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ANITA BAKER_RAPTURE ◇ 2007年 02月 02日
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最近、仕事がかなり忙しくなってきてます。先週は静岡・沼津へ出張でしたし、今週は昨日・今日で長崎出張、来週は2泊で大分へ出張です。はっきり言って疲れますね(笑)
そんな訳で暫くの間は、今までのように毎日記事を書く事が出来なかったり、頂いたコメントに対する返事が遅れるかも知れません。これからも出来る限り頑張りますので、ご贔屓にして頂ければ嬉しいです。よろしくお願い致します。

今回紹介するアルバムは、"クワイエット・ストームの女王"と呼ばれるアニタ・ベイカーが1986年にリリースした2ndソロ・アルバムで、大手レーベル「エレクトラ」から初のメジャー作品となった『RAPTURE』です。
そもそも"クワイエット・ストーム"とはどんな音楽なのか私自身よく分かっていません。 ポップス、アダルト・コンテンポラリー、R&B、ジャズ(FUSION)が混じったお洒落で都会的なメロウな音楽と私は勝手に解釈しているのですが・・・(笑)
いずれにせよ、デジタル系の打ち込みが全盛の時代に腕利きミュージシャンの演奏をバックに素晴らしいヴォーカルを聴けるというのは、個人的には大歓迎でした。

アニタ・ベイカーとの出会いは、今回紹介するアルバム『RAPTURE』の冒頭を飾る名曲「SWEET LOVE」。初めてこの曲を聴いた時、まさに鳥肌が立つような衝撃でした。シルキー・ヴォイスと呼ばれる声(私は骨太なスモーキー・ヴォイスだと思っているのですが)とエモーショナルな歌声に圧倒されました。特にアニタ独特な歌い方は、同じ曲であっても2度と同じ歌い方は出来ないのではないかと思われる程、まさにエモーショナルと言えるものですね。アニタのみ力が詰まった名盤です。

『ANITA BAKER / RAPTURE』
01. SWEET LOVE
02. YOU BRING ME JOY
03. CAUGHT UP IN THE RAPTURE
04. BEEN SO LONG
05. MYSTERY
06. NO ONE IN THE WORLD
07. SAME OLE LOVE
08. WATCH YOUR STEP

とにかく大好きな名曲01。イエロー・ジャケッツのリッキー・ロウソンのドラミング、サー・ディーン・ガントのピアノ、フレディ・ワンシントンのキレの良いベース、そして表現力豊かなアニタのヴォーカル。全てにおいてバランスの良いメロウな音楽ですね。
AOR好きな人ならお馴染みのデヴィッド・ラズリーの作品02。美しいバラード曲です。シンプルな演奏をバックに縦横無尽に歌いまくるアニタが印象的です。
03も良い曲ですね。01ほどのインパクトの強さはありませんが、何故かこのメロディーにずっと浸っていたいという不思議な感覚に陥る曲です。プロデューサーの一人でもあるマイケル・J・パウエルのアコースティック・ギター・ソロが美しいですね。
アニタの自作曲04。都会的なサウンドが魅力のナンバーです。深夜のドライヴにピッタリです。
敬愛するソング・ライター、ロッド・テンパートンがマンハッタン・トランスファーに提供した曲のカヴァー05。アニタのヴォーカル、コーラスとも絶品ですが、やはりロッド・テンパートンは天才だと再確認しました(笑)
グレッグ・フィリンゲインズ(key)、ディーン・パークス(g)、ポール・ジャクソン・Jr(g)、ジョン・ロビンソン(ds)、ポウリーニョ・ダ・コスタ(per)というクインシー・ジョーンズ・ファミリー総動員の06。
軽快でポップなナンバー07は、フレディ・ワシントン(b)とリッキー・ロウソン(ds)のリズム隊が活躍してます。
アニタの自作曲でシングル・カットされた08。リズムが特徴的なナンバーで、リズムを強調している分アニタは抑え気味に歌っていてバランスがとても良い曲ですね。ドナルド・アルブライトのサックスが渋いです。

