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STARDUST REVUE_DEVOTION ◇ 2006年 12月 13日
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今回も素晴らしいコーラスを聴かせてくれるアルバムを紹介します。1999年の11月にリリースされたSTARDUST REVUEの『DEVOTION』です。彼らはデビュー当時から、ライブで素晴らしいア・カペラ・コーラスを聴かせてくれていました。そんな彼らが最初にコーラスのみで制作されたアルバムが、以前紹介した『CHARMING』(1986年)。その当時、コーラス・アレンジ等でコーラス部門の中心的存在だったキーボードの三谷 泰弘が1994年に脱退し、4年後の1998年にサポート・メンバーだったキーボードの光田 健一が正式メンバーに加わり、その光田がアレンジ部分の中心になって作られたのがこのアルバムです。

彼等は、自分達のコーラス・スタイルをヴォイス・オーケストレーションと呼んでいるようです。いかにも音楽を楽しむ彼等らしい拘りなのかも知れません。ヴォイス・オーケストレーションとは、簡単に言えば完全なア・カペラでは無く(もちろん純粋なア・アカペラ・コーラスもあります)、ピアノ等の最低限の楽器と、声にエフェクト処理して楽器ような音色を作ったりととことん声の可能性やコーラスの楽しさを追求したという感じですね。
聴いている人間を楽しい気分にさせてくれるSTARDUST REVUEのコーラスを堪能できる1枚です。

『STARDUST REVUE / DEVOTION』
01. ダニー・ボーイ
02. IN MY LIFE
03. 雨にぬれても (RAINDROPS KEEP FALLIN' ON MY HEAD)
04. マシュ・ケ・ナダ (MAS QUE NADA)
05. 星に願いを (WHEN YOU WISH UPON A STAR)
06. 元気を出して
07. シュガーはお年頃
08. 不思議なチ・カ・ラ
09. Beautiful Dreamer
~Christmas Side~ (Bonus Tracks)
10. SILENT NIGHT ~ WHITE CHRISTMAS
11. ジャスミン
12. HAPPY X'MAS (WAR IS OVER)

アイルランドの古い民謡01。本当に美しいメロディーですね。ここではオーソドックスなア・カペラ・コーラスを聴かせてくれます。
ピアノ伴奏を伴ったビートルズの名曲02。テンポを落とし、コーラスの美しさを際立たせています。オリジナルのチェンバロ演奏部をバロック風コーラスで歌っています。
バート・バカラック作曲したBJトーマスの1969年のヒット曲03。雨の日が楽しく思えてくるような明るい雰囲気のコーラスが魅力です。
セルジオ・メンデス&ブラジル'66のヒット曲としてお馴染みの04。ギター、パーカッションのソロも全て声によるものですが、陽気なサンバのリズムを上手く表現しています。
前に紹介した『CHARMING』にも収録されていた、ディズニー映画「ピノキオ」の挿入歌の05。弦楽四重奏とコーラスで美しく仕上がっています。クリスマスにもぴったりな1曲です。
竹内 まりやの作品06。根本 要のヴォーカルは不思議な魅力がありまして、女言葉の歌詞でも全く嫌味が無く聴こえるのです。ドゥー・ワップ・スタイルのコーラスです。
STARDUST REVUEの1981年のデビュー曲07。この曲は、まさに彼等らしさが最も出ている曲と言えるかも知れません。ビッグ・バンド・ジャズ風なアレンジが見事で、この曲に似合っています。楽しい曲です。
このアルバムの為に書き下ろされたオリジナル曲08。
フォスター作曲の1800年代から歌い継がれるスタンダード曲09。ピアノとコーラスというスタイルでコーラスはゴスペル風にアレンジされており、まさにアメリカを感じます。

ボーナス・トラックとして収録されていたクリスマス・ソングの10~12。
ハンド・ベルによる「きよしこの夜」に続いて、ア・カペラ・コーラスによる「WHITE CHRISTMAS」。ぜひ部屋を暗くして、キャンドルの灯だけで聴いて欲しい美しいコーラスです。
オリジナル曲11。特にクリスマスに関連していませんが、クリスマス・プレゼントと共に彼女へ送ると喜んでもらえそうなラブ・ソングです(笑)
ジョン・レノンの名曲中の名曲12。こんなシンプルな歌詞とメロディーなのに、聴く者の胸を打つクリスマス・ソングは他にはありませんね。混声合唱団を迎えてのコーラスは素晴らしいの一言です。聴き終わった後に「メリー・クリスマス!」と言いたくなります(笑)

このアルバムには、初回限定で3曲入り8cmCDが付いていました。TV番組「ポンキッキーズ」で放送されていた音源、「故郷」、「大きな古時計」、「夏の思い出」がやはりコーラスで収録されています。小さなお子さんに聴かせてあげると良いかも知れません。
私が日本一ステージの楽しいバンドだと思っているSTARDUST REVUE。そんな彼等のサービス精神が一杯に詰まったアルバムです。前に紹介したコーラス・アルバム『CHARMING』と聴き比べても面白いですね。三谷 泰弘と光田 健一のコーラス・アレンジの個性の違いなんかも感じられて楽しいですね。どちらのアルバムもお薦めですが、この時期でしたら今回紹介した『DEVOTION』がイチオシですよ。
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by kaz-shin | 2006-12-13 00:01 | J-POP | Trackback | Comments(4) | |
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Commented by 元うぃんどおやじ at 2006-12-13 07:19 x
おひさしぶりです。このアルバム聞いてみたいですね。BGMにして彼女?を落とそう。なんて、嫁さんに怒られますね。
Commented by kaz-shin at 2006-12-13 23:23
元うぃんどおやじさん、ご無沙汰してました。コメントありがとうございます。
スタレビのコーラスは良いですよ。本当にコーラスが好きな連中だというのが分かりますよ。
彼女と聴くのも良いですが、家族で聴いても楽しめます(笑)
機会があったら聴いてみて下さい。
Commented by ギムリン at 2006-12-17 17:57 x
NHKBSのシブヤらいぶ館で、スタレビ+岩崎宏美で「In My Life」歌ってました。コーラス良かったです。
Commented by kaz-shin at 2006-12-17 22:03
ギムリンさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
すっかり忘れてました。見逃したのは残念です。
そうですか、良かったですか。スタレビに岩崎さんの声のコーラスですから
美しいのは当たり前ですね(笑)
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