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豊島 たづみ_とまどいトワイライト ◇ 2007年 01月 16日
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今回紹介するのは、ジャンルで分けるには少し難しい感じの豊島 たづみです。アルバム・ジャケットは中島 みゆきみたいな雰囲気だし、音楽を聴けば歌謡曲風あり、ニューミュージック風あり、ボサノヴァ調ありという幅の広さと、どこかなげやりな歌い方が独特ですね。
その独特な雰囲気と声が好きで聴いていました。取り上げたアルバムは1979年4月リリースの1stアルバム『とまどいトワイライト』です。1番好きな彼女のアルバムは、以前紹介した1979年の2ndアルバム『STILL NIGHT』ですが、この1stアルバムも結構好きでよく聴いていました。

豊島 たづみの曲で最も有名ななのは、TVドラマ主題歌だった「とまどいトワイライト」でしょう。このアルバムは、「とまどいトワイライト」を含め、マイケル・フランクスのカヴァーや宇崎 竜童、つのだ ひろ、井上 忠夫(井上 大輔)の曲に加え、彼女自身も2曲書いています。独特な声と歌い方に好き嫌いがはっきり分かれるシンガーかも知れませんね。

『豊島 たづみ / とまどいトワイライト』
01. エヴリデイ・エヴリナイト
02. 寝た子を起こす子守唄
03. ひとあしお先に
04. おもいでは琥珀色
05. 都会のゆううつ
06. とまどいトワイライト
07. アゲイン
08. アントニアの唄
09. 待ちぼうけ
10. ANY MORE

川村 栄二によるアレンジが、都会の夜の雰囲気がよく出ている01。コーラス・アレンジ、JAZZYなギター・ソロが素晴らしい曲です。
70年代前半のフォーク・ソングのような02は、阿木 燿子・宇崎 竜童コンビによる作品。いかにも宇崎 竜童らしいメロディーの1曲です。
つのだ ひろの作詞・作曲による03。アメリカ南部の匂いのするカントリー調のナンバーです。どんな曲調でも淡々とした歌い方のせいなのか、違和感を感じません(笑)
ボッサ調の04は、井上 忠夫作曲の夜向きのしっとりとしたナンバーです。彼女の声に1番似合うのが、こういうボッサ・ナンバーだと思います。大人のPOPSです。
豊島 たづみ作詞・作曲による05。川村 栄二のJAZZYなアレンジも素晴らしいですが、マイケル・フランクスの影響を受けたであろう彼女の作ったメロディーも良い出来です。
阿木 燿子・宇崎 竜童コンビによるヒット曲06。やはりどこか懐かしいフォーク・ソング風で、個人的にはそれほど好きではありませんが、サビのメロディーの親しみ易さなどは、さすが宇崎 竜童って感じがしますね。
アルバム中最もAORなナンバー07。来生 えつこ作詞、豊島 たづみ作曲によるナンバーです。演奏もビートを効かせてメリハリがあります。
美しいストリングスのイントロで始まる、マイケル・フランクスの名曲のカヴァー08。彼女は余程この曲が好きなのでしょう。感情を出さずにあえて淡々と歌うスタイルは、本家マイケル・フランクスを彷彿させるものがあります。この曲をカヴァーしているアーティストが数多いですが、豊島バージョンはかなりお気に入りです。
つのだ ひろ作詞・作曲による09。昭和歌謡といった趣きの曲ですが、不思議と彼女の声に似合いますね。
英語詞の10は、井上 忠夫作曲です。ハープの音とウッド・ベースをフィーチャーしており、キャッチーなメロディーが印象に残ります。

2ndアルバム『STILL NIGHT』もそうだったんですが、このアルバムも川村 栄二のアレンジが素晴らしいですね。このアルバムでは他に大村 雅朗、萩田 光雄という名アレンジャーが顔を揃えていますが、やはり川村 栄二のアレンジ曲01、05、07、08が群を抜いています。
やはりシンガーとアレンジャーとの相性の良さというのも重要ですね。そういった意味では、川村 栄二が豊島 たづみの1番良いところを引き出していると思います。
今では、豊島 たづみのCDは入手困難だと思いますが、中古店で見つかるかも知れません。
私は、このアルバムもベスト盤もBOOK OFFで見つけました。興味のある方はぜひ探してみて下さい。
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by kaz-shin | 2007-01-16 00:04 | J-POP | Trackback | Comments(7) | |
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Commented by いわとも at 2007-01-16 23:24 x
06は、♪笑い過ぎた後、ふ~と~、気が抜けて~
こんな歌い出し……でしたでしょうか(笑)。
あの独特の声は忘れられません。
ギターのフレーズもちょっとだけ憶えています。

あの時は当方「ちびっ子」でしたので、マイケル・フランクスの影響はわかりませんでした。
今なら、何となく分かるかなぁ~。
当時の曲を今聴いてみると、たくさんの発見がありそうですね。
Commented by kaz-shin at 2007-01-16 23:53
いわともさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
よく憶えてますね、その通りの歌い出しです。
ヒットした曲ですが、個人的には記事にも書きましたが01、05、07、08と
いった曲の方が彼女に似合ってますし、マイケル・フランクスの影響を
感じられます。

>当時の曲を今聴いてみると、たくさんの発見がありそうですね。
そうなんですよ。だからBOOK OFFとかで懐かしいアルバムを見つけると
余程高値でなければ買うようにしています。
昔はそれ程良いと思っていなかったアルバムやアーティストを、今聴くと
良いなと思える事も多いですね。
Commented by ht at 2009-10-12 10:19 x
彼女の歌をはじめて聴いたのはたづみがまだ女子高生だった頃です
私より一つ下のたづの歌にビックリでした 同じようにギターを弾いてうたってた自分達が偉く子供に思えたのを覚えてます
今でも元気なんでしょうか?
Commented by kaz-shin at 2009-10-12 22:28
htさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
随分昔からたづさんの事をご存知だったんですね。
やはりプロとして活躍される方というのは、アマチュア時代から持っているモノが違うのでしょうね。
私も近況に関しては詳しくはありませんが、元気で過ごされていることを祈っております。
もし、また歌う機会があれば嬉しいですね。
Commented by JK9121 at 2009-10-31 12:13 x
はじめまして。たづみさん、またCDをだされましたよ。「キッチンより愛をこめて」です。25年振りの活動開始です。ライヴもなさっています。
ごく最近では9月21日、碑文谷の「アピタ」でありました。
益々大人の感じがたまらなく良いです。たづみさんはいまも変わらず素敵な女性でした。
Commented by JK9121 at 2009-11-01 00:46 x
訂正:「キッチンから愛をこめて」でした。ライヴハウスは「アピア」でした。ごめんなさい。
Commented by kaz-shin at 2009-11-01 08:22
JK9121さん、はじめまして。コメントありがとうございます。
情報ありがとうございます。
アルバムがリリースされたこと、知りませんでした。
ぜひ聴いてみたいと思います。
活動再開と同時に名盤『STILL NIGHT』をCD化してくれると嬉しいのですが・・・。
これからの活躍が楽しみですね。
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