私にとって何度聴いても厭きのこないアルバムの代表がこの『RAPTURE』です。
それにしてもアニタ・ベイカーのヴォーカリスト、ソング・ライター、プロデューサーとしての力量には驚かされます。それに加えて、プロデューサーとして名を連ねるチャプター8時代からの仲間であるマイケル・J・パウエルも良い仕事をしてますね。さすがレジーナ・ベルやピーボ・ブライソンらをプロデュースしてヒットさせてるだけの事はあります。聴いて損の無いアルバムです。
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by kaz-shin | 2007-02-02 01:24 | 洋楽系 | Trackback(1) | Comments(16) | |
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Tracked from 音楽の杜 at 2007-02-03 19:10
タイトル : Anita Baker 「Rapture」(1986)
クワイエット・ストームの名盤! クワイエットストームって、もう死語なのでしょうかね?80年代後半に当時流行っていた打ち込みサウンドとは一線を画す、フュージョン系ソウル系ナイトミュージックのブーム。この当時のこの手のアルバムは随分愛聴しました。 とくにGRPレーベルのフュージョンとアニタ・ベイカーはよく聴きましたね。 アニタ・ベイカーはチャプター8なるソウルグループのリードシンガーでしたが、1983年にインディーズレーベルからソロ・デビュー。これがブラック系ラジオ局で圧倒的な人気を博し...... more
Commented by シロクマ at 2007-02-02 08:57 x
私もこのアルバム大好きです!「SWEET LOVE」の鳥肌感…わかりますよ。私も偶然街で聴いて(有線放送か?)、わざわざ調べてCDを買いにいったのを覚えています。ドラマチックなサビの展開がステキですよね。
Commented by DENTA at 2007-02-02 10:44 x
仕事お疲れ様です(´・ω・)(´_ _)

アルバムが欲しいけど買えずにいるアーティストの一人です。
Sweet loveはフュージョンの誰かのカバーで知りました。
後にオリジナルを知り、をを、いいなぁ・・・!と。

ところで、クワイエット・ストーム(QS)のこと。
QSはブラック・ミュージックを根底として、ソウル/R&Bを都会的に
洗練させ、メローに演奏したものだと解釈しています。
アダルト・コンテンポラリーやソフトロックと
範囲が重なり、結構定義が曖昧みたいですがね・・・
Commented by ひと at 2007-02-02 23:47 x
Kaz-shinさんこんばんは。私も来週からの出張に備えてiPodを
準備してます。このアルバムも入ってますよ!発売当時は寝るときに
良く聴いてました。吸い込まれる位気持ち良かったですね。
Commented by kaz-shin at 2007-02-03 09:51
シロクマさん、コメントありがとうございます。
色々音楽を聴いていて良いなぁと思うことは沢山ありますが、鳥肌が立つ
というのは滅多になかったのですが、「SWEET LOVE」はまさに鳥肌が
立ちました(笑)
アルバムとしても完成度が高い、良いアルバムですよね。
Commented by kaz-shin at 2007-02-03 09:56
DENTAさん、いつもコメントありがとうございます。
このアルバムはお薦めですよ。演奏も良いですし、BOOK OFFでも
よく見かけます。おそらく1000円以下で買えると思います。
クワイエット・ストームの説明をわざわざありがとうございます。
私の勝手に想像していたのと、それほどかけ離れていなかったので
ホッとしました(笑)
Commented by kaz-shin at 2007-02-03 10:04
ひとさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
出張ご苦労様です。体調に気をつけて下さいね。先日の長崎出張の時、
雪がちらついておりまして、えらく寒くて辛かったです(笑)
お互い頑張りましょう。

