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小松 康伸_FEEL SO GOOD ◇ 2008年 02月 16日
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今回紹介するのは、とてもマニアックな1枚だと思います。ほとんどの方はご存知無いかもしれません。
1987年にリリースされた小松 康伸の2ndアルバム『FEEL SO GOOD』です。実は私もこのアルバムを買うまでは全く小松 康伸なるアーティストを知りませんでした。1960年生れということは私とほぼ同年代で、1982年にトリオ・バンド「TRUX」結成して1986年にソロ・デビューという経歴のようです。このアルバムを購入した理由は、いわゆるジャケ買いというやつです。「このジャケット写真のどこがいいの?」と不思議に思われるでしょうね(笑)
実は裏ジャケが良かったんです。その写真が↓です。

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このジャケット写真とそこに書かれてあった曲名に惹かれて購入した無謀な1枚なんですね。この写真からはCITY POP調のイメージを受けますが、実際はロック色の強いアーティストです。作詞・作曲もこなし、全曲小松 康伸が作曲していますが、結構キャッチーなメロディーが多いです。またアレンジが全曲佐藤 準なので、ロック・テイストの濃い中にも洒落たサウンドが心地良く、CITY POP好きな私にも違和感無く楽しめる1枚です。声質はまさにロック向きで、大友 康平と世良 公則を足して2で割ったみたいな感じと言えば伝わるでしょうか(笑)

参加メンバーを見てもロック色の強さを感じてもらえると思いますが、青山 純(ds)、伊藤 広規(b)、小松 康伸(a.g)、北島 健二(g)、ジョージ鎌田(g)、佐藤 準(key)、国吉 良一(key)等という顔触れになっています。北島 健二というのがいかにもって感じですよね。

『小松 康伸 / FEEL SO GOOD』
01. Sherry
02. かくしきれないTeary Face
03. 鏡の中の偽りのフェイス
04. Sentimental Elegy
05. Rainy Day
06. 12月の雪
07. Brown Eyes (LP Version)
08. Lonely Friday
09. Salty Moon Night

青山&伊藤のリズム隊のコンビネーションが心地良いCITY POP色の強い01。なかなか洒落たナンバーです。それにしても「Sherry」というタイトルの曲は結構ありますが、どれも不思議と良い曲が多いですね。私が好きなのは中山 美穂、林田 健司(名曲)ですね。

コーラス・ワークで始まる02は、往年のジャーニーみたいな産業ロック路線のアレンジが楽しいナンバーです。メロディー的には親しみやすくアレンジ次第ではCITY POP風になったであろうといった感じですね。

キャッチーなポップ・ロック・ナンバー03。全盛期のBOØWYを彷彿させる感じで、化粧品会社のCMとタイアップ出来そうなシングル向きの曲という感じがします。実際にシングルになっているかも知れません。

ハードな演奏に歌謡曲チックなメロディーの04。三原 順子が歌ったら似合いそうな歌謡ロックといった感じの1曲です。

ウエスト・コースト・ロック風なミディアム・バラード・ナンバー05。この曲でのヴォーカルは本当に世良 公則にそっくりな感じです。シンセを効かせたアレンジが雨に煙った感じをうまく表現している気がします。

ブルース色の強いロック・ナンバー06。曲名からのイメージだとバラードっぽい感じですが、骨っぽい曲なっています。柳 ジョージが歌っても似合いそうなナンバーだと思います。

"LP Version"となっているので、シングル曲であろう07は、乾いた風のような爽やかなウエスト・コースト・ロック風なナンバーです。個人的には03の方がシングル向きだと思うのですが・・・。しかし、ドライビング・ミュージックには最適な曲と言えるでしょう。

CITY POP風なアレンジが印象的なミディアム・ナンバー08。初期の佐野 元春風という感じでしょうか。アルバム中で最もロック色が薄く、ポップな仕上がりの曲かも知れません。

