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SOUTHERN ALL STARS_ステレオ太陽族 ◇ 2007年 05月 03日
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今回紹介するのは、30年近いキャリアを誇る日本を代表する人気バンド・サザンオールスターズが1981年にリリースした4作目のアルバム『ステレオ太陽族』です。
1978年にデビューして以来、活動休止期間などもありましたが29年もの長い期間を常に高い人気があり、リリースされたシングル、アルバムは全てヒット・チャートの上位に入るモンスター・グループですね。彼等がデビューした時には、大学生だったのでもちろんリアル・タイムでよく聴いていました。
私の中でサザンのアルバムの中で思い入れが強く、本当によく聴いていたのがデビュー・アルバム『熱い胸さわぎ』(1978年)、2nd『10ナンバーズ・からっと』(1979年)、3rd『タイニイ・バブルス』(1980年)と今回紹介する『ステレオ太陽族』の4枚ですね。

この頃のアルバムは、収録されている曲はどれも斬新でインパクトが強く、桑田 佳祐のセンスの良さに驚かされました。しかし、"斬新"さも長く続いていくと"らしさ"に変化していきます。つまり長く続いているアーティストの宿命かも知れませんが、最初は斬新に聴こえていたサザン(桑田)の楽曲も、いつの間にかサザンらしい、桑田らしい楽曲と思えるようになってきました。ファンにとってそれは大きな"魅力"でもありますが、反面"厭き"にも繋がってきます。私の場合は"厭き"てしまいましたね。ですから1985年のアルバム『KAMAKURA』以降は聴かなくなりましたが、『ステレオ太陽族』は今でも好きでよく聴くアルバムで、青春の思い出の1枚です(笑)

『SOUTHERN ALL STARS / ステレオ太陽族』
01. Hello My Love
02. My Foreplay Music
03. 素顔で躍らせて
04. 夜風のオン・ザ・ビーチ
05. 恋の女のストーリー
06. 我らパープー仲間
07. ラッパとおじさん (Dear M.Y's Boogie)
08. Let's Take a Chance
09. ステレオ太陽族
10. ムクが泣く
11. 朝方ムーンライト
12. Big Star Blues (ビッグスターの悲劇)
13. 栞のテーマ

どことなくアメリカ南部の匂い漂わすポップ・ナンバー01。ホーン・セクションとホンキー・トンク調のピアノが印象的なナンバー。

桑田の真骨頂発揮といった感のある02。こういう際どい歌詞も桑田の得意のするところですね。とにかく耳に残るインパクトの強い1曲です。

メロウなスロー・ナンバー03。この手の曲もサラっと書けてしまう才能が恐ろしいです。

JAZZYなピアノのイントロで始まるミディアム・ナンバー04。ふざけた感じの歌い方も桑田の場合は嫌味にならないのが強みですね。この人の味として聴けるというのが、才能以外にもキャラクターの良さがあるのでしょう。

JAZZYなバラード曲05。場末のJAZZ BARで年老いた黒人シンガーが歌っていそうな味わいがありますね。キャッチーなメロディーは流石です。

八木 正生のアレンジがプロの仕事だと感じさせる06。正直、訳の分からない曲ですね(笑)

ブギのリズムに乗せたロックン・ロール・ナンバー07。すでに存在しているかの曲のように、聴いていて違和感の無い曲です。洋楽を知り尽くしてる桑田ならではかも知れませんね。英語詞曲の中に、英語と日本語がごちゃ混ぜになったトーク部分が笑えます。

レゲエ調の08も英語、日本語が混ざった1曲ですが、英語を基本にメロディーを書いているのがよく分かる曲でもありますね。

短い曲ですがAORな色が濃い洒落たナンバー09。

ベースの関口 和之の作品で、ヴォーカルも関口自身の10。カントリーやフォークの要素を含んだやさしい印象の曲です。癒し系のナンバーと言えるでしょう。

洒落たタイトルの11。昭和歌謡風の曲を書かせても桑田は抜群のセンスを発揮しますね。この辺りのバランス感覚が素晴らしいと思いますね。

映画「モーニング・ムーンは粗雑に」のテーマ曲だった12。60年代のR&Bナンバーを彷彿させます。EVEのコーラスが素晴らしく、この曲を盛り上げている1番に貢献者です。

