Music Avenue
musicave.exblog.jp
Top
林田 健司_Raphles Resurrection ◇ 2007年 02月 28日
e0081370_2361521.jpg 

山下 達郎、角松 敏生と並んで、作り出される音楽がどんな方向性に向かったとしても聴き続けたいアーティストの一人に林田 健司がいます。
その林田 健司が3年半ぶりにアルバムを2月21日にリリースしました。今回はそのニュー・アルバム『Raphles Resurrection』を紹介します。
まず目を引いたのがアルバム・タイトルでした。訳せば「ラフレス 復活」ですが、ラフレスという言葉自体に意味は無いようで、籤を惹いたらラッキーな言葉として書いてあったのが「ラフレス」だったとか・・・(本当のところは分かりません)。
2000年迄契約していたビクター時代、つまり1番勢いのあった時代の林田のアルバムにはよく使われていました。しかし、2000年に一時休養して、レコード会社との契約も解消、所属事務所を止め、ファン・クラブも解散してしまい、2001年以降活動を再開してからは何枚かインディーズ・レーベルからアルバムをリリースしましたが、「ラフレス」という言葉は使われること無く、音楽にもかつてに勢いは感じなくなって淋しい思いをしていました。しかし、今回「ラフレス 復活」となれば否が応でも期待は膨らみます(笑)

聴いた感想から言いますと、私が大好きだった1990年代半ば頃の林田の音楽を100点とするなら70点といった感じでしょうか・・・。理由は最後に書きますが、決して悪い意味では無く再スタートとして期待十分な数字ですよ!

『林田 健司 / Raphles Resurrection』
01. DIAMOND
02. Eat Time (Resurrection Version)
03. Rainbow Tears
04. MottO...XXX (Resurrection Version)
05. $10 (OVEARHEAD CHAMPION REMIX)
06. 青いイナズマ (OVEARHEAD CHAMPION REMIX)
07. 晴れ...1999 (Resurrection Mix)

いきなり4ビートのJAZZYな雰囲気で始まる01。ところがどっこいサビに入るとハードなロック風に変わります。そして中盤ではラップを披露するという支離滅裂な曲ですが、実に林田らしい曲とも言えますね。アレンジとは裏腹にメロディーは林田らしいキャッチーなものです。

今度はア・カペラ・コーラス(もちろん一人多重録音)でスウィンギーで始まる02。途中からアコースティック・ギターを軸にした演奏が加わってきます。茶目っ気たっぷりな曲で、往年の林田を思い出させてくれる1曲です。相変わらず林田の書く詞は意味不明な部分も多いですが・・・(笑)

このアルバムのベスト・トラックは、この03でしょう。作詞:真間 稜、作曲:林田 健司、編曲:佐久間 誠による極上なバラード曲です。そう、あの名曲を「SHERRY」に迫る位のメロディー・ラインの美しい曲ですし、林田 健司のしっとりと歌う歌声にもぴったりです。これは良いです。この1曲を聴けただけでもこのアルバムを買った価値がありました。間奏のギター・ソロは、唯一のゲスト・ミュージシャンである梶原 順によるものです。

一転してエディットがバリバリのポップ・チューン04。この曲も林田らしい曲で好きですね。軽快な打ち込みと馴染みやすいメロディー・ラインというのが彼の特徴ですからね。1990年代の林田の音楽に近い感じで、聴いていて安心出来ます。

05と06は林田の歌うヴァージョンを知らなくても、天下無敵のSMAPが歌ったという事では知名度抜群の曲ですが、今回はこの2曲がトランスに変化しております。私のようなオッサンには無縁なので、よく知らないのですがクラブ・ミュージック界では有名だというミキサー・OVERHEAD CHAMPIONがアレンジ、リミックスしています。とにかくトランスですね。ただのリミックスではなくヴォーカルも録り直ししてます。「青いイナズマ」のテンポの速さに驚きです(笑)

しっとりとしたミディアム・ナンバー07。個人的な感想ですが、昔よりもこういうスローからミディアム・テンポの歌が凄く良いですね。歌い方についても余計なフェイクもなく、素直な歌い方が好感が持てますね。元々上手い人なんで、素直に歌ったほうが際立つのかも知れませんね。この曲も大好きです。