しっとりとしたバラード曲09。佐藤 準らしいシンセを巧みに使ったアレンジが素晴らしい1曲です。

ドライブのBGMにぴったりな感じなアルバムで、聴けば聴くほど味の出てくるそんなアルバムです。それにしても80年代というのは、本当に様々なアーティストが頑張っていた時代だったんだなとつくづく思いますね。まだまだ私の知らない素晴らしいアーティストが沢山いるんだと思うと、BOOK OFF探索にも自然と力が入りますね(笑)
このアルバムを聴いてから、小松 康伸の1stアルバム『The Lonely Night』(1986年)を探しているんですが、なかなか見つかりません。もし見つけたら機会を見てまた紹介したいと思います。
ネットで検索してみたら現在でも活動されているようですね。ぜひ、頑張って欲しいなと思います。
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by kaz-shin | 2008-02-16 08:00 | J-POP | Trackback | Comments(20) | |
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Commented by 小松康伸 at 2008-04-03 00:53 x
なつかしいアルバムですが!詳細な解説ありがとうございます!
Commented by kaz-shin at 2008-04-03 23:18
小松康伸様、コメントありがとうございました。
まさかご本人が、こんな拙い記事を読んで下さり、ましてやコメントを頂戴するなどと
夢にも思っていませんでしたので、好き勝手なことばかり書いてしまったこと申し訳無く思っています。

言い訳では無いのですが、このブログは私を元気付け、楽しませてくれた素晴らしい音楽を
紹介したくて始めたブログですので、決して悪気はございません。

正直なところ、記事をご本人に読んで頂けたことは本当に嬉しく、励みになりました。
ありがとうございました。

これからのご活躍、心よりお祈り申し上げます。
Commented by kotaro at 2008-04-05 02:31 x
ぼくも「鏡の中の偽りのフェイス」は好きなテープの中に
入っているのでさびの所は諳んじて歌えます。
ご本人さんもカキコしていただき大変嬉しいです。

今度カラオケで探して歌ってみようっと。
連れ歩くのは20代の女の子がいいですね♪
Commented by kaz-shin at 2008-04-05 12:24
kotaroさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
本当にご本人にコメントを頂戴して驚きました。
こんな訪問者数もしれてるブログを見つけてくれたことが、何よりも嬉しいです。
反面、やはり記事は慎重に書かないといけないなと自分を戒めております(笑)

最近、とは言っても10年位カラオケ(ボックスですが)には行ってないですね。
曲もあれこれ揃ってるんでしょうねぇ。
Commented by 猫になりたい哲学者 at 2008-04-06 11:53 x
kaz-shinsなnご本人様からコメントがもらえるなんて
良かったですね。私もかなり前
(前世紀末から今世紀初め頃だったと思います)
まだまだ昔のCDが廃盤や未CD化の嵐だった頃
音楽を語る掲示板で「岸正之さんは作曲家として出てきた
時期が悪かったから知名度は高くないが、
(セールス的には成功しなかったけど)
これこれと言う名曲があるんだー」と書き込んでいたら、
ご本人様から「そんな昔の作品を未だに大事に思ってくださって
大変嬉しいです」主旨の丁寧なコメントを書き込んでくださり、
大変嬉しく恐縮した事を思い出します。
ネット世界内ではネットの影響力を過剰に誇ってる風潮が
あると思ってますが、ただ本当に世界が狭く
、誰が観ているか分らないんだなぁという事を実感し、
匿名であっても発言には気をつけないとと思った出来事でした。
でも本当に嬉しいですよね。
それにこのブログの役割がますます期待されますね。
すいません、このCDのコメントがひとつも無いのに書き込んでしまって。
Commented by kaz-shin at 2008-04-06 12:07
猫になりたい哲学者さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
本当にアーティストご本人からコメントを頂戴するなんて、嬉しくもあり責任人感も感じますね。
本当に好き勝手書いてますんで・・・(汗)
でも記事に関して、不快に感じていないからコメントを頂戴出来たのかなとも思いますし。
これからは一層力を入れつつも慎重に記事を書いていこうと思います。

以前、福島邦子さんのアルバム『TO』を紹介した時も、アレンジャーだった杉山TOMさんに
コメントを頂戴した時も本当に嬉しかったです。
ネットの世界は広いようで狭いというのは確かですね。

話は変わりますが、私も自分でブログを始めるずっと前に、あるCITY POP関連のサイトの掲示板に
岸正之さんの1stアルバムは最高なんですが、ミュージシャン・クレジットが記載されていなくて
残念と書いたら、丁寧にレスを頂きミュージシャンを教えて頂いたことがあります。

そんな暖かい人柄に一層ファンになってしまいました(笑)
Commented by 小松康伸 at 2008-04-09 00:05 x
本当に感激してます!20年近くになるアルバムを聴いていただいて、1曲ずつ感想まで、生きる強さがわいてきます。ありがとうございます!今も曲は書いているのですが、もしまたCDになりましたら是非聴いてください。
Commented by kaz-shin at 2008-04-12 09:57
小松康伸様 再びのコメント本当にありがとうございます。
私には過分なお言葉の数々・・・、恐縮してしまいました。
逆に私の方こそ、素晴らしい音楽を我々に届けて下さり、楽しませていただいた事、
本当に感謝しております。ありがとうございました。