寝る時に聴くにはぴったりですね。私も大体聴くのは夜~真夜中が多いですね。
クワイエット・ストームって夜向け音楽っていうイメージがありますね(笑)
Commented by 240_8 at 2007-02-03 19:12
こんばんは。
懐かしいアルバムですね。これを聴くと、学生時代、「ナイト・クルージング」と称して仲間たちと夜のドライブに繰り出していた頃を思い出します。このアルバムの持つ雰囲気が大好きです。
記事TBさせて頂きました!
Commented by kaz-shin at 2007-02-04 03:09
240_8さん、コメントとTBありがとうございます。
私も学生時代、夜中に意味も無くドライブで出かけてましたね。
ただ、お洒落な音楽を聴きながら車を走らせるだけなんですけどね(笑)
このアルバムは、真夜中の都会を走る時に聴きには最適ではないでしょうか。
Commented by DENTA at 2007-02-04 10:15 x
アニタ・ベイカーとは直接は関係ありませんが、
クワイエット・ストームの源流になるスモーキー・ロビンソン(ウィズ・ミラクルズ)のアルバムを買いました。
年代モノだけにそれ相応の古さも感じますが、
その流麗さはとても美しいもの。
テンプテーションズやマーヴィン・ゲイなど、モータウン系に最近はまっています。
・・・フュージョン好きからいつの間にかR&B好きにもなっています。
Commented by David at 2007-02-04 15:53 x
Davidです。嬉しいですね、アニタベーカーですね!
アニタベーカーはFMで初めて聞き、衝撃を受けました。
CAUGHT UP IN THE RAPTURE でしたが、まさしくツボに入りました。
良く言われていることですが、アレンジャーの影響か、だんだんと、
この素晴らしいアルバムの延長線上からずれてきて活動も休止し、
寂しい思いをしていましたが、MY EVERYTHINGをSmoothJazz.comで聞いた週間、復活!、まさに復活!!だ~と喜び、すぐにAMAZONに予約しましたね~。
穏やかさやそれと相反するインパクト感、そして情報量のものすごいアドリブ性とグルーブ感が全て含まれているアニタベーカーは、私にとって、No.1歌手です。
対抗できる日本人というと、吉田美奈子になるんでしょうか???どうでしょう?
吉田美奈子の、LIGHT'N UP あたり、今度取り上げてもらえると嬉しいです!知らない人に是非、伝えたいアルバムですので!
でも、このアルバム、歌というより演奏のかっこ良さのウエイトが強いですかね~?
Commented by kaz-shin at 2007-02-04 23:05
DENTAさん、コメントありがとうございます。
モータウン系は嵌ると奥が深いので大変ですよ(笑)
歌の上手い人を聴くと、地球上で最も優れた楽器は人間の声なのかも
知れないと思うことがありますね。
私もマーヴィン・ゲイは大好きで、近いうちにアルバム紹介しようと思ってました。
Commented by kaz-shin at 2007-02-04 23:11
Davidさん、コメントありがとうございます。
最近のアニタ・ベイカーを聴いてないので、Davidさんのコメント読んで
聴いてみたくなりました。
アニタ・ベイカーの比較対象となる日本人女性ヴォーカリストとなれば、
確かに吉田 美奈子さんが筆頭になるでしょうね。
エモーショナルなヴォーカルという点では、ふたりとも凄いですしね。

>吉田美奈子の、LIGHT'N UP あたり、今度取り上げてもらえると嬉しいです!
了解しました(笑) 私はアルファ・レーベル時代の作品が1番好きなので、
『LIGHT'N UP』も大好きで、思い入れも強いです。
いつか必ず紹介しますね。
Commented by てつ at 2007-04-07 04:15 x
今日はここまでにしておきます(笑)。洋楽は、元々は、ほとんど聴いていなくて、最近になって80年代初頭のAORや、80年代後半~90年代前半のブラコンやポップスを遡って聴いております。ですので、Kaz-shinさんの記事は、いつもとても勉強になりますし、凄く知識をお持ちでいらっしゃるので尊敬しております。そんな中で、このアルバムは、比較的以前から聴いていました。私も「Sweet Love」を有線か何かで聴いて感動し、CDも聴いてみたいと思い買いました。マイケル・J・パウエルのプロデュース曲は、特徴があってとても好きです。あと、このアルバムでは「Mystery」が大好きなのですが、カヴァー曲なのですね。初めて知りました(笑)。
Commented by kaz-shin at 2007-04-07 11:43
てつさん、コメントありがとうございます。
>今日はここまでにしておきます(笑)。
そんなつれないことを仰らずにもっとコメントして下さい(笑)
私も決して洋楽は詳しくはないです。むしろ疎い方だと思ってます。
紹介しているアルバムは70年代後半~80年代半ば頃の作品がほとんどですし・・・。
でもこの頃の作品はどれも不思議なパワーを持ってるような気がします。
時代のパワーとでも言うのでしょうか。凄く惹かれるんですよね。
アニタ・ベイカーは、その歌声と圧倒的な上手さに驚かされますよね。
私も「Sweet Love」を初めて聴いた時は、全身鳥肌が立って寒気がしました(笑)
Commented by かわちゃん at 2007-05-05 09:45 x
このアルバムを初めて聴いたのは高校の時で、つきなみなコメントで申し訳ありませんが本当に鳥肌が立ちました。すごい衝撃でしたね。
Commented by kaz-shin at 2007-05-05 21:21
かわちゃんさん、コメントありがとうございます。
私も歌の上手いシンガーやアーティストを沢山聴いてきましたが、
彼女の歌を初めて聴いた時にはショックを受けましたよ。
歌い方はもちろん、声と存在感に圧倒されました。
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