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PLANET 3_A HEART FROM THE BIG MACHINE ◇ 2007年 09月 12日
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今回紹介するのは、1991年にリリースされたジェイ・グレイドン率いるPLANET 3の唯一のアルバム『A HEART FROM THE BIG MACHINE』です。メンバーは3人、
ジェイ・グレイドン : ギター、キーボード、プログラミング
クリフ・マグネス : ヴォーカル、リズム・ギター、キーボード、プログラミング
グレン・バラード : キーボード、プログラミング

ジェイ・グレイドンは勿論のこと、他の2人もソング・ライター/プロデューサーとして活躍していたらしく、いわゆる音作りの職人が集まったユニットと言えるでしょう。プロデュースがPLANET 3名義になっているところからも、そんな雰囲気は伝わってきます。
PLANET 3のサウンドをジェイ・グレイドンは、「Chicago meets Def Leppard」と語っているように、アグレッシヴな割とハードなギター・サウンドを軸としたポップ・ミュージックを展開しています。
要するに美しいメロディーとロック・サウンドの融合みたいな感じでしょうか。リズムは基本的には打ち込みなので単調になりがちなんですが、ジェイ・グレイドンの素晴らしいギターのおかげで安っぽくはなっていなのはさすがです。

『PLANET 3 / A HEART FROM THE BIG MACHINE』
01. BORN TO LOVE
02. FROM THE BEGINNING
03. INSINCERE
04. CRIMINAL
05. I DON'T WANT TO SAY GOODNIGHT (永遠の夜を君と)
06. WELCOME TO LOVE
07. THE DAY THE EARTH STOOD STILL
08. ONLY YOUR EYES
09. MODERN GIRL
10. I WILL BE LOVING YOU

打ち込みの軽快なリズムに乗せ、冒頭からジェイ・グレイドンのギター・ソロが聴ける01。ロック・フィーリング溢れるギター・サウンドと、クリフ・マグネスのハイ・トーンのヴォーカルが上手くマッチしていて心地良く聴けるナンバーです。

幻想的なイントロが印象的な02。ディストーションを効かせたギター・サウンドがロック・ナンバーですね。演奏はハードなんですが、クリフのヴォーカルが全体の雰囲気を和らげています。この曲でもジェイ・グレイドンのギター・ソロが炸裂します。

ライブでの演奏しているかのようなSEを入れた美しいバラード曲03。スケールの大きさを感じるナンバーで、間奏でのジェイのギター・ソロはハードな音色ながらも美しいフレーズの素晴らしい演奏です。

軽やかなテクノ・ポップといった感じの04。打ち込み色を前面に出した曲ですが、メロディーによく似合っていて面白い仕上がりになっています。リフを巧みに使うあたりジェイ・グレイドンらしく、ソロがまた良いのです。

当時、TBS系の人気TV番組「世界ふしぎ発見!」のテーマ曲だったバラード曲05。エアプレイ時代を彷彿させるメロディアスなナンバーです。まさにAORな1曲で、シングル・カットされました。

ジェイ・グレイドンのギターが前面に出たミディアム・ポップ・ナンバー06。ギター・リフもクリアな音色とディストーションを効かせた音色を巧みに使い分けています。雰囲気が大好きな曲です。

クリフのヴォーカルとコーラス、ジェイのギターが耳に残る大人の雰囲気を持ったポップ・ナンバー07。個人的にサビのメロディーが大好きです。

しっとりと聴かせるバラード曲08。静かで落ち着いた雰囲気の中、クリフが熱唱しています。間奏でのリリカルなアコースティック・ギターの短いソロが光るナンバー。

意図的に打ち込みを前面に出し、弾けるようなポップな雰囲気が楽しい09。80年代半ば以降の流行った感じのポップ・ナンバーですね。この曲ではジェイ・グレイドンはバッキングに徹しています。

日本でのLEVI'SジーンズのCMの為に書き下ろされたという10。スケールの大きなミディアム・バラード曲です。唯一この曲のみ、ジョン・ロビンソンがドラムを叩いています。聴き所は何といってもジェイのギター・ソロです。このソロを初めて聴いた時は鳥肌が立ちました(笑)

