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AOR Light Mellow ~ SMJI Edition ~ ◇ 2007年 09月 05日
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今回紹介するコンピレーション・アルバムは、「知的な香りとスタイリッシュな響き。生活空間を彩るオトナのポップスをここに凝縮。今、改めてAOR!!」というキャッチ・コピーのもとに、中田 利樹、金澤 寿和の両氏が監修・選曲した2001年リリースのAORのコンピレーション・シリーズの第2弾、『AOR Light Mellow』のSMJI Editionです。前回紹介したWARNER Editionも相当AOR色が強かったですが、今回のSMJI Editionも負けていません。

AORを代表するアーティストを有するSMJIならではの選曲になっています。逆に素晴らしいアーティストが多いほど、コンパイラーとしては辛いのではないでしょうか?ベタな選曲するなら、中田・金澤両氏が選曲・監修に加わる必要がないわけです。おいしい曲は抑えつつも、多少マニアックな曲が入っていたりして絶妙なバランスが、このコンピレーション・アルバムの魅力だと思います。
AOR好きな人も納得のアルバムではないでしょうか・・・(笑)

『AOR Light Mellow ~ SMJI Edition ~』
01. LOWDOWN / BOZ SCAGGS
02. DO RIGHT (パステル・メッセージ) / PAUL DAVIS
03. SEEING YOU (For The First Time) / JIMMY MESSINA
04. FALLING IN LOVE / BALANCE
05. MAGIC / DICK ST. NICKLAUS
06. CASABLANCA / DANE DONOHUE
07. HERE'S THAT FEELING / THE McCRARYS
08. IF I SAW YOU AGAIN / PAGES
09. SING TO ME (歌っておくれ) / NED DOHENY
10. NOTHING IN THIS WORLD / GOOGIE AND TOM COPPOLA
11. JUST FOR THE MOMENT / RAY KENNEDY
12. YOU'RE ONLY LONELY / J. D. SOUTHER
13. GOIN' DOWN (ラストタイム・ラヴ) / GREG GUIDORY
14. LOVIN' AND LOSIN' YOU (追憶のパラダイス) / DWAYNE FORD
15. WHAT GOOD IS LOVE / BILL CHAMPLIN
16. WAIT A LITTLE WHILE / KENNY LOGGINS
17. WHY CAN'T WE FALL IN LOVE? (愛は果てしなく) / DENIECE WILLIAMS
18. GEORGY PORGY / TOTO

SMJIでAORと言えば、やはりボズ・スキャッグス。そんなボズの超名盤『Silk Degrees』(1976年)に収録されていた名曲01。もともとこの曲は、デビュー以前のTOTOが演奏していた「Tale Of The Man」という曲の間奏部のリフを元に作られた曲だそうです。

聴いていると心温まるSSWのポール・デイヴィスのナンバー02。1980年にリリースされた『Paul Davis (邦題:パステル・メッセージ)』に収録されていました。この曲も名曲ですね。

ジミー・メッシーナのAORの名盤『Oasis』(1979年)に収録されていた03。この曲は人気の高く、名曲と呼ぶに相応しい1曲ですね。夏の海にピッタリの1曲。

PEPPY CASTRO、BOB KULICK、DOUG KATSAROSというNYのスタジオ・ミュージシャン3人によるユニット、バランスの1981年のデビュー・アルバム『Balance』に収められていたナンバー04。美しいコーラス・ワークが魅力のアダルトなバラード曲です。

歌謡曲チックなAORの代表曲のひとつ、ディック・セント・二クラウスの『Magic』(1979年)のアルバム・タイトル曲05。何とも下世話な感じが魅力な曲で、私自身結構好きだったりします(笑)

デイン・ドナヒューが1978年に残した唯一のアルバム『DANE DONOHUE』に収録されていた06。バーティー・ヒギンスの曲とは同名異曲です。後半の演奏が素晴らしいナンバーですね。

マニアックな1曲07は、このアルバムで初めて聴きました。男女2人ずつの兄妹カルテット、マクラリーズが1978年にリリースした『McCrarys』に収録されていたソウルフルなナンバー。もともとがソウル系のグループらしいのですが、この曲の演奏にはジェイ・グレイドン、デヴィッド・フォスターが参加しています。ジェイ・グレイドンのソロも堪能出来ます。

1978年リリースの『Pages』に収録されていたメロウ・チューン08。ペイジズの魅力は何と言っても、リチャード・ペイジとスティーヴ・ジョージの素晴らしいコーラス・ワークですね。

ブルー・アイド・ソウル系SSW、ネッド・ドヒニーの名盤『Hard Candy』(1976年)に収録されていた09。アコースティックなサウンドを軸にしながらも決して軽くならず、実にソウルフルに仕上がった1曲ですね。

またもマニアックな曲です。トム・コッポラ、グーギー・コッポラ夫妻が1980年にリリースした『Shine The Light Of Love』に収録されていたナンバー10。この曲もソウル色の強いナンバーですが、グーギーのヴォーカルが心地良いナンバーです。

デヴィッド・フォスターのプロデュースにより、1980年にリリースされたレイ・ケネディのAORの傑作『RAY KENNEDY (邦題:ロンリー・ガイ)』に収録されていた名バラード曲11。

思い切り西海岸しちゃってるJ. D. サウザーの代表曲12。1979年のアルバム『You're Only Lonely』のアルバム・タイトル曲ですが、個人的にはあまり好きではない曲なんです(笑)

