Music Avenue
musicave.exblog.jp
Top
DWAYNE FORD_NEEDLESS FREAKING ◇ 2007年 02月 09日
e0081370_19154763.jpg 

コートを着ていると汗ばむような陽気の大分出張から帰宅しました。流石に疲れましたが・・・。

今回紹介するのは、AORの名盤の1枚として評判の高いアルバムです。1970年代からカナダで活動を続けていたドウェイン・フォードが1981年にリリースした『NEEDLESS FREAKING (邦題:ストレンジャー・イン・パラダイス)』です。当時、ドウェイン・フォードなる人物は全く知る由も無く、デヴィッド・フォスターがプロデュースしているという理由だけで購入したアルバムです。しかも、輸入盤LPを購入したんですが、その時のジャケットは↑の写真:右です。お世辞にもセンスが良いとは・・・思えないですよね?やはり日本盤(ジャケット写真:左)の方が断然購買意欲が湧きますね(笑)

デヴィッド・フォスターがプロデュースしているのは全8曲中6曲。デヴィッド・フォスターと言うと、美しいメロディーのバラード曲のイメージが強いですが、結構この人の音楽の根底はロックなんだと思っています。そんなデヴィッドのロック嗜好の強い楽曲、アレンジを聴く事の出来るアルバムですね。
参加ミュージシャンもTOTO関連が中心ですね。スティーヴ・ルカサー、ジェイ・グレイドン、ジェフ・ポーカロ、マイク・ベアード、マイク・ポーカロ、ニール・ステューベンハウス、デヴィッド・フォスター等が集まっていますから、否が応でも期待は膨らむ訳ですね。

『DWAYNE FORD / NEEDLESS FREAKING (ストレンジャー・イン・パラダイス)』
01. LOVIN' AND LOSIN' YOU (追憶のパラダイス)
02. AM I EVER GONNA FIND YOUR LOVE
03. STRANGER IN PARADISE
04. THE HURRICANE
05. MIDNIGHT RIDE
06. THERE'S A LIFE IN ME
07. THE AMERICAN BLUES
08. THE BEST WILL SURVIVE

イントロからAOR色全開のグルーヴがたまらない01。ボズ・スキャッグスに通じるメロウなグルーヴ感が大好きで、ルークのハードなギターも堪能出来る名曲ですね。

ドラマティックなナンバー02は、しっとりとした中にもロックの要素がたっぷり含まれた曲。特にルークとデヴィッド・ベンデスのツイン・ギターは圧巻です。

日本盤のアルバム・タイトル曲は、アコースティックなサウンドとシンプルな演奏が西海岸の香り漂わせます。ドウェイン・フォードの奥さんだというパトリシア・ギャランのコーラスが、曲にマッチしていて気持ちが良いです。

TOTOっぽいサウンドの04。安易にTOTOっぽいと言うのも気が引けますが、やはりルークとジェフ・ポーカロの二人の存在感は圧倒的に大きくて、TOTOのサウンドの要であったのは明白な事実ですね。

古臭い言い方ですが、ご機嫌なロック・ナンバー05。ドライヴ感溢れるナンバーで、エンディングのギターでのルークの張り切り方が凄いです。

デヴィッド・フォスターの絡んでいない2曲の中の1曲06。美しいメロディーを持ったバラード曲で、結構好きなナンバーです。キーボード奏者としてのドウェイン・フォードもなかなかだと思います。パトリシア・ギャランの声がかなりお気に入りです。

デヴィッド・フォスターの絡んでいないもう1曲のナンバー07。正直なところ、アルバムの中では異色な感じがしますね。アーシーな感じがフォスターのプロデュース曲とバランスが取れていない気がします。決して悪い曲では無いのですが・・・。

唯一ジェイ・グレイドンが参加している曲08。フォスターがプロデュースする作品では、圧倒的にルークがギターを弾いているケースが多くて、ジェイ・グレイドンが弾いている曲はそんなにないらしいですね。ただ、曲調によってはジェイ・グレイドンの音色が必要なのでしょうね。この曲の間奏でのソロは、いかにもグレイドンっぽいですね。

大好きなアルバムに違いないのですが、全8曲という曲数の少なさと07がどうしても浮いてしまっているのが気になります。あとドウェイン・フォードのヴォーカルより、奥方のパトリシア・ギャランの声とバックの演奏に耳が傾いてしまいますね(笑)
こんな言い方は酷かも知れませんが、デヴィッド・フォスターが絡んでいなければ埋もれていたアルバムだっただろうと思います。きっとこのアルバムが話題になったのは、日本だけだったんでしょうね。TOTO系のサウンドが好きな人にはお薦めの1枚です。
[PR]
by kaz-shin | 2007-02-09 20:41 | 洋楽系 | Trackback(1) | Comments(2) | |
トラックバックURL : http://musicave.exblog.jp/tb/5119598
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Tracked from 音楽の杜 at 2007-02-10 08:57
タイトル : Dwayne Ford 「Needless Freaki..
スティーブルカサーのギターが唸っているAOR名盤 デヴィッド・フォスタープロデュースのドウェイン・フォードのデビューアルバム。AOR名盤特集では必ず出てくるアルバムだったので、気になっていたのですが、今回たまたま入った中古CD屋にて1000円で入手。 このアルバムの魅力はデヴィッドフォスターというより、参加しているTOTOのスティーブルカサーとジェフポーカロが全快にハードロックしている点。TOTOでいえば「ハイドラ」~「ターンバック」の頃の香りがプンプンします。ハイドラは1981年発表です...... more
Commented by 240_8 at 2007-02-10 09:04
おはようございます!
私も本作好きですね。④や⑤のハードな楽曲、TOTOで言えば「ハイドラ」~「ターンバック」の頃のサウンドが大好きです。
⑤のルカサーのギターはヴォーカルより目立ってます(笑)。エンディングは鬼気迫るものがありますね。こうした曲はルークの十八番ですね。私はジェフのドラムの盛り上げ方がお気に入りです。
⑦については同感です・・・。
Commented by kaz-shin at 2007-02-10 09:59
240_8さん、おはようございます。いつもコメントとTBありがとうございます。
いつも240_8さんの後を追いかけて記事を書いているようですね(笑)

どうしても演奏面に耳を傾けてしまうアルバムですね。でもドウェイン・フォードの
ソング・ライティングのセンスもなかなかだと思っています。
ルークとジェフの二人はやはり目立ちますね。それだけ存在感のあるプレーが
出来るのが一流の証なんでしょうけど。
<< Toshiki Kadomat... ページトップ ニッポンのロック・ギタリスト達... >>
XML | ATOM

個人情報保護
情報取得について
免責事項
Ice Green Skin by Sun&Moon