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刑事コロンボ VS 古畑任三郎 ◇ 2007年 01月 17日
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今回は音楽ネタではなく、久しぶりにDVDの紹介をします。
1972年から1979年の間、NHKで放送されていた刑事ドラマの金字塔『刑事コロンボ』。このドラマが始まった頃はまだ中学生でしたが、親子揃って毎回楽しみにしていたドラマでした。この頃放映されていたのは、第一シリーズで全45話。とても見応えがありました。
はよれよれのレインコートと安葉巻、さえない風貌でありながらも鋭い観察力、洞察力で矛盾点を見逃さず、難事件を解決していくというのが刑事コロンボで、面白かったのはドラマの最初で犯人がどういう手口で殺人を犯すかをまず視聴者に見せてしまう事でしたね。
それまでの刑事ドラマやサスペンス・ドラマというのは犯人探しの面白さを追求したものですが、刑事コロンボの場合は犯人や犯行の手口を既に視聴者は知っており、コロンボがどうやって犯人らしい人物に目星を付けて、犯行手口や犯人を突き止めていくのか・・・という犯人逮捕までのプロセスを楽しむドラマでした。

そんな『刑事コロンボ』の第一シリーズ全45話が、2005年3月に23枚組の数量限定生産で『刑事コロンボ 完全版 コンプリート DVD-BOX』が25,000円という安さで発売されました。もちろん速攻で購入しました(笑)
TVで1番見ていた第一シリーズだったし、毎日1話ずつ見ても1ヶ月半は楽しめるので非常に安い買い物をしたと思っています。去年、このDVD-BOXが再販されましたね。
私はいつも馴染みの深い、NHKで放送されいた当時そのままの故・小池 朝雄の吹き替えの方しか見ません。 何故か本人の声では違和感があって・・・(笑)
ただし、作品の1部やNHKで放送された時にカットされたシーンでは、2代目コロンボの声を担当した石田 太郎が吹き替えています。突如声が変わったりするのが、多少違和感はありますが仕方ありませんね。

もうひとつ紹介したいDVD作品が、和製『刑事コロンボ』と言える『警部補 古畑任三郎』です。このドラマに関しては、「刑事コロンボの物真似だろ!」と思っている人も多いと思いますが、実はそうなんです。はっきり言って物真似です(笑) 元々、フジテレビのディレクター(だったかな?)と脚本家の三谷 幸喜という二人の『刑事コロンボ』フリークが、和製『刑事コロンボ』を作りたいと思って企画・制作されたドラマなんですね。だから似ていて当然なんです。
コロンボとは対照的な、全身黒ずくめでスレンダーで、襟足の髪の長い二枚目の刑事を田村 正和が演じました。本家と同じあらかじめ犯人や犯行手口がわかっており、犯人を追い詰める過程を楽しむというものでした。
脇役に西村 雅彦等という三谷一派の役者を配し、三谷らしいコミカルな部分も織り込みつつ作られた刑事ドラマで人気シリーズとなり、3rdシーズンまで作られ、2006年正月の3夜連続の特番で完結しました。

私が『警部補 古畑任三郎』が好きな理由(特に1stシーズン)は、やはり三谷 幸喜や制作スタッフに『刑事コロンボ』フリークが沢山いて、トリックや殺人方法、古畑が初対面で犯人と目星を付けてしまう犯人の言動など、本当に『刑事コロンボ』が好きで、よく本家を研究して作られている点なのです。『刑事コロンボ』が大好きな人が見れば、思わずニヤリとしてしまう場面が沢山あります。

一例を挙げると、『警部補 古畑任三郎』の記念すべき第1話「死者からの伝言」で、中森 明菜扮する漫画家・小石川 ちなみが恋人を自分の所有する別荘の金庫室に閉じ込めて殺害。被害者の残した巧みなダイイング・メッセージによって捕まるという内容なのですが、『刑事コロンボ』のDVD-Vol.21(41話)に「死者のメッセージ」という話があって、女流ミステリー作家が自分の姪の結婚相手を金庫室に閉じ込めて殺害し、被害者の残したダイイング・メッセージが逮捕のきっかけとなるという内容で、両者がその内容だけでなくタイトルまでそっくりなんですね。こうなると『古畑』の制作サイドは、明らかに『刑事コロンボ』フリークをも意識して作っているに違いないですね。物真似云々言うよりも、逆に楽しめてしまうのが『警部補 古畑人三郎』なんです。

家族揃って安心して楽しめる刑事ドラマですし、両作品ともDVDでレンタルされていると思いますので、興味があったらぜひ見て下さい。手始めに上で紹介した話を見比べてもらうのも面白いかも知れません。冬の夜長に家族揃ってDVD作品を楽しむのも良いのではないでしょうか。
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by kaz-shin | 2007-01-17 00:01 | MOVIE / DVD | Trackback | Comments(6) | |
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Commented by たにぴ@もまゆきゅ at 2007-01-17 00:26 x
コロンボよりも古畑ふりーくの私としては、
頭にバケツを乗せた男の謎が、気になって仕方がない。
誰か教えて!
Commented by kaz-shin at 2007-01-17 00:46
たにぴさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
三谷 幸喜作品ファンの間では有名な「赤い洗面器」の話ですね(笑)
古畑シリーズだけでも、桃井 かおり、山城 新伍、江口 洋介が犯人役の回と
スペシャル「すべて閣下の仕業」の中で、スペイン語で登場しましたね。
他にもドラマ「王様のレストラン」や映画「ラジオの時間」でも登場します。
三谷さん曰く、海外のジョーク集にあった話のようで、オチはあるらしいの
ですが、未だに明かされていませんね(笑)
Commented by 弥生 at 2007-01-17 06:23 x
古畑好きですよぉ〜〜でも、完結の三部作は見てないです。

私個人としては古畑放映後に深夜で放映された『今泉慎太郎』も か な り 好きだったりします(^0^ゞ
Commented by at 2007-01-17 20:01 x
私も速攻で購入したひとりです。(笑)
でもまだ全部見きれていません。
仰るように犯人逮捕までのプロセスは、その当時のドラマとしては唯一無比の痛快さがありましたからねぇ。
また吹き替えも確かに故・小池朝雄じゃないと何か違和感感じますよね。
何かと比較された「刑事コジャック」テリー・サバラス役の森山周一郎のように・・・
そうそうもちろん「ルパン3世」の故・山田康雄も忘れることはできませんね。

「古畑任三郎」に関しては、お恥ずかしながら今まで見たことがなかったので、近々レンタルしてみようと思います。
Commented by kaz-shin at 2007-01-17 23:18
弥生さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
「今泉慎太郎」は面白かったですね。2ndシーズンの時は、
毎回ドラマ放送後の深夜に放送されてましたよね。
スペシャルの時も何回か放送されてました。
西村 雅彦さんと故・伊藤 俊人さんのコンビは最高でした。
完結の3部作もぜひ見て下さい。個人的には、石坂 浩二さんと
藤原 竜也さんが出演した話が面白かったですね。
Commented by kaz-shin at 2007-01-17 23:23
夢さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
夢さんもコロンボがお好きだったんですね。
だったら、ぜひ「古畑 任三郎」も観て下さい。特に1stシーズンを
観てもらえば、コロンボとの類似性がよく分かると思いますよ。

声優さんの影響って大きいですよね。コロンボは小池 朝雄さん、
ルパンは山田 康雄さんです、やっぱり。他の人が例え真似ても
駄目ですね。二人とも故人なんでよね。本当に淋しいです。
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