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Toshiki Kadomatsu vol.26_スカイ・ハイ (Take You To The Sky High) ◇ 2007年 05月 26日
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今回紹介するのは、角松 敏生が1983年5月にリリースした3rdアルバム『ON THE CITY SHORE』の先行シングルとしてリリースされた「スカイ・ハイ (Take You To The Sky High)」です。
ライブでこの曲が歌われると、会場中を紙飛行機が乱れ飛ぶことでもファンの間ではお馴染みの盛り上がるナンバーですね。

面白いのはタイトルで、このシングル・レコードだけが「スカイ・ハイ (Take You To The Sky High)」という名が付けられており、アルバムに収録されている同曲の曲名は「Take You To The Sky High」になっており、以降「Take You~」に統一されているようです。何故シングル盤のみ「スカイ・ハイ」と付けたのか理由は分かりませんが、おそらく憶えやすいようにという事だったのかも知れませんね。「スカイ・ハイ」と言えば1975年に大ヒットしたジグソーの曲を思い浮かべる人も多いでしょうね。その辺の事情もあって「Take You To The Sky High」に統一したのかなと勝手に想像しております(笑)

この曲は当時カミソリのCMで使われており、ジャケットはそのCMで使用された映像からのものです。夏向けの爽快なナンバーで、今日のような快晴の日やこれからの季節にピッタリなナンバーと言えるでしょう。B面曲「LONELY GOOFEY」もサーフィンをモチーフに作られた曲で、同じく夏によく似合う曲です。
ただ、残念なのはこのシングルで聴くことの出来るオリジナル・テイクはCD化されていません。『ON THE CITY SHORE』には「Take You~」のアルバム・バージョンが収録されており、『1981~1987』にはベースはオリジナル・テイクですが、一部リテイク、エディットが施されていますし、「LONELY GOOFEY」も『1981~1987』ではリテイクなどの手が加えられています。
このオリジナル・テイクを聴くと、確かにまだ歌も拙くて心もとないですが、それでも若さという勢いがあってこの曲にはその勢いが似合っていると思っているのですが・・・。
いわゆる未完成の良さみたいなものを感じるんですよね。

過去に紹介してきた角松のシングル盤には、CD化されていない作品がかなりありまして、もう何度も書いてきていますが何故CD化しないのかが解せないですよね。当時も今もやはりシングルというのはセールス面においても重要なモノです。当然レコード会社も自信作をリリースしてくる訳ですから、仕上がりの悪い曲のはずが無いんですね。こういう音源をファンの為にも何らかの形でリリースしていくべきだと思うのですが・・・。

「角松 敏生 / スカイ・ハイ (Take You To The Sky High)」
Side. A : スカイ・ハイ (Take You To The Sky High)
角松 敏生作詞・作曲・編曲 / 佐藤 準ブラス編曲
Side. B : LONELY GOOFEY
角松 敏生作詞・作曲・編曲 / 佐藤 準ブラス・ストリングス編曲

「スカイ・ハイ」は、まさに真っ青な空を飛んでいるかのような爽快感溢れるナンバーで、間奏での数原 晋の素晴らしいトランペット・ソロを聴くことができます。アルバム・ヴァージョンではシンセ・ソロに変わっていました。個人的にはトランペットの方が曲調に似合っていると思います。

「LONELY GOOFEY」は、角松がサーファーの友人に捧げた曲らしいですね。初期の角松らしい曲のひとつと言えるかも知れませんね。3連風バラード曲です。『1981~1987』に収録された同曲では、角松自身がドラムを叩いていました。