ブルー・アイド・ソウル系AORシンガー、グレッグ・ギドリーの1982年リリースのアルバム『OVER THE LINE』に収録されていた名曲13。

ドウェイン・フォードが1981年にリリースした『NEEDLESS FREAKING (邦題:ストレンジャー・イン・パラダイス)』に収録されていた14。デヴィッド・フォスターがプロデュースしたAORの名盤の1枚ですね。スティーヴ・ルカサーのハードなギターが印象的な1曲。

AOR系アーティストのコーラス要員として欠かせない存在であるビル・チャンプリン。彼の1stアルバム『SINGLE (邦題:独身貴族)』に収録されていた15。デヴィッド・フォスターがプロデュースの上、ジェイ・グレイドンのギターが炸裂するという贅沢な1曲です。

恐るべきヴォーカリスト、ケニー・ロギンスの1978年にリリースした2ndソロ・アルバム『NIGHTWATCH』に収録されていた16。FUSIONっぽいサウンドに乗せて、素晴らしい歌声を聴かせてくれるナンバーで、個人的に大好きな1曲です。

デヴィッド・フォスター節全開の美しいバラード・ナンバー17は、デニース・ウイリアムスが1979年にリリースした『When Love Comes Calling』に収録されていました。プロデュースは、もちろんデヴィッド・フォスターです。素晴らしい歌声とモーリス・ホワイトのファルセット・ヴォイスのコーラスが際立った名バラードです。

SMJI Editionの最後を飾るのは、SMJIのAORでは欠かせないグループTOTOの登場です。
1978年のデビュー・アルバム『TOTO (邦題:宇宙の騎士)』に収録されていた、AOR好きな人にはお馴染みのナンバーですね。この曲、ボズ・スキャッグスに歌って欲しくて仕方のない曲なんです(笑)

どうですか?そんじょそこらのAORのコンピレーション・アルバムとは一味も二味も違うアルバムだと思いませんか?実はこのシリーズは7枚あるのですが、私は6枚集めました。今になって全部揃えとけば良かったと後悔しています(笑)
とにかくドライブのお供にも、静かにお酒を飲みながらでも、BGMとして最適なアルバムです。
次回もこのシリーズから紹介したいなと思っています。
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by kaz-shin | 2007-09-05 02:34 | Compilation / Cover | Trackback | Comments(4) | |
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Commented by Kenny U at 2007-09-05 15:37 x
ディック・セント・二クラウス「Magic」は、良いですね!
私もとっても思い出に残っている曲のひとつです!
この人は何故か関西でだけ名前の知れた人だとか…っと、聞いた事がありますよ!
貴方は、リリース当時、FMとかで耳にされた事ありましたかー??
私は、この『Magic』のレコード、デジタル化済みで、大事に押入れにしまってありまーす!
Commented by kaz-shin at 2007-09-06 01:21
Kenny Uさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
ディックは、確かに関西から人気が出た人ですね。確か「Osaka」という
曲もあったと思います。
この曲は流行った頃、リアルタイムで聴いてましたよ。
あの高中さんも関西の方で先に人気が出たという話を聞いたことがあります。
Commented by 猫になりたい哲学者 at 2010-03-03 19:29 x
osakaではなく「osaka moon」ですね。大阪のホテルから見えた夜景とその月の綺麗さに感動して返礼の意味もこめて作られたとか。この盤の選曲を担当しているN氏が収録されている2ndアルバムを曲のばらつきがあり馴染めないと評し、当時アメリカでは発売を拒否され日本でのみ発売などと散々なものですが、私は1st「Magic」に負けず劣らず傑作盤であると思っていてネット時代になってそう評価している人がいらっしゃって独りよがりじゃなかったと安堵したものです。Kazさんの記事見ていても本当に音楽に対する好みって人によって様々で掴みづらいなぁと実感します。歌謡曲風の5だけで判断されがちですが、かなりAOR風が強いメロディーメーカーで認められなかったのは不運だったと思います。でも…この時代は大阪からこういう才能を発掘していく気風があったんですねぇ…。今じゃ申し訳ないですけど東京への対抗意識は強いものの、こういうお洒落な文化を発掘したり作り出したりする力や香りがもう見受けられない気がするのが残念です。(もしかしたらここの常連さんんみたいに文化的な人達のソサエティにはあるのかもしれませんが)
Commented by kaz-shin at 2010-03-04 01:29
猫になりたい哲学者さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
ご指摘ありがとうございます。なにしろ2ndは所有してませんし、昔友人に聴かせてもらった時の記憶だったので・・・。
音楽の好みって本当に面白くて、自分でも基準が分かりません(笑)
これはもう感覚論なんで、どんなに友人・知人、あるいは評論家が良いと言っても良いと思えない作品も沢山ありますしね。
ですから音楽ブログって結構難しいんですよね。深く考えると記事を書けなくなってしまう。
お薦めしたアルバムをもし気に入ってもらえなかったら・・・なんて考えると正直怖いですよ。
ですから、あくまでも自分の好きな音楽を紹介するだけだと自分に言い聞かせながら書いてます。

私が大学生の頃は、関西の方が音楽に関しては先取りしていたという印象が強いですね。随分大阪の友人に良い音楽を紹介してもらいましたから・・・。
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