3連バラードの名曲13。夏の終わりに似合う曲として、私の中に刻み込まれている1曲です。

今、聴いても新鮮で桑田の才能に驚かされますね。やはり私にとってのサザンオールスターズはこの頃の歌なんだと改めて感じました。
暇があれば意味も無く友人達と海へ出かけていた大学生時代・・・。車にはサザンのカセットが必ず積んであって、皆で大声で歌いながらドライブしていたのが懐かしいです(笑)
秋から冬にかけては聴きたいとは思わないのですが、春から夏にかけては無性にサザンが聴きたくなる時が必ずあるんです。おそらく学生時代の思い出と共に、サザンの曲が深く心に残っているんでしょうね。
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by kaz-shin | 2007-05-03 00:01 | J-POP | Trackback | Comments(6) | |
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Commented by まるいチーズ at 2007-05-03 00:25 x
こんばんは、GWもちょうど中盤戦、中だるみしてます、、、
私もこの4作目までしか購入してません、この頃にはすっかり学生の間では定番化していましたね。AORにFUSION、ユーミンにサザンですよね(笑)ポロシャツにホワイトデニム、デッキシューズみたいな格好してサザンのカセットを車の中でかけてました、、いや~いい時代でした~(笑)
Commented by kaz-shin at 2007-05-03 00:43
まるいチーズさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
>GWもちょうど中盤戦、中だるみしてます、、、
そういう時は、懐かしい音楽を聴いて若かりし日を思い出してみるのも良いのでは(笑)
仰るようにAOR、FUSION、ユーミン、サザンは当時の学生の定番でしたね。

>ポロシャツにホワイトデニム、デッキシューズみたいな格好してサザンのカセットを車の中でかけてました、、
懐かしいですね~。ラコステのポロ、ファーラーのホップサック・パンツ、
陸しか歩かないのにデッキ・シューズ、憧れの赤いファミリア、そんな時代でしたね(笑)
Commented by martha1961 at 2007-05-04 01:05 x
こんばんは。
私もデビューから[KAMAKURA]まで、もっとも気合を入れて聴いていたと思います。[~太陽族]はその中でも思い入れが強く、それこそ毎日聞いていました。今でも13をカラオケで歌うことあるし、特に83年のドラマ「ふぞろいの林檎たち」の中で随所に流れるサザンサウンドに強いインパクトをもらったように思います。
今でも彼らはトップグループで若い世代にもハードなリスナーが居ますね。世代を超えたスーパーグループってことでしょうね。
Commented by kaz-shin at 2007-05-04 11:21
martha1961さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
それぞれの年齢層に、それぞれ思い入れの強いアルバムや曲が存在する
グループっていうのも凄いことですよね。
私くらいの年代ですと、やはり初期作品に思い入れが強いですね。
今聴いても古さを感じさせない曲作りのセンスは素晴らしいですね。
Commented by ocean at 2007-07-27 22:58 x
『タイニイ・バブルス』とともに、とても良く聴いたアルバムです。1曲目からラストまでの流れが素晴らしく素敵でしたね~♪
こちらの記事も、僕の http://ocean461.blog23.fc2.com/blog-entry-326.html に TB しておいてくださいませ!
Commented by kaz-shin at 2007-07-28 09:19
oceanさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
>『タイニイ・バブルス』とともに、とても良く聴いたアルバムです。
私も全く同じですね。当時は毎日にように繰り返し聴いてました。
今のサザンも好きですが、何故かこの頃の曲の方が勢いや輝きがあって
大好きなんです。

TBの件、了解しました。
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