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Toshiki Kadomatsu vol.21_夜をこえて ◇ 2007年 03月 31日
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ブログ仲間でいつもお世話になっている、しげぞうさんのブログ「リスニング☆BAR」で角松 敏生の1991年5月にリリースされたシングルCD「この駅から・・・」が紹介されており、その記事を読んで影響されまして私もシングルCDを紹介しようと思います。しげぞうさん、すいません。パクリました(笑)

紹介するのは、1992年6月にリリースされたシングル「夜をこえて」です。この曲は私に非常に強いインパクトを与え、印象深く心に残っている1曲になっています。
この頃の角松の曲は、内省的で陰のパワーを持ったものが多いですね。角松が活動を凍結するに至る事情を知っている人ならば分かると思いますが、彼の切なる想いが込められた曲と言えます。
簡単に言えば、角松 敏生がある特定の女性へ向けた非常に私的なメッセージ・ソングと言えると思います。自分から離れていった女性に対して、角松の悲痛なまでの未練、批判、願いが込められた曲・・・。歌詞にもの凄いパワーがありますね。

「夜をこえて」は、1992年7月リリースのアルバム『あるがままに』からの先行シングルという形をとっていますが、実はシングルとアルバム収録曲とはヴァージョンが異なっています。シングル曲では、浅野 祥之のギターと角松のギター・ソロ以外は打ち込みによって構成されていますが、アルバムでは基本的に同じ打ち込みですが、ドラムが青山 純が叩いています。この打ち込みのグルーヴを出すのは、青山 純以外考えられなかったのでしょうね。実に角松らしい拘りを感じるミュージシャンの起用だと思います。
それにミックスも異なっていますし、おそらくヴォーカルも録音が違うものが使用されているようです。アルバム・バージョンが全体的にすっきりとしたサウンドに仕上がっていて、聴きやすさで言えば圧倒的にアルバム・バージョンだと思いますが、迫力と情念のこもっているシングル・バージョンの方がインパクトが強いですね。

カップリングの「ハミルトンの夏休み」はインスト曲で、ミキハウスのCFイメージソングでした。打ち込みによるリズムに、角松の軽快なギター・カッティングとメロディー・パート、ソロのプレイによる爽やかなナンバーです。本田 雅人のサックス・ソロがフィーチャーされているのも嬉しいですね。残念ながらアルバム未収録で、聴けるのはこのシングルCDのみですね。

「角松 敏生 / 夜をこえて」
01. 夜をこえて
02. ハミルトンの夏休み (Instrumental)

地味に見えるジャケットは封筒をイメージしているようで、裏ジャケットには自筆と思われる"角松 敏生"の文字が・・・。これが実に下手な字なんですね(笑)
当然ながら今では廃盤のシングルCDです。中古店でも8cmCDを取り扱っていないケースが多いので入手困難かも知れませんね。オークションなら入手可能かも知れませんが・・・。角松が好きな人には、ぜひシングルとアルバムを聴き比べて欲しいなと思うのですが難しいですね。
曲の好き嫌いというよりも、その強烈なインパクトを私に残したという意味では重要なシングル曲です。
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by kaz-shin | 2007-03-31 10:36 | Toshiki Kadomatsu | Trackback | Comments(7) | |
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Commented by しげぞう at 2007-03-31 11:48 x
こんにちは
わざわざコメントありがとうございました
ご紹介いただいて感謝いたします
さてこのシングル、実は僕も近々やろうかな、と考えていました、が、
kaz-shinさんの記事読んで・・・しばらく間を空けます!
これだけ書かれると書くことないデス!
そうですね、確かにこの辺、シングルとアルバムでは微妙に変わるんですよね
「この駅から・・・」もそうですし
聴き比べ、おもしろいですよね
Commented by TPS-L2 at 2007-03-31 13:40 x
kaz-shinさん、はじめまして。

しげぞうさんのブログから、ここの事を知り、お二方ともに
毎日楽しく拝見させていただいております。
楽しい読み物、ありがとうございます。

私も自称「角松ファン」でありまして、今日紹介されている
CDシングルも持っています。
もっぱら、カップリングの「ハミルトンの夏休み」が
大好きで、そちらしか聞いていないように思いますが・・(^_^;

私も40歳を超えて、音楽熱が再燃し、最近はレコードのCD化に
勤しんでおります。
kaz-shinさんのブログは本当に勉強になりますし
欲しいCDや音源も増えて、大変助かっております。

ということで、これからも、どうぞ、よろしくお願いいたします。
Commented at 2007-03-31 21:58 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kaz-shin at 2007-03-31 23:19
TPS-L2さん、はじめまして。ようこそです。
そして暖かいコメントありがとうございます。

しげぞうさんみたいに楽しい記事は書けませんし、拙い文章なんで
毎日読んで頂いていたなんて恐縮です。ありがとうございます。

「ハミルトンの夏休み」は好きなインスト曲なんですが、曲が短すぎて
物足りない感じがしませんか?もうちょっと聴いていたいなといつも
思ってます(笑)

アナログ音源のデジタル化は、上手くやれば結構良い音で保存できますよね。
私もCD化されてなかったり、買い逃して入手困難になってしまった
アルバムはもっぱらアナログ盤から取り込んでます。

紹介する音楽に関しては無節操ですが、また覗いてやって下さい。
コメントもお待ちしています。

これからもよろしくお願い致します。
Commented by kaz-shin at 2007-03-31 23:23
鍵コメさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
あの署名が自筆なのかは自信は無いです。
ただ、関係の無い人の書いた署名では意味が無いですし、もしそうなら
もっと字の綺麗な人を採用すると思うんですよ(笑)
Commented by だちょう at 2007-07-10 11:10 x
角松の曲について語る! 私も語りたい。
特にインストアルバムの 2枚について…。
Commented by kaz-shin at 2007-07-10 23:23
だちょうさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
文字数に制限はありますが、良かったら遠慮無くコメント欄で語って下さいね。
既にインスト・アルバム2枚は紹介済みなので・・・。
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