五十嵐 浩晃と言えば「ペガサスの朝」。正直その程度の事しか知りませんでした(笑)
去年だったか、BOOK OFF探索中にこのアルバムを見つけ、私の大好きなRAJIEとのデュエット曲が入っており、しかもその曲がクリスマス・ソングという事もあって購入しました。つまり、五十嵐 浩晃のアルバムを聴くのはこのアルバムが初めてだったのです。
ですから、それまでの彼の音楽も知りません。このアルバムに関する知識しかありませんが、クリスマス・ソングも入っていますので、今回紹介する事にしました。1988年にリリースされた通算6枚目のアルバム『DISTANCE』です。
全11曲のアルバムで、作詞は松本 隆、小林 和子、五十嵐 浩晃、作曲は全て五十嵐 浩晃、アレンジは鈴木 茂、西本 明です。それまで五十嵐 浩晃を聴かなかったのは、フォーク色の強いイメージがあったからなんですね。実際聴いてみると、それほどフォーク色を感じませんでした。これは鈴木 茂、西本 明のアレンジの効果が大きいかも知れません。飛び抜けた楽曲はありませんが、全体的にまとまっていると思います。ただ、シングル向きのインパクトの強い曲が少ないのが気になりますが・・・。
『五十嵐 浩晃 / DISTANCE』
01. サマー・トワイライト
02. MUSIC
03. Song of Love
04. DISTANCE
05. レイクサイド・メモリー
06. 風のシルエット
07. 再会
08. 10年後
09. 愛する人と
10. 二人だけのX'mas (Duet with Rajie)
11. New Yearを迎えるために
シングル・カットされた01はサビのメロディーが印象的な曲ですが、鈴木 茂のアレンジの良さがメロディーを際立たせている気がします。夏の終りを連想させるある種の寂しさが上手く表現されているアレンジです。
ホーン・セクションを取り入れ、ダンサブルなアレンジが特徴的な02。
オルガンの音色が効果的なバラード曲03。五十嵐の声によく似合うタイプの曲だと思います。
アルバム・タイトル曲04。何とも自惚れの強い男の歌(松本 隆の作詞)です(笑) 鈴木 茂のアレンジの方が、五十嵐作品との相性が良いような気がします。
軽快なリズムが心地良い05。アレンジによってはフォーク調になってしまう曲ですが、西本 明のアレンジが都会的なイメージに変えています。
ギターのカッティングが印象的なノリの良い06。ドライブのお供にぴったりな曲です。コーラスのRajieが大活躍です。Rajieの声が無ければ、つまらなくなってしまっていたかも・・・。
オーソドックスなバラード曲07。
続く08もバラード曲ですが、07よりも印象に残るメロディーです。どことなく杉山 清貴を連想しました。
何ともベタなタイトルの09。アルバム中で1番デビュー当時のフォーク色を感じる曲かも知れません。親しみやすいメロディーですが、POPという感じではないですね。
大晦日の出来事を歌った11。間奏でテンポが変化するアレンジが面白い曲です。Rajieと広谷 順子がコーラスで参加しています。
クリスマス・ソング10の紹介です。明るい曲調で楽しげな二人のクリスマスの雰囲気が伝わってきます。この曲は、やはりRajieの歌が印象に残ります。本当に良い声ですね。コーラスも美しいですし、鈴木 茂のアレンジ、ギターも冴えています。1番好きな曲です。
Rajieが大好きな私としては嬉しいアルバムです。私個人のあくまで思い込みですが、Rajieの声って冬にぴったりだと思ってます。と言うより、Rajieより冬を感じさせてくれる声に出会っていません。冬の声って何?と思う人もいるでしょう。
分かりやすく言えば、冬の夜の空気のように乾いて澄んでいるというイメージです。
五十嵐 浩晃に関しては、この1枚しか知らないので出来れば他にも機会があれば聴いてみたいなと思います。曲自体は悪くないのですが、ちょっと地味な感じを受けました。
普段お見かけしないお客さんがいると、
「もしやkaz-shinさんかしら?」
などとドキドキしつつ、
blogの更新もないみたいでしたし、多分事情があるんだろうな、とも想い…。
採算はないのですが、よい感じのライヴになりました。
機会があったらまた…。
五十嵐浩晃、同郷です(^^;)
北海道の美唄と言う市。すんごい田舎ですが、
この地名、かなり気に入っています。
時代的にもフォークというよりニュー・ミュージックだと思っていました。
そして、こんなアルバムもあったのかと驚いています。
ラジさんが五十嵐さんとデュエットしているのは知っていたんですけど、たぶんアルバムに1曲程度だと思うので、躊躇って買いませんでした。
アルバムタイトルは知らなかったんですけど、近年、中古盤店でラジさんとのデュエットがあるアルバムを見つけて買いました。
この記事を読んでいて、「ラジさんとのデュエットなら僕も買ったCDだな」と思って読み進めると、クリスマスソングと書いているじゃないですか。
慌ててCDを出してきたら僕の持っているのと違うんですね。
それで驚いたというわけです。今度はこのアルバムを探そう。
アルバムタイトル書きませんけど、すぐ分かります。
kaz-shinさんもどうぞ。(笑)
ライブに行けなくて残念でした。良いライブだったようですね。
次の機会には必ずお邪魔しますね。名乗りませんが・・・(笑)
美唄と書いて「びばい」と読むんですよね?北海道は難しい地名が多いですね。
という千葉も結構難しいのが多いですが・・・。
「我孫子(あびこ)」とか「飯山満(はさま・はざま)」とかありますから(笑)
記事にも書きましたが、五十嵐さんのアルバムはこれしか持っていないので、
情報頂いてありがたいです。他にもRajieさんとのデュエット曲があるんですね。
是非、探して聴いてみたいと思います。とにかくRajieさんの声が好きで、
五十嵐さんとの相性も良いですから興味あります。
Rajieさんは、ヴォーカルはもちろんコーラスでも声の良さが際立ってますね。
記事にも書きましたが、冬になるとRajieさんの声が無性に聴きたくなります(笑)
確かに”ペガサスの朝”くらいしか知りませんでしたが、歌も性格もなかなか”いい感じ”でした。
五十嵐さんのイメージというと、「ペガサスの朝」とアフロ・ヘアーでした(笑)
大学の頃、初めてパーマをかけたんですが、手入れが上手く出来ずに
アフロ状態(かなりのロン毛だったもので・・・)になり、五十嵐 浩晃と呼ばれてました(笑)