以前紹介したAORの超名盤であるエアプレイの『AIRPLAY』でのジェイ・グレイドンは、どちらかと言うとソング・ライティングとサウンド・メイキングに徹底的の拘っていたように思います。
しかし、本作では曲作りは他の2人に任せて、ひたすらギターを弾くということに拘ったギタリストとしてのジェイ・グレイドンが存在します。しかも、彼のプロデュース作品ではあまり聴くことの出来ないようなハードでロック色の強いギターを堪能出来ます。ギタリストとしてのジェイ・グレイドンが好きな私としてはたまらない1枚になっています(笑)
曲の完成度で言えば、到底『AIRPLAY』には敵わないと思いますが、ギター・プレイに関しては圧倒的に本作に軍配が上がりますね。ジェイ・グレイドンのギターが好きな人はぜひ聴いて欲しい1枚です。
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by kaz-shin | 2007-09-12 00:45 | 洋楽系 | Trackback | Comments(4) | |
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Commented by at 2007-09-12 21:44 x
最近、音楽にどっぷり浸かれる時間が少ないこともあり、山積みになった未だ未開封のCDが日々増えていくことに一抹の不安を覚える今日この頃です。(笑)
こうなると、少しの時間を見つけては適当な作品から聴いていくのですが、やはりじっくり聴き入るといったことは二の次になっているせいか、ほとんど印象に残らないというのが正直なところです。

この「Planet 3」も確か同じ状況で聴き始めた作品だったと思いますが、初っ端からぶっ飛んだ記憶が強烈に脳裏に焼きついています。
とにかく、カッコイイ...の一言でした。
確かに全体的には打ち込みサウンドとJayのハードなギターで煩いことに違いはないのですが、覚えやすいメロディーとハイトーンコーラスの美しさが、まるでオブラードの役目をはたしているかのようにうまくサウンドを柔らかく包み込んでいるようで、それほど煩く感じないのは本当に不思議です。
中でも03と05の美しさは、個人的にもまさに〝一本取られましたぁ~〟...といった感じでございます。

Jayのギターサウンド好きを度外視しても、思い出した頃に聴きたくなるような好アルバムですよね!
Commented by kaz-shin at 2007-09-13 00:48
夢さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
音楽に浸れる時間が無いというのは辛いですよね。
私は余裕こそありませんが、毎日記事を書きながら音楽が聴けるので
一石二鳥です(笑)

このアルバムは確かジャケットも変わり、収録曲も多少変えて再発されたような記憶があります。
私は余程の事が無い限りは買い直すことをしないので、再発盤の音がどうなのかは知りませんが、
でもオリジナルを聴いてるとい満足感はありますね。
サウンドはハードですが、メロディーがキャッチーですしクリフのヴォーカルも素晴らしく
本当によく出来たアルバムだと思います。もちろんジェイのギターが楽しめるのが1番ですが・・・(笑)
Commented by Kenny U at 2007-09-23 23:47 x
たしかにこのアルバムはジャケット違いがありますよ!
私は二枚とも持っています!

もう一枚は『MUSIC FROM THE PLANET』というタイトルで
2002年にリリースされました。
収録曲については、「I WILL BE LOVING YOU」がカットされて
変わりに「DREAMERS」というバラード曲が収録されています。
(10曲目だけが変わったという事になりますね)

私も余程の事が無い限りは買い直すことは無いのですが、
中古で安く入手出来るチャンスがあったので
おもわず手が出てしまいましたー(笑)
Commented by kaz-shin at 2007-09-24 01:37
Kenny Uさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
2002年盤も聴きたいなとは思うのですが、ほとんど同じ内容なら他の
アルバムを買おうと思ってしまうので、なかなか購入に至りません(笑)
でもBOOK OFFとか中古店で安く入手出来るのだったら、絶対に私も買いますね。
そういう意味では中古店はありがたいですよね。
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