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DR. JOHN_CITY LIGHTS ◇ 2007年 04月 30日
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今回紹介するのは、ドクター・ジョンが1978年にA&M系のレーベルであるホライズンからの第一弾となるアルバム『CITY LIGHTS』です。実はこのアルバム、私の恥ずかしい勘違いがもとで購入したアルバムなんです。

このブログには一応"洋楽系"というカテゴリをあって、洋楽に疎いながらも洋楽アルバムを紹介してきました。
ブログを始めて1年7ヶ月が過ぎましたが、この1年7ヶ月で1番自分の中で変わったのが洋楽を聴く時間が驚くほど増えた事です。カテゴリを作った以上、紹介記事を書かねばならないと昔のレコードを引っ張り出したり、CD店や中古店で洋楽の棚を丹念に見るようになりました。お陰でCD店や中古店でのCD探索時間が、昔の邦楽オンリーだった頃に比べると2~3倍に増えました(笑)

さて、この『CITY LIGHTS』を購入するに至った恥ずかしい勘違いとは何か・・・?(笑)
ある日、近所のBOOK OFFで中古CDを探索中の事。邦楽の棚を一通り探索が終わって洋楽棚に移りました。洋楽棚は知らない名前ばっかりですので、邦楽棚の探索の数倍の労力を要します。
Dの棚を見ていると、目に飛び込んできたのが"DR."の文字。
洋楽に疎く、浅い知識しか持たない私にとって"DR."の文字で思い浮かぶのは、「SEXY EYES」の"DR. HOOK"だけしかありません。懐かしさのあまりアルバムを手に取ると、そこに書かれていたアーティスト名は"DR. JOHN"。「誰だ?コイツ」ってなもんです(笑)
折角手に取ったんでジャケットを眺めてみると見慣れたA&Mのロゴ・マークが・・・。「ん!?」
そしてProduced byに目をやると、トミー・リピューマとヒュー・マクラッケンの名前が・・・。「んんん!!?」
そのアルバムをそのままレジへ持って行ったのは言うまでもありません(笑)。
そんな状態ですので、ドクター・ジョンのアルバムはこれしか聴いた事がありませんし、ライナー・ノーツの書かれていた情報程度の知識しかありませんが、気に入ったアルバムですので感じたままを紹介してみます。

『DR. JOHN / CITY LIGHTS』
01. Dance The Night Away With You
02. Street Side
03. Wild Honey
04. Rain
05. Snake Eyes
06. Fire Of Love
07. Sonata / He's A Hero
08. City Lights

ディキシーランド・ジャズ風な01。ドクダー・ジョンの味のあるピアノとダミ声ヴォーカルが妙に心地良いです。リチャード・ティーだとすぐ分かるローズの音色、チャーリー・ミラーのコルネット・ソロが印象的です。

"Dr. John meets STUFF"といった雰囲気の02。渋い曲ですね。スティーヴ・ガッドのドラムとリチャード・ティーのピアノのプレイだけでもすでにSTUFFサウンドなんですが、それに加えてニール・ラーセンのオルガン、デヴィッド・サンボーンの熱いアルト・サックス・ソロ、ヒュー・マクラッケンのスライド・ギターとハーモニカのユニゾン(多重録音によるもの)が素晴らしいですね。

最初に聴いた時、リチャード・ティーかと思った程プレイ・スタイルが似ているドクダー・ジョンのピアノ・プレイが光る03。リチャード・ティーのオルガン・プレイやガッドのドラミングが強烈な1曲です。

とにかく美しいストリングスで始まる04は、切ないメロディーのバラード曲です。思わず聴き入ってしまうドクダー・ジョンのヴォーカル。デヴィッド・サンボーンのサックス・ソロが素晴らしいの一言ですね。

ラテン・ムード漂う05。力の抜けた感じのドクダー・ジョンのヴォーカルが印象的です。リズムが軽快で心地良く、そこにバジー・フェイトンのスリリングなギター・ソロが加わるという贅沢な1曲。

