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MAURICE WHITE_MAURICE WHITE ◇ 2007年 06月 19日
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今回紹介するのは、アース・ウインド&ファイアーのリーダー、いや総帥と云ったほうがぴったりなモーリス・ホワイトが1985年にリリースしたソロ・アルバム『MAURICE WHITE』です。

アース・ウインド&ファイアーは、1981年に「レッツ・グルーヴ」の大ヒットさせたものの、それ以降はセールス的には振るわず、1983年にアルバム『エレクトリック・ユニヴァース』をリリース後に約4年間活動を休止してしまいます。その休止期間中に、モーリスにメンバーのソロ作品を作る事を禁じられていたにも関わらず、フィリップ・ベイリーが1983年、1984年と相次いでソロ・アルバムをリリースし、特に2ndアルバム『CHINESE WALL』からはフィル・コリンズとのデュエット・ナンバー「EASY LOVER」が大ヒットしました。おそらくフィリップ・ベイリーに刺激されたのが正直なところだと思いますが、まさに満を持してと云った感じでモーリス・ホワイトが作ったソロ・アルバムです。
モーリスが集めてきたミュージシャンは、ジョン・ロビンソン(ds)、グレッグ・フィリンゲインズ(key)、ポール・ジャクソン Jr.(g)というクインシー・ジョーンズ一派にエイブラハム・ラボリエル(b)、ピーター・ウルフ(key)、ジェフ・ローバー(key)、ディーン・グラント(key)等を始めとした豪華な顔触れ。クインシー・ジョーンズ一派のミュージシャンとの共演というのは珍しいですね。

ファルセット・ヴォイスを巧みに使ったフィリップ・ベイリーのヴォーカルも良いですが、ドラマーであるモーリスの素晴らしいリズム感とソウルフルなヴォーカルも素晴らしく、その歌声が大好きなんです。

『MAURICE WHITE / MAURICE WHITE (邦題:スタンド・バイ・ミー)』
01. SWITCH ON YOUR RADIO
02. JAMBOREE
03. STAND BY ME
04. SEA OF GLASS
05. I NEED YOU
06. LIFE
07. BELIEVE IN MAGIC
08. CAN'T STOP LOVE
09. INVITATION
10. LADY IS LOVE
11. CHILDREN OF AFRICA
12. THE SLEEPING FLAME
13. ALPHA DANCE

静かにフェード・インしてくるシンセに続き、ノリの良い打ち込みのリズムが心地良いエレクトニック・ファンク・ナンバー01。キャッチーなメロディーと若干抑え目なモーリスのヴォーカルが軽快です。

ウキウキ感がたまらないブギー・ナンバー02。ジェラルド・アルブライトのサックスとジェフ・ローバーのシンセ・プレイに注目です。

ベン・E・キングの名曲を大胆にアレンジした03。ポール・ジャクソン Jr.とマーロン・マックレインのギター・リフとカッティング、そしてコーラス・アレンジが面白いアクセントになっていますね。ロビー・ブキャナンのアレンジのセンスが光る1曲です。

ピーター・ウルフのキーボード演奏のみの短いインタールード04。

AORファンにもお馴染みの美しいバラード曲05。モーリスのファルセット・ヴォイスもなかなかのものです。日本でもヒットしたので知っている人も多いでしょう。

耳に馴染むメロディーのポップなナンバー06。モーリスのこういうさり気ない歌い方が実に気持ち良くて好きなんです。サビのメロディーがキャッチーで思わず口ずさんでしまいますね。

ファンキーかつロックの色合いの強い07。それでもあくまでメロディアスなところがモーリスらしいかも知れません。打ち込みとパーカッションの競演、そしてポール・ジャクソン Jr.のキレの良いギター・カッティングとマイケル・ランドゥのロック・フィーリング溢れるギターの競演が素晴らしいです。

とにかくメロディアスな曲が揃ってますね。この08も類に洩れず心地良いミディアム・テンポのリズムと美しいメロディーが印象に残ります。

ヴォコーダーを駆使したエレクトロニックなファンク・ナンバー09。リッキー・ローソンのタイトなドラミングと気合の入ったシェルドン・レイノルズのギター・ソロが文句無く格好良いナンバー。

アルバム中で最もオーソドックスな演奏によるバラード曲10。コーラスの美しさが際立っており、モーリスのヴォーカルと掛け合いになっているのも面白いです。

モーリスのお得意のカリンバも聴けるアフロ・ビート・ナンバー11。ドラムはヴィニー・カリウタです。ん~贅沢ですね(笑)

スケールの大きさを感じるバラード曲12。多重録音でデュエット風に仕上げた美しい曲です。

アフリカン・ムード溢れるインスト・ナンバー13。

90年代初めごろからパーキンソン氏病を患ったモーリス。それでもアルバム制作では変わらぬリーダーシップを発揮してたり、ライブへの復活もありましたね。現在はどうしているのでしょうか?もし療養を続けているのなら、ぜひ病を克服してまた素晴らしいサウンドを聴かせて欲しいものですね。ライブに立てなくてもソング・ライターやプロデューサーとして復活してくれればと願うばかりです。
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by kaz-shin | 2007-06-19 00:01 | 洋楽系 | Trackback | Comments(4) | |
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Commented by Kenny U at 2007-06-19 00:39 x
おー、来ましたね!私のもっとも得意分野!!
ブラコン作品の代表格!!!
私は、I NEED YOUを、バンドで何回も合わせた事あります!
Commented by kaz-shin at 2007-06-19 22:41
Kenny Uさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
そう言えばKenny Uさんはブラコンに詳しいんですよね。
私は詳しくは無いのですが、ブラコンが好きで聴いてます。
これからは少しずつ紹介出来ればなと思っています。
その時には、コメントよろしくお願い致します。
Commented by DENTA at 2007-06-20 12:54 x
このアルバムで"I need you"を初めて聞いたとき、聞いたことあったのであっ!と思ったり。

パーキンスン病を患ったコトで、もう演奏しないのかなぁと思ったら、
年始に新譜を出すとハナシが!
2月には出すということでしたが、まだリリースされてない様子。
どうしたんだろ?
Commented by kaz-shin at 2007-06-20 22:59
DENTAさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
私も今年新譜を出すという噂は聞いていたんですが、リリースされてないですね。
病気のせいなのか、音への拘りで延びているのか・・・。
後者なら良いのですけどね。
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