この2曲に関しては、歌は拙いもののやはりオリジナル・テイクが1番好きですね。リアル・タイムで聴いてきたという思い入れも、もちろんあるとは思いますが・・・。
ぜひ角松の音楽を愛する多くの人に、聴き比べてもらいたいなと思います。結構面白いですよ。
その為にも未CD化のシングル音源をぜひとも何らかの形でリリースして欲しいものです。
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by kaz-shin | 2007-05-26 10:23 | Toshiki Kadomatsu | Trackback | Comments(16) | |
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Commented by しげぞう at 2007-05-26 11:45 x
こんにちは
僕はちょうどこの頃から角松を聴き出したのですが
これは結局聴いたことがありません
ただ、当時スカイ・ハイという曲名は目にしていて
「ん? これがミル・マスカラスのテーマソングか?」
と思わずそっち方面の理由で手を伸ばしそうになった記憶が・・・
あのとき伸ばしといたら良かったカナ
Commented by kaz-shin at 2007-05-26 11:57
しげぞうさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
やはり「スカイ・ハイ」だとそういう誤解を招く恐れがあったんでしょうね(笑)
しげぞうさんでも聴いたことのないテイクがあるんですから、ここはやはり
何らかの形でリリースして欲しいですよね。
例えば、オリジナル・アルバムをリマスター、紙ジャケで再発してボーナス・トラックとして
こういう未CD化のシングル曲を収録するというのはどうでしょう?(笑)
Commented by 弥生 at 2007-05-26 19:27 x
この手の類は もう指をくわえて泣くしかありません (T_T) 是非×2 聞いてみたいです うううっ。
Commented by kaz-shin at 2007-05-26 21:09
弥生さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
私はいつも思うんです。角松さんを聴き始めた時期によって、聴けない音源が
出来てしまうと事実の寂しさを・・・。
仕方無いことかも知れませんが、簡単に解決できることだとも思う訳です。
8枚組のDVDを高価な値段で販売するのも良いでしょう。
でも1枚のCDを作ることがそんなにも難しいのかと・・・。
その形はファン・クラブの通販でも良いのですよ。
ほんの数千円で楽しめるんです。
そういったファン・サービスも考えて欲しいものですね。
Commented by WESING at 2007-05-26 21:10 x
同じ音源をリ・ミックスなどで何度もリリースする人にも困るけど、ファン泣かせですね。(笑)←そこまでのファンじゃないから笑っていられるんだけど。
シングル盤のレンタルはなかったので未だに聞いたことがないけど、アルバムの丁度一ヶ月前にリリースされたのはデータとしてチェックしてました。
ところで、8枚組だというDVDも買うんですか?
Commented by kaz-shin at 2007-05-26 21:17
WESINGさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
>同じ音源をリ・ミックスなどで何度もリリースする人にも困るけど
確かにそうですね(笑)
でもオリジナル音源がCD化されていないというのも寂しい話ですよね。

>ところで、8枚組だというDVDも買うんですか?
正直なところ、あまり魅力は感じてません。内容が分からないというのもありますが、
ライブ映像が中心なのは間違いないでしょうね。
昔の曲が多ければ、多少購買意欲も湧くんですけれど・・・(笑)
Commented by rs at 2007-05-26 21:20 x
やっぱり真のオリジナルは、このEPですよね!
その他は、悪く言うと亜流。

自分がこのオリジナルを聞きたいと思った時には
既にこのEPは廃盤で、意地で探したものです、
でも、その甲斐あって爽快な一曲だと思います。

更にB面のLONELY GOOFEYですが
風景が見えてくる程の出来でB面には勿体無い。

1981-1987で最新音質で聞けると楽しみにしてたんですが
リメイクという事で少々残念でした。

こう言ったCD未収録音源が多い角松ですが
稀少でも絶対に聞きたいと思うなら
意地でも探すべきだと自分は思います、
その苦労が無駄じゃなかったと思う程の楽達ですから!
Commented by kaz-shin at 2007-05-26 21:31
rsさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
シングル盤としてリリースされたオリジナル音源には、本当に素晴らしいものが多いですよね。
だからこそ多くの人に聴いてもらいたいという思いがあります。

私のように、デビューからリアル・タイムで聴き続けている人間にとっては
苦も無く入手出来た音源ですが、rsさんのように苦労されて入手された方も多いでしょう。
CDの廃盤ならまだしも、アナログ盤だと今では聴ける環境を持っている方は
少ないでしょうから、やはりCD化してリリースして欲しいと思いますね。

このブログや皆さんのコメントが何らかの形で、一石を投じることになれば嬉しいのですが・・・。
Commented by いわとも at 2007-05-27 00:26 x
私はこの手の音源を聴いた事がありません。今はかなりの角松ファンではありますが、当時はそれ程ではありませんでした。
角松作品は今聴いても色褪せない曲がたくさんあります。
できるなら、私も「一石を投じる」ことになればと願います。
杉山TOMさんの例もありますから(笑)。
Commented by kaz-shin at 2007-05-27 00:51
いわともさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
やはりこの手の音源を聴きたいと思っている人は沢山いると思うんです。
聴ける人はラッキーで、聴けない人はアンラッキーというのも釈然としないですよね。
だって、リリースしてくれれば良いだけの事ですから・・・。
角松さんにとってマイナス要因など無いと思うのですけどね。

