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SALENA JONES_MY LOVE ◇ 2006年 10月 30日
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1944年1月にアメリカ・ヴァージニア州に生まれたサリナ・ジョーンズ。ニューヨークでプロ・デビューするも1965年にスペインへ渡り、66年にイギリスに移り活躍したジャズ・シンガーです。1978年に初来日以来、日本のみならず東アジアで人気を獲得したようです。
今回紹介するアルバムは、1981年にサリナ・ジョーンズとあの伝説のフュージョン・グループのSTUFFの来日が重なったところから実現したアルバム『MY LOVE』です。録音されたのは当然日本で、1981年4月8日、13日に二日間でレコーディングされています。

サリナ・ジョーンズは、ジャズ・シンガーと言ってもコンテンポラリーなポップスやフュージョン・タッチの歌を多く歌ってきたシンガーだけに、当時人気・実力共にトップ・クラスのSTUFFとの共演は、これ以上は考えられない程の好企画と言えるでしょう。
しかし、サリナの住むイギリスではSTUFFのレコードはほとんど発売されておらず、来日してからSTUFFのサウンドをじっくりと聴いたとか・・・。こんな状態でありながら、これだけ素晴らしいアルバムをたった二日間で録音してしまうのですから、サリナ・ジョーンズの歌い手としての超一流の才能と、STUFFのまさに演奏のプロ集団としての技術と才能を感じさせます。
全ての楽曲のアレンジをリチャード・ティーが担当しています。また、ドラムスのクリス・パーカーは参加しておらず、スティーヴ・ガッドのみです。(これで十分ですけど・・・笑)

『SALENA JONES / MY LOVE』
01. EVERYDAY
02. MY LOVE
03. BEST THING THAT EVER HAPPEND TO ME
04. TEACH ME TONIGHT
05. HELP ME MAKE IT THROUGH THE NIGHT (ひとりぼっちの夜)
06. LOVING ARMS
07. I DON'T WANT BE ALONE TONIGHT
08. LATELY

リチャード・ティーとビル・ウィザースの共作による01。何とも低く渋い声で歌いだすサリナの声が印象的です。リチャード・ティーのヴォーカルとエリック・ゲイルのブルージーなギター・ソロも堪能できます。
ポール・マッカトニーがWINGS時代に残したバラードの名曲カヴァー02。リチャード・ティーならではのローズの音色が美しく、叙情的で素晴らしいですね。これは一聴の価値あるカヴァーだと思います。コーネル・デュプリーの間奏でのギター・ソロが鳥肌ものです。
ジム・ウェザリーの作品03は、コンテンポラリーなポップ曲。リチャード・ティーのピアノ・プレイが光っており、サリナの歌も哀愁が漂う素晴らしい歌唱を聴かせてくれます。
1950年代に作られたスタンダード曲04。パティ・オースチンやフィービー・スノウ、アル・ジャロウも取り上げていた名曲ですね。イントロからSTUFF色全開のナンバーです。本当にSTUFFのサウンドは、ニューヨークの夜景を連想させますね。(行った事は無いのですが・・・汗)
クリス・クリストファーソンの作品05。サリナの歌に「ひとりぼっち」の淋しさがよく表現されているように思います。STUFFも歌のバックとしての役割をキチっとこなしている演奏が、ある意味意外な気がしますがその素晴らしい演奏はさすがとしか言い様がありません。
ブルージーなバラード曲06。メロディーも親しみやすいですし、緩急自在のSTUFFのプレイが素晴らしいです。
シェル・シルヴァースタインの作品07。元々はロック・ナンバーらしいのですが、ここでは躍動的なリズムが心地良いアレンジになっています。軽快で楽しい感じが大好きです。リチャード・ティーのヴォーカルとローズのソロに聴き惚れてしまう1曲。
スティービー・ワンダーのカヴァー曲08。甘く溶ろけるような演奏と歌にうっとりしてしまいます。

一日の終りに、淹れたての珈琲やお気に入りのお酒を飲みながら、このアルバムを聴けばリラックス出来ますよ。それに加えて、都会の高層マンションの高層階から夜景を見ながらだと、より一層リラックス・ムードは高まると思います(笑) 秋の夜長の夜更かしのお供にお薦めの1枚です。
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by kaz-shin | 2006-10-30 00:57 | 洋楽系 | Trackback | Comments(0) | |
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