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山下 達郎_SEASON'S GREETINGS ◇ 2006年 12月 24日
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私が今現在で最も好きで、聴いている回数も1番多いクリスマス・アルバムが、1993年にリリースされた山下 達郎の『Season's Greetings』です。達郎の音楽が好きな人なら、皆聴いている定番の1枚かも知れませんね。クリスマス・アルバムとして紹介していますが、達郎自身はライナーで「クリスマス・シーズンあるいは冬の季節向けに選曲されたアルバム、という程度の広義なとらえ方で御聞きいただければと思います。」と語っています。でも好きなクリスマス・ソングを集めてアルバムを作りたいという想いがあったようなので、これはもう私の中では完全なクリスマス・アルバムなのです(笑)

このアルバムは、一人ア・カペラとオーケストラをバックに歌うという二つのスタイルを軸に作られていて、ヴォーカリストとしての山下 達郎を存分に堪能出来る作品ですね。ア・カペラ曲のアレンジはもちろん達郎ですが、オーケストラをバックに歌う曲4曲のアレンジは服部 克久の手によるものです。どの曲も素晴らしい完成度で、改めて山下 達郎の凄さを感じますね。

『山下 達郎 / SEASON'S GREETINGS』
01. Acappella Variation On A Theme By Gluck (グルックの主題によるアカペラ)
02. Bella Notte
03. Be My Love
04. Angels We Have Heard On High (グローリア)
05. Smoke Gets In Your Eyes (煙が目にしみる)
06. Silent Night
07. My Gift To You
08. It's All In The Game
09. Just A Lonely Christmas
10. Happy Holiday
11. Blue Christmas
12. White Christmas
13. Christmas Eve (クリスマス・イブ)
14. Have Yourself A Merry Little Christmas
15. O Come All Ye Faithful (神の御子は今宵しも)

オープニングに相応しく歌詞なしのア・カペラ曲01。18世紀のオーストラリアの作曲家・グルックが作った合唱曲だという事です。
ディズニー映画「わんわん物語」の挿入歌として有名な02。それにしても達郎の一人ア・カペラはいつ聴いても嫌味がなく、気持ち良く聴けますね。自分の声、音域等を知り尽くしているからこそ可能なアレンジ、歌なんでしょうね。
1950年の全米No.1ヒット曲03。バンドではなくオーケストラをバックに熱唱するスタイルは、今まで聴いた事が無かったのでとても新鮮だったことを憶えています。コーラスには、佐藤 竹善、Candeeこと故・高尾 のぞみ、竹内 まりやという豪華な顔ぶれが参加しています。
大好きな讃美歌のひとつである04。讃美歌106番「あら野のはてに」として有名な曲です。短くて物足りない感じがしてしまうほど、素晴らしいア・カペラ・コーラスです。達郎の数多いア・カペラ曲の中でもベスト3に入るくらい好きな曲です。
プラターズが1958年に大ヒットさせた05。もはやスタンダード曲として広く知られた名曲ですね。ヴォーカリスト・山下 達郎を堪能出来る1曲です。
コーラス・グループ、フォー・フレッシュメンのコーラス・スタイルを一人ア・カペラで実践した06。クリスマスには欠かせない讃美歌109番「きよしこの夜」です。
1988年にアレキサンダー・オニールがリリースしたソウル系のクリスマス・アルバムの名盤『My Gift To You』のアルバム・タイトル曲07。ア・カペラ曲ですが、間奏で土岐 英史の渋いソプラノ・サックスが聴けます。
ニューヨーク録音の08。アレンジはトリー・ズィトなる人物です。元アメリカ副大統領が1912年に書いたメロディーだという事です。1950年代に入り、歌詞が付けられトミー・エドワーズが歌ってヒットしたという事ですが、能書きはともかく良い曲です、確かに(笑)
ドゥー・ワップ・スタイルの09。1950年代に活躍したシカゴの黒人R&Bヴォーカル・グループのムーングロウズの作品で、達郎自身大好きな曲のようです。
黒人ヴォーカル・グループ、シェルズが1958年に発表した10。イースト・コースト・ドゥー・ワップの典型的なスタイルだとか・・・。この辺りは達郎みたいなマニアでなければ違いがわかりませんね(笑)
服部 克久のアレンジによる美しいストリングスが素晴らしい11。名曲です。60歳代~70歳代の人には、エルヴィス・プレスリーが歌ったことで馴染みがあると思います。
讃美歌111番「神の御子は今宵しも」で有名な15。これも本当に好きな讃美歌のひとつだったので、達郎のア・カペラで聴けて嬉しかった曲のひとつです。