楽しげな雰囲気の06。いかにもガッドらしいドラミング、重厚なウィル・リーのベースのリズム隊にリチャード・ティーと瓜二つのドクダー・ジョンのピアノ・プレイ、ニール・ラーセンのオルガン。聴いていると楽しくなってきます。

ドクター・ジョンの素晴らしいピアノ・プレイで始める07は、もろSTUFFを連想させるサウンドです。プラス・ジョンソンのサックスやホーン・セクションが良い雰囲気を作ってます。イントロとエンディングで曲調が変わってJAZZ風に仕立てているのが洒落てます。

アルバム・タイトル曲10。クラウス・オガーマンのアレンジによる美しいストリングとドクター・ジョンの素晴らしいピアノ・プレイが際立つブルージーなナンバーです。

ライナー・ノーツによると、ここまでカチッとプロデュースされているアルバムは珍しいとか・・・。
確かに彼のアルバムの写真のイメージとはかなり違いますね。ヴードゥー・ファッションを身に纏ったドクター・ジョンは存在しません。裏ジャケットにはスーツ姿のドクター・ジョンが写っています。
あくまでもスマートで都会的なサウンドに拘った1枚になっています。しかし、ドクター・ジョンの強烈な個性は、けっしてお洒落なサウンドに飲み込まれることなく、彼がこよなく愛するニューオリンズの音楽をミュージシャン気質を見事に溶け込ませてしまってますね。トミー・リピューマ、ドクダー・ジョン恐るべしって感じです。
私の浅い知識のお陰で出会えた素晴らしいアルバムでした(笑)
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by kaz-shin | 2007-04-30 09:30 | 洋楽系 | Trackback | Comments(6) | |
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Commented by momayucue at 2007-04-30 11:50
たにぴです!
Dr.John大好き!
クラウス・オガーマンも大好き!
Dr.Johnファンにとって、このアルバムは異色かも知れないけど、
本人にとっては、
「オレのアルバムの半分は、異色だって言われるしな。第一アメリカのマーケットにとっちゃ、オレは異色なんだ」
とか言いそう。
Commented by Sken at 2007-04-30 16:06 x
こんにちは。
私もこれ持ってます。
ドクター・ジョンはこの後も何枚かトミー・リピューマの制作で
アルバムを作ってますし、意外にもちゃんとしたところが
有るのではないでしょうか。って失礼ですが。
リピューマが社長だったときのGRPからも出てました。
Commented by kaz-shin at 2007-04-30 17:04
たにぴさん、毎度です。Dr.Johnがお好きでしたか?
ところで他にお薦めのアルバムってあります?
『Dr. John's Gumbo』は名盤だという話をよく聴くんですが、
さっぱり分からないもので・・・。
やはりアメリカ南部の匂いがプンプンとする作品が多いのでしょうね(笑)
このアルバムは異色だというのは、なんとなくサウンドを聴いて想像は
ついたんですけどね。
Commented by kaz-shin at 2007-04-30 17:19
Skenさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
A&Mだけでも2枚リリースされていたみたいですね。
ライナー読んだら、これが1番カチッとプロデュースされているアルバム
らしいと知りました。
その辺りの違いに興味があるので、他のアルバムも聴いてみたい気がしています。
その他のリピューマのプロデュース作品をぜひ聴いてみたいと思いますね。
探してみます。
Commented by momayucue at 2007-05-01 01:09
たにぴでっす!
もまゆきゅ好評で、元気でっす!
さて、Dr.John、ぼくのお薦めは、かなりレアで一寸入手出来そうもないけど、
"Such a Night" というライヴ盤。これCDで出てます。
今はもう見かけないですねー。
Right plece wrongh timeからSuch a nightへ繋がるとこの、
イントロからテーマが始まる瞬間。
月並みですが、グッと来ます。
じわっと来ます。
レアなライヴで、音もやっぱり泥臭いけど、
でもGumboよりもライヴな分親しみがあって、誰でも好きになると想うな。
Commented by kaz-shin at 2007-05-01 01:31
たにぴさん、こんばんは。情報ありがとうございます。
『Such a Night』ですね。アマゾンにもありませんでした。
かなりレアみたいですね。中古店では注意深く見てみます。
ありがとうございました。
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