーに雨が降る」とか「Love in the sky」みたいな曲も大好きなんですよ。
それにしても良い声です。羨ましい(笑)
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