↑で書いた70点の理由、つまりマイナス30点の要素ですが、7曲という曲数は少なすぎますね。いくらインディーズ・レーベルからのリリースだとしてもです。私は05と06以外は今回初めて聴きましたが、既にシングル・リリースされていた曲を除くとこのアルバムの為の新曲は01と03の2曲らしいのです。
これはちょっと・・・?ですね。
それと気になるのはアレンジですね。03、05、06以外は全て林田のアレンジです。決して悪い訳ではないのですが、やはりプロのアレンジャーを起用した方が良いではないかと感じます。ビクター時代のCHOKKAKUのアレンジは、林田の良い部分を上手く引き出していたように思いますね。03が凄く良く感じるのはそのせいかも知れませんが・・・。
以上がマイナス30点の要素ですが、曲は良いですね。2001年以降のアルバムでは1番でしょう。
去年のライブのMCで、吉田 美奈子とコラボレーションするという話をしていたので、近い内に「完全復活」を遂げるアルバムがリリースされるのではないかと期待しています。

往年の林田 健司が好きだった皆さん、ぜひ聴いてみて下さい。久しぶりに林田を聴いたという感じがするアルバムですよ。
[PR]
by kaz-shin | 2007-02-28 00:37 | J-POP | Trackback | Comments(4) | |
トラックバックURL : http://musicave.exblog.jp/tb/5240342
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by Kei at 2007-02-28 19:22 x
はじめまして、いつも聞いてらっしゃる音楽量に圧倒されています。
好きな林田健司ということで出て来ました。
このアルバム私も購入しましたが、kaz-shinさん同様に曲の少なさに不満を持ちました。シングルで聴いてますので、新曲と言えるのは01と03だけ。何故こういう事になったのか分かりませんが、期待してるファンのためにも頑張って欲しかったです。しかし毎回彼の才能の豊かさ器用さには驚かされます。特に01にはノックアウトです。02の歌詞は彼ならではですね。先のシングルと聴き比べるともっと楽しめます。04は何か無駄にだらだら長く感じてしまい、あまり好みではありません。私もアレンジを含め、もう少しプロの手を借りてみた方がいいと思うことがあります。何でも器用にこなせてしまう故の欠点かなと思ったり。03、07を聴いてると01、02と同じ人とは思えないんですが、この幅の広さが魅力のひとつだと思います。
05,06のRmixは、ヒットしている愛の東京コールに絡んでのことだと思います。
2日に東京でライブがあるそうですが行かれますか?
ぜひkaz-shinさんの感想がお聞きしたいです。
DVD撮りがあるそうなので、もし行けなくても楽しめそうですよ。
Commented by kaz-shin at 2007-02-28 23:35
keiさん、はじめまして。当ブログへようこそ、そしてコメントありがとうございます。
7曲という曲数については確かに疑問ですよね。新曲が2曲だとしても、
既に発表した曲を入れれば10曲に出来たとも思うのですが・・・。
林田さんの魅力のひとつに、keiさんも仰るように曲のタイプのギャップの
大きさかも知れません。
02のような遊び心たっぷりな曲もあれば、しっとりと心に響くような03みたいな
バラード曲もあります。しかも曲にマッチした歌い方で聴く者を魅了するのは、
やはりアーティストとしての才能の豊かさでしょうね。

金曜日の夜のライブなので、行きたかったのですが今回は都合で行けません。
DVDでライブの模様が見れるのは嬉しいですね。楽しみです。

林田さんの音楽をこよなく愛するファンの方に出会えたこと、本当に嬉しく
思っています。ありがとうございます。
このアルバムは復活の狼煙を上げた作品だと思っています。以前より林田健司を
感じるアルバムでしたから・・・。
これからの活動・活躍が非常に楽しみです。
Commented by jyubon at 2007-03-01 14:25
そんなアルバムが発売されていたのですか?知りませんでした。
林田健司さん好きなんですよ。うふ♪
なので、聞いてみたいです。ちなみにSMAPも大好きです。
Commented by kaz-shin at 2007-03-01 23:37
jyubonさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
皆で飲んだ席なんかで、SMAPの名曲である05、06辺りを流せばきっと
盛り上がると思いますよ。思いっきりトランスですから(笑)
<< Hi-Fi SET_HI-FI... ページトップ NEW YORK (Part 2) >>
XML | ATOM

個人情報保護
情報取得について
免責事項
Ice Green Skin by Sun&Moon