>できるなら、私も「一石を投じる」ことになればと願います。
こんなブログに何が出来るとも思えませんが、頑張ってみます(笑)

>杉山TOMさんの例もありますから(笑)。
書いた本人が1番ビックリしてます(笑)
でも本当に嬉しかったですよ。
Commented by 角にゃんこ at 2007-05-27 16:14 x
そうそう、これね。。カミソリのCMソングでしたね♪
私もEP持っているのだけれど聴く事ができない状態(泣)
バージョンが全然違うんですね・・

「もう一度・・・and then」とかもCDとEPは違うのにやはり聴けないもどかしさ・・・

プレーヤー買うしかないだんべか??
Commented by kadomania at 2007-05-27 22:44 x
一石を投じたい派です・笑。kaz-shinさんの、おっしゃる事、良くわかります。おいらも、「もう一度・・」なんかはシングルCDで必ず聞きます。やはり最初の聴いた時のインパクトを大事にしていたいのです。リテイクされたものはリテイクされた時の感覚ですが、やはり、はじめて出逢った時の印象が大事ですね。

擁護する訳ではありませんが、前事務所社長との確執が解けない限りは、かなり厳しいらしいと・・・。ただ、そこを何とか・・・と思っております。DVDも凍結前のものは一切無い様です。残念ではありますが、そこは気にせずに、これはこれで、自分は楽しむつもりでおります。

スカイ・ハイはバイトしていた貸しレコード店で聞いており、ダビングはしたのですが、テープが行方不明で泣きの思いです。もうテイクすら、うろ覚えです。やっぱり再販運動かなあ?笑 

↓あ、C&KのSailin' 大好きです。

Commented by kaz-shin at 2007-05-27 23:06
角にゃんこさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
せっかく持っているのに聴けないというのも悲しい話ですね(笑)
今の時代、角にゃんこさんみたいに所有していても聴けない環境の方が
沢山いらっしゃるでしょうね。

だからこそ、誰でも何時頃ファンになったか等関係無しに聴ける音源を
リリースして欲しいと願うばかりです。
Commented by kaz-shin at 2007-05-27 23:31
kadomaniaさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
>一石を投じたい派です・笑。
書いてはみたものの、そんな力が無いのは十分承知しております。お恥ずかしい話で・・・(笑)

アルバムに先行して発売されたシングルの場合、オリジナルはやはりシングル・テイクだと思うんですね。
そのオリジナル・テイクが聴けないというのも寂しい気がするんですよね。
しかも、オリジナルを聴ける人はほんの一握りという現状ですからね。
何とか多くの角松さんの音楽を愛する人に聴いて欲しいと願っています。

>前事務所社長との確執が解けない限りは、かなり厳しいらしいと・・・。
その話は聞いたことがあります。難しい問題ですよね。
でも冷たい言い方をすれば、ファンには全く関係の無い話だと思うのです。
角松さん自身が動けなければ、レコード会社が動いても良い訳で・・・。
何らかの形でファンへ届けようと動いてくれる所があれば良いですよね。
Commented by FLAT4 at 2007-05-28 15:30 x
またお邪魔します。
コレ、出たとき買いました。すぐにアルバムが出て聴き比べましたが、やっぱりtpのハイノートが印象的なシングルの方が好みです。そのとき高1だったワタシですが、あぁ角松がやりたいのはこういうのなんだ、というのがしみじみ分かった曲です。角松版LOVELAND,ISLAND(笑)。アルバムを聴いてさらに納得。続く杏里のアルバムも同様、やりたいようにやってるなぁと、微笑ましく思ってました。それまでのアルバム2枚はなにかモヤッとしてるのが、子どもながらにわかりましたし。
恥ずかしながらコレをCDで聴けないというのを最近まで知りませんでした。本邦音楽界の損失ですね。
Commented by kaz-shin at 2007-05-28 23:59
FLAT4さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
この頃からセルフ・プロデュースするようになって、仰るようにやりたいように
やってる感じがしますね。プロの手によるプロデュース作品もそれはそれで
面白くて好きなんですけどね・・・。特に2ndは好きです。
シングル盤は音も良くて、やはり力の入っているモノが多くインパクトがありますね。
やはり、こういう音源がCD化されていないのは解せないですよね?(笑)
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