皆さんは"才色兼備"と言えば誰を思い浮かべますか?
私が"才色兼備"という言葉で真っ先に思い浮かべるのは、今回紹介するジュディ・オングです。1961年に女優としてデビューして以来、女優・歌手・版画家と活躍し続けています。語学にいたっては、台湾語、北京語、日本語、英語、スペイン語の5ヶ国語を話すという才女です。頭が良いだけではなく、ジャケット写真をご覧頂ければ分かるように美人です。このジャケット写真は、彼女が29歳の時の写真ですよ。29歳でこの色香は只者では無いですよね(笑)
紹介するアルバムは、1979年リリースの『白の幻想』です。あの1979年最大のヒット曲で、レコード大賞を受賞した「エーゲ海のテーマ~魅せられて」が収録されているアルバムです。扇状に広がる袖がついた衣装で歌った「魅せられて」を憶えている人も多いでしょう。"エーゲ海"をモチーフにした楽曲を揃え、アルバム・コンセプトのしっかりしたアルバムに仕上がっています。
注目すべき点は、全10曲中7曲を作曲した筒美 京平と6曲を作詞した阿木 燿子のセンスの良さです。特に筒美 京平は、やはり天才だと認めざるを得ませんね。日本で狙ってヒット曲を書ける数少ない作曲家でしょう。シングル向けの曲とアルバム用の曲では、明らかにシングル向けの曲はキャッチーで分かりやすいメロディーですし、アルバム用の曲では渋くマニアックな部分も含んだものが多くなってきます。アルバムを通して聴くと、この辺りの作風の違いが面白いです。
『ジュディ・オング / 白の幻想』
01. 白の幻想
02. エーゲ海のテーマ ~ 魅せられて
03. ミコノスの謎
04. 食前酒をどうぞ
05. クレタ島の夜明け
06. オリンポス・ハネムーン
07. ギリシャから
08. 夏の終り
09. 少年と海
10. 白い風
筒美 京平作・編曲による01は、波の音のSEとシンセによるプロローグ的な小曲に続いて、美しいメロディーが印象的な曲です。ギリシャと言えば、エーゲ海と白い建築物という貧困なイメージしかない私にも雰囲気が伝わってくるナンバーです(笑)
ミリオン・ヒット・ナンバー02。阿木 燿子作詞、筒美 京平作・編曲による昭和を代表する名曲のひとつですね。ジュディ・オングの声質を上手く引き出した筒美 京平のメロディー・センスには脱帽です。
ホーン・セクションを上手く使った軽快なテンポの03。Aメロとサビのメロディーのインパクトが強く、印象に残るナンバーです。
萩田 光雄のアレンジが光る04。ジュディ・オングのヴォーカルも乙女チックな独特の歌い方をしていて面白い曲ですね。
筒美 京平の作・編曲によるナンバー05。歌謡曲風なイメージの強い曲です。ただし、A面ではなくB面の曲といった感じです。 事実、「魅せられて」のB面曲でしたけど(笑)
筒美 京平の本領発揮といった感のあるキャッチーなメロディーを持った06。シングル・カット出来そうな曲だと思います。
萩田 光雄が作曲した07は、ナレーションとスキャットだけで構成されています。アコースティック・ギターを主体とした演奏が心地良い1曲です。
08も萩田 光雄作・編曲によるナンバーです。サビのメロディーがキャッチーですし、アレンジもギリシャというイメージが膨らむ素晴らしいナンバーだと思います。
太陽の下、キラキラと輝く青いエーゲ海をイメージさせるミディアム・ナンバー09。筒美 京平作曲、萩田 光雄編曲による爽やかな曲です。
Philippe Chatelなる人物の作品をジュディ・オングが訳詩を付けた10。ボッサ調のナンバーで、アルバム中で1番ムーディーな曲です。萩田 光雄のアレンジが素晴らしく、ストリングスが曲のタイトル通り"白い風"を連想させてくれて、私の大好きなナンバーのひとつになっています。
