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SOUTHERN ALL STARS_TINY BUBBLES ◇ 2007年 07月 30日
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先日の高中 正義のアルバム『JOLLY JIVE』の記事を書いた時に、oceanさんとのコメントのやりとりで、1980年の夏によく聴いたアルバムとしてサザンオールスターズの『TINY BUBBLES』の名前が出て、懐かしくなったのと無性に聴きたくなってきたので今回紹介することにしました(笑)

『TINY BUBBLES』は、1980年にリリースされたサザンの3rdアルバムです。とにかくよく聴いたアルバムでしたね。夏の間中聴いてた記憶があります。カセットに録音してはカーステやラジカセで聴いてました。
聴いた回数で言えば、サザンの数多いアルバムの中でもベスト3に入るのは確実ですし、好きなアルバムのベスト3に入ります。個人的には名盤だと思っている1枚です。

この頃は、まだデビューして3年目頃ということもあり、新曲が出る度に桑田 佳祐の書くメロディーの斬新さや日本語をまるで英語のように聴かせる歌詞、独特な桑田の歌い方に驚かされていましたね。正直凄い奴が現れたと思ったものです(笑)
現在の方が歌が上手いのは間違い無いのですが、当時の歌い方が結構好きなんですよね。

『SOUTHERN ALL STARS / TINY BUBBLES』
01. ふたりだけのパーティ ~ Tiny Bubbles (Type-A)
02. タバコ・ロードにセクシーばあちゃん
03. Hey! Ryudo!
04. 私はピアノ
05. 涙のアベニュー
06. TO YOU
07. 恋するマンスリーデイ
08. 松田の子守唄
09. C調言葉に御用心
10. Tiny Bubbles (Type-B)
11. 働けロック・バンド (Workin' for T.V.)

サザンオールスターズの十八番ともいえるサザン・ロック調の01。スチール・ギターやヴァイオリンを使ったいかにもサザン・ロック風なアレンジですね。日本でこんなにサザン・ロックが似合うのは桑田くらいかも知れません。

何とも訳の分からないタイトルながらも曲は最高に格好良い02。新田 一郎のアレンジによるストリングスが曲によくマッチしていて、ストリングスの効果が大きいナンバーでしょう。桑田のヴォーカルが冴えてます。

ディキシーランド・ジャズ風なアレンジが特徴の03。記憶違いかも知れませんが、当時宇崎 竜童にインスパイアされて書いた曲だというのを聞いたことがあります。この曲を聴いても桑田がいかにアメリカ南部の音楽が好きなのかが窺えますね。

原 由子の初のソロ・ヴォーカル曲となった04。桑田はこういう昭和歌謡風な曲を書かせても上手いですね。高田 みずえがカヴァーしてヒットしました。初のソロ・ヴォーカル曲ということで少し固い感じの歌ですが、それが今聴くと新鮮に聴こえますね。

6枚目のシングル曲だった05。横浜を題材にしたブルース色の強いバラード曲です。聴けば聴くほどに味が出るタイプの曲だと思います。特に思い入れが強い訳でも無いのにふと口ずさんでしまう、そんな曲でした。

軽快でポップ色の強い06。曲を先に書き、詞を後から付けるという桑田のソング・ライティング法を象徴したような曲です。

7枚目のシングル曲07。レゲエ調のナンバーですが、当時こんな曲を書き、しかもシングルにするというのは驚きでした。天才とバ○は紙一重というのを感じた曲ですね(笑)

ドラムの松田 弘がメイン・ボーカルのバラード曲08。この曲が凄く好きで、一時期この曲ばかり繰り返し聴いていたこともありました。おそらく赤い鳥の「竹田の子守唄」を捩ったであろうタイトルですが、サビのメロディーが耳に残る名ラブ・バラードです。

5枚目のシングル曲09。実はこの曲が、サザンの歴代シングル曲の中で1番好きな曲なんです。どこが良いと問われても困るのですが、メロディーや歌詞も含めて当時から妙にこの曲に惹かれれてました。私の中では強く夏を感じる曲になっています。

英語詞による10。桑田のヴォーカルを聴いていると日本人に生まれたのは間違いだったのでは?と思える曲ですね(笑)

当時のサザンの忙しさを歌ったバラード曲11。一躍スターになり、TV出演の連続で忙しかった頃の彼等の苦悩が伝わってきますね。歌番組を単純に批判するのではなく、自らを奮い立たせるようなタイトルにしておいて、思いの丈を歌っているのが桑田らしいところかも知れません。

おそらく自分の思い入れの強さのせいだと思いますが、今聴いても古臭く感じないのが不思議です。
今のサザンの曲を聴くと「いかにも桑田っぽいなぁ」等と感じることが多いですが、当時は出す曲出す曲が新鮮で驚きの連続でしたね。それに加えて、大学生だった当時の楽しい思い出が重なって曲に輝きを与えているのかも知れません(笑)
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by kaz-shin | 2007-07-30 00:01 | J-POP | Trackback | Comments(4) | |
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Commented by ocean at 2007-07-30 21:57 x
リクエストにお答えいただき『Tiny Bubbles』を取り上げてくださった上に、当Blogをご紹介していただき、誠に有難うございました!

まだちょっと青さの残る『Tiny Bubbles』... 丸みを帯びてきた『ステレオ太陽族』... 名曲揃い云々は別にして、僕にとっては思い入れたっぷりの2枚です♪

あの頃の輝きをもう一度! お互いに取り戻しましょう(笑
Commented by kaz-shin at 2007-07-31 00:15
oceanさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
リクエストに応えたというより、私自身が無性に聴きたくなってしまいました(笑)
曲の良し悪しよりも、アルバム自体に思い出が詰っているのかも知れません。
ですから、このアルバムはランダム・プレイでは絶対に聴かないアルバムなんです。

>あの頃の輝きをもう一度! お互いに取り戻しましょう(笑
そうですね。私の場合、早くも頭が輝き出してる気も・・・(笑)
Commented by kotaro at 2007-07-31 11:29 x
僕がサザンを聴いてたのはこの頃までで、
その後、桑田氏はエンドの曲のように、ホンネを言わなくなって
しまった。変節、変容したような感があります。

面白いアルバムでしたね。
タバコロードに…、すんげえぶっとんだ傑作です。
アーチスト桑田の本領と言うか。
なんだかDTの松ちゃんあたりが好きそうな通好みの1曲です。

アミューズ&サザンの関係もアマチュアっぽさを残してた頃は
ホント面白かった。音楽ビジネスの桁が完全に企業の域になって
からは、桑田氏は何かを捨ててしまいました。
それからあとの成功ストーリーは現在までご覧の通りです。

もう50代になったけど、見た目若い桑田佳祐さん。
ご本人も実はこの辺が一番好きなのかもしれませんね。
輝いていた、そう僕も思います。
Commented by kaz-shin at 2007-08-01 00:38
kotaroさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
言葉は悪いですが、売れることで音楽がつまらなくなってしまうケースは
多いですね。
サザンの場合、つまらなくは無いですし桑田さんらしい曲だとは思うのですが、
この頃のような驚きは次第に無くなってしまいました。
それでも、『KAMAKURA』辺りまでは聴いてましたが・・・。
この頃の曲は輝いてますし、桑田さんのヴォーカルも溌剌としていて良いですよね。

>タバコロードに…、すんげえぶっとんだ傑作です。
同感です。凄い曲を書くなぁと感心したのを覚えています。
日本人の感覚とは思えないですね(笑)
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