CDがリリースされましたら、必ず聴かせて頂きます。
これからのご活躍、心よりお祈り申し上げます。
Commented by のぼる at 2008-12-23 15:27 x
小松康伸さんの2枚のアルバムを持っている,のぼるといいます.はじめまして.3枚目のアルバムが出るかどうかで消息が途絶えた気がします.ずいぶんと忘れていたのですが,ひさしぶりに出てきたCDの音源をipodに移そうとして,このブログに辿り着きました.1枚目も凄く良いですよ.おじゃましました^^
Commented by kaz-shin at 2008-12-24 23:55
のぼるさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
この記事を書いたあと、1枚目もずっと探しているのですがなかなか見つかりません。
機会があればぜひ聴いてみたいと思っています。
Commented at 2008-12-26 00:29 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by のぼる at 2008-12-26 00:34 x
受け取ったらお知らせ下さい.お願いします.
Commented by kaz-shin at 2008-12-27 00:01
のぼるさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
確かに受け取りました。本当にお気遣いありがとうございました。
Commented by のぼる at 2008-12-27 00:18 x
良かったです.これからも機会がありましたら,よろしくお願いします.
Commented by kaz-shin at 2008-12-27 02:39
のぼるさん、こんばんは。
本当にありがとうございました。これからもよろしくお願い致します。
Commented by 哲学者になりたい猫 at 2010-03-17 04:34 x
いや、びっくりしましたさっきテレビに出てましたこの方。それは「熱血オヤジバトル 関東・甲信越予選大会」というバンド大会なんですけど当前ですけど優勝してました。オリジナル曲を演奏したのですが素人の私が聴いても曲の出来&音が他のバンドと比べて全然違っていて、審査員の近田春夫さんも「腕がいいのか、楽器がいいのか」と冗談をいれながらもやはり音が(他の人と)一ランク違うと総評を述べていました。ミュージシャンまでやってた人だと(番組内ではローマ字表記(苗字、名前を英語式に反対にして)のみがプロ時代の名前で出てたもんで)どういう人だったんだろうって検索してみたら…ここ二すぐ辿り着いて(笑)今この方ゴルフのインストラクターで生計立てていらっしゃると紹介されていました。ずいぶんと多才な人なんですね。2月全国大会が福岡であったそうで21日の午後 11時からNHKで放送されるそうなのでKaz-shinさんも機会があったらチェックしてみたらどうでしょう。バンド名は「1960」だそうです。HPみたらご丁寧にもう決勝の結果が出ていました。結果は…ご想像の通りです(笑)最後に音楽好きの猫がひと言言って置きたい事を…この出場は反則ですって(爆)
Commented by kaz-shin at 2010-03-20 02:41
哲学者になりたい猫さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
レスが遅くなり、本当に申し訳ありません。
何しろ最近仕事がハードで・・・。体力的に限界に近い状態です(笑)

そうですか。素人さんがメインのバンド大会に出場していたんですか!
それは確かに反則かも知れませんね(笑)
久しぶりに小松さんのHP見ました。現役で頑張っておられるようで嬉しいです。
ぜひとも21日の放送見たいと思います。生で歌っている小松さんを拝見するのは初めてですから楽しみです。
Commented by 哲学者になりたい猫 at 2010-03-22 21:48 x
番組ご覧になりましたか?反則だったでしょう?(笑)

でも各出場者の様々な人生を経て奏でられる演奏は上手い下手はとまかく見ているこちらも元気をもらえますよね。
Commented by kaz-shin at 2010-03-22 22:37
哲学者になりたい猫さん、こんばんは。コメントありがとうございます。
録画してあるのですが、実はまだ観ておりません。
これから観ようかなと思っていたところです。
音楽を心から楽しむ、単純なことですが音楽を奏でる方にとっても聴くだけの方にとっても1番大事なことなのかも知れませんね。
Commented by ej178 at 2012-06-21 00:01 x
はじめまして(^^)
自分は正に、このNHKの番組で1960を知って、
突出したカッコいいサウンドに魅了され大ファンになてしまった者です。
後追いでCDを買いました。
最近、生で演奏していただく機会をいただけて、更に圧倒されました。
今でもメチャメチャ迫力ある歌声で、痺れました!
自分は「鏡の中の偽りのフェイス」と「赤いルージュ」が特に好きなので、
目の前で両曲とも聞けた時は大興奮でした!
もし機会があったら、ライブに足を運んでみることをオススメします!
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