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MARC JORDAN_BLUE DESERT ◇ 2007年 04月 21日
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今回紹介するのは、今更紹介するのが気恥ずかしいような人気の高いAORの定番アルバムです。マーク・ジョーダンが1979年にリリースした『BLUE DESERT』です。1978年にスティーリー・ダンのプロデューサーとしても名高いゲイリー・ガッツのプロデュースで、1stアルバム『MONNEQUIN』をリリース。2ndとなる本作ではジェイ・グレイドンをプロデュースに招いて制作されました。ジェイ・グレイドンの緻密なアレンジとマーク・ジョーダンの個性的な声と歌い方のバランスが絶妙で、聴く者を彼の世界へと引き込んでいきます。

ジェイ・グレイドンがプロデュースとなれば、当然集まってくるミュージシャン達も豪華です。ジェイ・グレイドンの旧知の中であるマイケル・オマーティアン(key)をはじめ、グレッグ・マティソン(key)、レイ・パーカー.Jr.(g)、ディーン・パークス(g)、スティーヴ・ルカサー(g)、エイブラハム・ラボリエル(b)、ジェフ・ポーカロ(ds)、ラルフ・ハンフリーズ(ds)、ジム・ケルトナー(ds)、アーニー・ワッツ(sax)、ビル・チャンプリン(cho)、ボビー・キンボール(cho)等という顔触れです。跳ねる感じの曲は少なく、全体的にメロウなサウンドが詰まったアルバムだと思います。

『MARC JORDAN / BLUE DESERT』
01. GENERALITIES
02. I'M A CAMERA (私はカメラ)
03. TWILIGHT (たそがれ)
04. FROM NOWHERE TO THIS TOWN (彼方へ)
05. BEAUTIFUL PEOPLE
06. LOST IN THE HURRAH
07. RELEASE YOURSELF (自由へのさすらい)
08. TATTOOED LADY (刺青の女)
09. EXILE

軽快でポップな01。レイ・パーカー.Jr.にディーン・パークス、そしてジェイ・グレイドンという3本のギターというのが贅沢ですね。アーニー・ワッツのサックス・ソロが熱いです。

AORファンにはお馴染みの名曲02。確かに耳に残るメロディーと軽快なアレンジが特徴ですが、やはり何と言っても間奏とエンディングでのジェイ・グレイドンの素晴らしいギター・ソロに尽きる1曲ですね。

メロウなナンバー03。オレンジ色に輝く夕陽に包まれているようなアレンジが見事です。この曲でもジェイ・グレイドンがギター・ソロで大活躍です。

アルバム中で最も跳ねた感じでエアプレイ風なナンバーと言える04。ギターはルークとジェイ・グレイドン、ドラムはジェフ・ポーカロ、コーラスにはビル・チャンプリン、ボビー・キンボールとくれば、このサウンドも納得です。演奏が際立った1曲。

ジェイ・グレイドンのアコースティック・ギターが印象的な05。こういうミディアム・テンポの曲がマーク・ジョーダンに似合いますね。ただ02に似ている気もしないではありませんが・・・(笑)

西海岸らしいサウンドの06。マイケル・オマーティアンのエレピとチャック・フィンドレイのフリューゲルのプレイが素晴らしいナンバーです。

リズムの変化が楽しい07。ポーカロのハイハット・ワークが凄いですし、ジェイ・グレイドンの美しいフレーズのギター・ソロも言う事無しです。

エイブラハム・ラボリエルのベースが耳に残る08。軽快なリズムが楽しいナンバーです。

ハチロクのバラード曲09。ゴスペル風な味付けが施されたナンバーですね。グレッグ・マティソンのオルガン、ベン・べネイのブルース色たっぷりのハーモニカ、ビル・チャンプリン等のコーラスとアルバムの最後に相応しい盛り上がりを見せる1曲です。この曲大好きなんです。

アルバムを通してジェイ・グレイドンが大活躍です。彼のギター・プレイが好きな人は必聴ですよ。ゲイリー・ガッツのプロデュース作品『MONNEQUIN』は聴いたことが無いので、再発してくれると嬉しいですね。ぜひ聴いてみたい1枚です。本当は2ndもゲイリー・ガッツに頼む予定だったのが、スティーリー・ダンの仕事で忙しくてジェイ・グレイドンになったとか・・・。でもそのおかげでマーク・ジョーダンの代表作と言える作品が生れたんですから、何が幸いするか分かりませんね。ただ、1点気になったのは邦題ですね。「I'M A CAMERA」を「私はカメラ」って・・・。別に邦題を付ける必要性を全く感じませんよね(笑)
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by kaz-shin | 2007-04-21 00:27 | 洋楽系 | Trackback(2) | Comments(4) | |
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Tracked from 音楽の杜 at 2007-04-21 01:32
タイトル : マーク・ジョーダン「Blue Desert」(1979)
1979年発表のAOR名盤中の名盤。 マークジョーダン2nd作品。デビュー作品はゲーリー・カッツ プロデュースでこれもまた屈指の名盤。ただAOR好きはジェイ・グレイドン プロデュースのこちらがお薦め。この後のマークはなぜか商業的にはあまりぱっとしないのですが、これら2作品は世紀の名盤と思ってます(今廃盤なんでしょうか?)。 さて本作品。このCD帯には「しゃれたシティ感覚が眩しい、マーク・ジョーダンのセカンド・アルバム」とありますが、まさにその通り。 ジェイグレイドンがギターを弾きまく...... more
Tracked from 音楽なしは、人生なし! at 2007-04-24 14:44
タイトル : 魚ですが、、、
今週末はまた、気温がかなり下がるようです。 気をつけましょう。 Marc Jordan『Blue Dessert』1979 Warner Bros.... more
Commented by 240_8 at 2007-04-21 01:36
こんばんは!
これは私も大好きです。一気に聴けるアルバムだし、ドライブの定番ですね。彼のファーストも素晴らしい作品ですよ。マーク・ジョーダンは素晴らしい作品を書いてますが、この2枚が群を抜いてますね~。
記事TBしました。TB記事にブログを書き始めたばかりのkaz-shinさんのコメントがあり、びっくりしました^^。
Commented by kaz-shin at 2007-04-21 09:58
240_8さん、こんにちは。コメントとTBありがとうございます。
残念ながら1stは未聴なんですよ。聴いてみたいのですけど、入手困難みたいで・・・。
それほどインパクトの強い曲は無いのですが、どれも聴き込むほどに耳に馴染んでくる曲ばかりですよね。
ジェイ・グレイドンもギターを弾きまくってますし、AORファンにはたまらない1枚だと思います。
Commented by Sken at 2007-04-24 14:46 x
こんにちは。
いいアルバムですね。特にA面の流れはいいですね。
これはマイケル・オマーティアンの貢献度大ですね。
Commented by kaz-shin at 2007-04-24 23:56
Skenさん、こんばんは。コメントとTBありがとうございます。
本当に名作ですね。なにかとジェイ・グレイドンのギターが話題になりますが、
Skenさんの仰るように、マイケル・オマーティアンのプレイの貢献度は相当高いですね。
度々聴きたくなるアルバムです。だから名盤と呼ばれるんでしょうね。
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