12の「White Christmas」と14の「Have Yourself A Merry Little Christmas」は、昨日の記事でレヴューしてますので、コチラをご覧下さい。
そして13の「クリスマス・イブ」ですが、実は明日この曲についての記事を書く予定にしています。この曲のみをピック・アップして書くので、もしお時間があれば明日また覗いてやって下さいませ。

繰り返すようですが、本当に素敵なアルバムですね。選曲の良さ、アレンジの素晴らしさ、そして達郎の歌とコーラスの素晴らしさ・・・。何より各々の曲に対する達郎の思い入れが伝わってくる素晴らしいクリスマス・アルバムだと思います。私の中では、J-POP史上最高のクリスマス・アルバムだと信じて疑わない作品です。

日が昇ればクリスマス・イブですね。記事は25日(24日深夜)までクリスマス企画を続けます。
しかし、クリスマス気分はやはり日曜日がピークでしょうね。
それでは皆さん、メリー・クリスマス!!
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by kaz-shin | 2006-12-24 00:03 | J-POP | Trackback | Comments(6) | |
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Commented by しげぞう at 2006-12-24 09:34 x
メリークリスマス! 出ましたね! 名盤が!
ボクも大好きで、毎年聴いてます
じっくり聴くというよりは
気づけば、そこはかとなく流れている、といった具合です
03、07が特にいいなぁ、と思っています
Commented by nowhere1967 at 2006-12-24 14:04
J-pop史上最高のクリスマス・アルバム。
まさしく、そうですね。
考えてみると、J-POPでクリスマス・アルバムはこのアルバムしか持っていないような気がします。洋楽はたくさん持っていますけど・・・。
Commented by kaz-shin at 2006-12-25 00:12
しげぞうさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
このアルバムは形態プレーヤーで聴く事が多いのですが、煌びやかな街の雑踏の中でも、
郊外の星が光り輝くような場所でも、よく似合うと思っています。
まさに、クリスマス時期にはピッタリの1枚ですよね。
Commented by kaz-shin at 2006-12-25 00:14
nowhere1967さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
洋楽には優れたクリスマス・アルバムが沢山ありますね。
邦楽の場合、クリスマス・アルバムは数多くありますが、ここまで凝って
作られたアルバムは少ないでしょうね。
結構ミニ・アルバム的なモノが多いですから・・・。
Commented by rs at 2006-12-25 12:31 x
このアルバムを聞く前は、全曲Xmas関連で聞いて飽きないか勝手に心配しておりましたが
むしろ逆で、毎年この時期には必ず聞くようになってしまいました。

オンストもこの時期には合うんですが、こちらの方がアクが弱い感じなので
抵抗無くヘビーローテーション出来ます。

自分はMy Gift To Youが一番好きなんですよね、
なので昨夜のTVでもイントロが流れる度に反応してしまいました。
Commented by kaz-shin at 2006-12-25 19:25
rsさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
rsさんも昨夜のTV番組「Happy X'mas SHOW 2006」を観てたんですね。
ドラマ部のBGMが毎年達郎さんなんですよね。あのように達郎さんのア・カペラを
使われるのもいい物ですね。
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