このアルバムはCD選書としてリリースされたものを所有しているのですが、残念ながら作家以外のミュージシャン、スタッフに関しての記載が一切無いのが残念です。79年の作品であれば、相当なメンバーが集まっていたのではないでしょうか。ジャケット写真は、おそらく篠山 紀信だと思うのですが・・・どうでしょう?(笑)
カテゴリ的には歌謡曲だと思いますが、01や10辺りは今でも十分に通用するCITY POP風な楽曲です。
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タイトル : ジュディ・オング Judy Ongg
BIG ARTIST BEST COLLECTION ジュディ・オング Judy Ongg 1994.12.07. 東芝EMI株式会社 TOCT-8640 定価:2,300円 1. ひとひらの雪 4:11 作詞:阿木燿子/作曲:佐藤隆/編曲:チト河内 2. セゾン・ド・ラムール - 葡萄色の記憶 - 3:12 作詞:岩里祐穂/作曲:小杉保夫/編曲:大谷和夫 3. スロー・ダンサー 4:05 作詞:布......more
BIG ARTIST BEST COLLECTION ジュディ・オング Judy Ongg 1994.12.07. 東芝EMI株式会社 TOCT-8640 定価:2,300円 1. ひとひらの雪 4:11 作詞:阿木燿子/作曲:佐藤隆/編曲:チト河内 2. セゾン・ド・ラムール - 葡萄色の記憶 - 3:12 作詞:岩里祐穂/作曲:小杉保夫/編曲:大谷和夫 3. スロー・ダンサー 4:05 作詞:布......more
こんばんは
「ミコノスの謎」のイントロはTOTOのファーストの「I'LL SUPPLY THE LOVE」のエンディングにそっくり(過ぎ)だと思いませんか?
あんまり言っちゃだめなのかな・・・
でも筒美京平作品もこのアルバムも好きです。
「ミコノスの謎」のイントロはTOTOのファーストの「I'LL SUPPLY THE LOVE」のエンディングにそっくり(過ぎ)だと思いませんか?
あんまり言っちゃだめなのかな・・・
でも筒美京平作品もこのアルバムも好きです。
ギター小僧さん、コメントありがとうございます。
「ミコノスの謎」のイントロと「愛する君に」のエンディングがそっくりという件ですが、
仰る通りですね(笑)
ギター小僧さんもご存知だとは思いますが、筒美さんは言葉は悪いですが、
洋楽曲のおいしい部分を引用するのが上手い作家です。
メロディーもアレンジも洋楽曲とそっくりなものは本当に沢山あります。
そこを逆に私の場合、楽しんでしまってます(笑)
それをひっくるめて偉大な作曲家だと思っています。
「ミコノスの謎」のイントロと「愛する君に」のエンディングがそっくりという件ですが、
仰る通りですね(笑)
ギター小僧さんもご存知だとは思いますが、筒美さんは言葉は悪いですが、
洋楽曲のおいしい部分を引用するのが上手い作家です。
メロディーもアレンジも洋楽曲とそっくりなものは本当に沢山あります。
そこを逆に私の場合、楽しんでしまってます(笑)
それをひっくるめて偉大な作曲家だと思っています。
ジュディ・オングといえば、
「おしどり右京捕物車」出演時の大熱演が、
強力な印象に残っています。
その後、からくり人等の必殺シリーズにも出てましたね!
という事で、今回、ジュディ・オングの
1980年代中期から後期のベスト盤について
記事を書きましたので、また相互TB、お願いいたします。
「おしどり右京捕物車」出演時の大熱演が、
強力な印象に残っています。
その後、からくり人等の必殺シリーズにも出てましたね!
という事で、今回、ジュディ・オングの
1980年代中期から後期のベスト盤について
記事を書きましたので、また相互TB、お願いいたします。

